作り置きおかずで料理の負担を減らす

おかず(特に前菜)の作り置きは、料理の精神的負担を軽くしてくれる。

透明なガラスの器3つに、きゅうりとキャベツの浅漬けと、大根の漬物と、あさりのぺペロンチーノが入っている。

↑ ある日の作り置き前菜。きゅうりとキャベツと大根の浅漬けと、あさりのぺペロンチーノ

外出先から慌てて帰ってきてリビングに飛び込むと、家族は既にテーブルの前に腰掛けていて、「ご飯まだかなあ」と待っている……こうした光景は、家族と住んでいる方なら誰でも、一度は身に覚えがあるだろうと思う。

そうした時、作り置きのおかずが1品でもあれば、間違いなく時間稼ぎが出来る。私自身、前菜の作り置きがあったお陰で、何度「助かった…」と安堵したか知れない。

作り置き前菜の作り方・おすすめの食材

前菜の作り置きでレギュラーを務める食材は、どこのご家庭でもだいだい決まっているのではないかと思う。(だからこそTVドラマを見ながら作れるわけだが) 我が家では、生で食べられるかすぐに火が通る食材が、数多くラインナップしている。

常温保存編

気温が低い晩秋から冬の季節は、暖房さえ切っておけば朝9時頃までテーブルでおかずを常温保存できるので、「せっかく作ったのにおかずが冷蔵庫に入らない!」とイライラすることがない。料理が腐りにくく、何を作ってもそれなりに長持ちするので、作りおきおかずを作り始めるにはおすすめの時期。

乾物を組み合わせてそのまま食べるおかずは、季節を問わず常温保存できる。
我が家では、塩昆布(塩昆部長)・海苔・かつお節・とろろ昆布・あみえび・ごまなどをみじん切りしたふりかけを、気が向いたときに作り置きするが、このふりかけは乾物揃いなので常に常温保存している。
塩昆布の塩味が効いており、かつおやえびなどダシの出るものがたくさん入っているので、白いごはんにかけるとこれだけで美味しく、栄養価も悪くない。醤油の代わりに、冷ややっこやほうれんそうのお浸しにふりかけても合うので、減塩にもなる。

包丁で地味に切って作ることが多いが、フードプロセッサーをお持ちの方はそちらを使う方が楽。

ちなみに真夏でも常温保存ができたのは、

  • はちみつ漬けの梅干し
  • 市販の佃煮

くらいで、さすがに種類が少ない。市販の佃煮のように味の濃いものは、真夏でも1~2日常温でもったので驚いた。

透明な桃色のプラスチックの蓋がついた透明なガラスの器に、ニンジンのきんぴらが入っている

↑ 作りおきその2。人参のきんぴら。
この日の作りおきはこの1品しかなかったが、何も無いより1品でもあった方が心理的に楽。

冷蔵保存編

夏に入ると、乾物以外の食材は全て冷蔵庫行きになる。

練り製品

かまぼこ・じゃこてん・さつまあげ・魚肉ソーセージ・かにかま・ちくわなどを一口大に切り、見栄えよく器に並べるだけ。最もお手軽簡単低カロリーだが、常温で良し、軽くレンチンしても美味で、なかなかにあなどれない。

特にさつま揚げ↓は、中に入っている具材によって、枝豆揚げ・きくらげ揚げ・紅ショウガ揚げさまざまな種類がある。紅ショウガなら赤、枝豆なら緑と、食卓に乗せて見栄えが良く、栄養も同時にとれるのでイチ押し。

高浜蒲鉾 さつま揚げ詰合せ SO-1 鹿児島県産 いちき串木野名産 つけ揚げ
髙浜蒲鉾

ちくわは、「きゅうりちくわ」にすると美味しい。ちくわの空洞部分に、細長く切ったキュウリを押し込んで一口大に切るだけ、という超お手軽簡単料理。きゅうりの緑が入るので、見栄えも悪くない。きゅうりの代わりにプロセスチーズを入れても美味。
簡単すぎてさすがにAmazonで販売されていなかったので、食品サンプルの画像↓だけ貼っておきます。

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クリームチーズ(kiri)の醤油漬け

お酒好きがいらっしゃるご家庭には、おつまみ風の前菜を作り置きすると喜ばれる。
例えば、kiriのクリームチーズを1cm×1cmくらいのさいころ型に切り、だし醤油を吸わせた後、海苔をちぎってまぶすだけで、お酒のつまみになる。

東京の著名なおにぎり専門店の売れ筋第1位が「クリームチーズと明太子と醤油のおにぎり」であることを知り、半信半疑で作ってみたら、家族に触れまわってしまうほど美味しいおにぎりが出来たことに由来している(笑) 明太子はあると混ぜるが、普段は家にないことが多いので割愛した。

漬け物・キムチ

塩分を摂りすぎてはいけない方に漬物はたくさん出せないが、汗をかく学生さんが多いご家庭なら、浅漬けは作りやすくて保存もきくのでおすすめ。茄子・キュウリ・大根などの余り野菜を一口大に切り、袋やボウルに入れて「浅漬けのもと」↓に30分以上浸け込めば完成。冷蔵庫保存する際は市販のたくあんと一緒に詰めると、見栄えも良くなる。

以前キムチというとスーパーで買うのみだったが、「キムチの素」という小瓶がスーパーで売られ始めてからは、手作りキムチが自宅で簡単に作れるようになった。きゅうり・ダイコン等の野菜を切り、「キムチの素」に浸けこむだけというお手軽さ。素晴らしい。チーズとキムチもよく合うので、プロセスチーズと混ぜて食べるのもおすすめ。

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生野菜

洗う→切る→盛り付けと三段活用が必要な生野菜は、冷蔵庫保存して1~2日経つと色が悪くなってきて、少々使いづらい。だが、水洗いしただけのミニトマト、ざく切りきゅうり&キャベツに味噌マヨネーズを添えたものはどうも捨てがたいので、夏は準レギュラー化している。

果物

おかずではないが、甘夏↓やスイカなど、切ったり皮をむいたりしても変色しない果物は、前菜代わりに食卓に出してしまっても。食事前に食べても重たくない上に、老若男女食べてくれるので割と重宝する。
ふるさと納税を使えば、実質無料に近い金額で産地直送のものを食べられるようになったので、近年はより一層便利になった。

このうちどれか1品でもあれば、5~10分は時間が稼げる。その間に肉か魚を焼いて味噌汁を作ってしまえば、そこそこ満足感のある食事ができる。ちなみに、5分時間が稼げて家族のお腹が少し満たされると、メイン料理を作り終わるまであと10分待ってくれる確率が飛躍的に高まるように感じている(笑)



作りおきした前菜を保存する

透明な蓋がついた透明なガラスの器

作りおき前菜を保存する器は、何でも構わないのだが、懐に余裕のある時に質の良く蓋のついたガラスの器を揃えておくと、後々楽になる。
見栄えのいいガラスの器に入っていると、5分で作ったお手軽簡単前菜が、意外と手抜き料理に見えないから(笑)

iwakiのパック&レンジ(200mlサイズ)を斜め上から撮影した写真。蓋はグリーンで中には何も入っていない。

↑ IWAKIのガラス容器(200mlサイズ) 小さいので取り扱いが楽

ガラス製や陶器製で、2〜7cmの深さのある器を2〜3つ用意して、使い回すのがおすすめ。特に透明ガラスに透明な蓋が付いている器は、冷蔵庫に入れたとき2段に重ねることができるので、冷蔵庫収納が楽。
蓋や本体が透明だと中身がすぐ判別でき、せっかく作ったのに食べ忘れて腐らせる…という失敗も少ない。

iwakiのパック&レンジ(200mlサイズ)を真上から撮影した写真。蓋はグリーン。

↑ IWAKIのガラス容器は、奥にいくほど狭くなっている。中が見やすく、容器も重ねやすい

逆に、100円均一でよく売っているようなプラスチック製タッパーは、お子様が小さくガラスが危ないご家庭以外は、使わない方がいい。
というのも、プラスチック製のタッパーに入れた途端、例え30分以上手間暇かけて作った料理だったとしても、ちょっと不思議なほど美味しくなさそうに見える。作りおきのおかず、帰宅後5分以内に食べ始められるのが必須条件なので、タッパーからいちいちお皿に取り分けるのも時間と手間が勿体ない。