応用情報処理技術者試験対策のおすすめ参考書 「要点早わかり 応用情報処理技術者 ポケット攻略本」(大滝みや子 著)

応用情報処理技術者試験に4ヶ月で合格した際に使用した本。主に午前問題対策に利用した。
応用情報に出題されるIT基本用語が一通り網羅されているので、基本的な技術の仕組みを理解することと、試験直前の単語の覚えなおしに一役買ってくれた。

■「要点早わかり 応用情報処理技術者 ポケット攻略本」の説明

システム技術に関する基本的な用語や考え方が、応用情報処理技術者試験において重要かつ頻出のポイントを中心に、解説されている本。
全体が1~6章に分かれており、1~4章がテクノロジ系、5章がマネジメント系、6章がストラテジ系という構成。全275ページ中、テクノロジ系で計280ページ弱が割かれている。

2ページに1~2問程度の割合で、四肢択一の問題が掲載されており、インプットした知識をすぐさまアウトプットし、知識を定着出来るよう構成されている。各分野の末尾には、数は少ないが、午後問題の類似問題も掲載されている。

本の厚みの部分(前小口)に章ごとのインデックスが付いているので、目的の章をすぐに開くことが出来、地味に重宝する。

縦18cm、横13cm、厚さ2cm。重さ427g。
定価1480円(税別)。

ブログ管理人は、2011年10月初版第1刷を利用。
その他に、改定版(2014年発売)、改定3版(2017年発売)の2種類が出版されている。



■「要点早わかり 応用情報処理技術者 ポケット攻略本」を使用した感想

IT系参考書にしては珍しく、小さく持ち運びしやすい書籍だったので、どこにでも持ち歩いてちょこちょこ読み進めることが出来、重宝した。職場には勿論、休日に趣味のクロスバイクで遊ぶ時も鞄に入れておき、ヒルクライム(自転車での山登り)の合間に、この本を取り出してよく読んでいた。

説明と問題のバランスが良く、全体的に端的にまとまっているので、スマホで都度調べなければ理解できないような、分かりにくい項目が少なかった。学習している時はメモや余白があまり必要なく、淡々と読み進めて知識を身につけていくことに集中できる本だった。

どのページも黒と青のインクしか使われていないので、苦手な箇所を赤ペンや蛍光ピンクのラインマーカーで目立たせて使うとより便利。ページをぱらぱらめくってもすぐに目立つので、その部分だけを繰り返し読み返せるようになり、地味に重宝する。


応用情報を取得し5年が経った頃、高度情報処理技術者試験の対策のために改めて本書を読み返したが、データベース分野など自分が普段から実務でよく使っている分野については、重要かつ基本的な事柄がきちんと網羅されているな、と感じた。

SELECT文やCREATE TABLE文などデータを抽出するための技術の基礎から、主キーや外部参照などデータをどのように整理して格納するかの基礎、データの更新時についてまわるトランザクション制御の考え方など、「この部分はさらっとでも理解しておかないと、素人扱いされるな…」と感じる項目が多かった。

また、IT業界では自分の担当する業務の範囲や自分の立ち位置が、「設計」「開発(構築)」「運用」のいずれに属するかによって、使用する技術や知識が変わってくるが、いずれかのポジションで必要となるだろう技術を、分野に分けて一通り紹介している印象を受ける。将来自分が就くポジションによっては使わなくなってしまう知識もあると思うが、技術と経験によってポジションは変化しうるし、応用情報技術者試験では幅広く出題されるので、ITの基礎と信じて身につけてあげて欲しい。