「ノイズキャンセリングイヤホン MDR-NC22 B」(SONY製)について

雑踏など騒音の煩わしい場所でも、プレイヤーからの音に集中できるイヤホン。便利すぎて、使い始めた当初は移動中常にこのイヤホンを使っていた。

ノイズキャンセリングイヤホンとは

ノイズキャウンセリングイヤホンには、周りの雑音の波動(音は波の形で伝わる)と真逆の波動を出すことができる装置がイヤホンコードの途中に付いている。装置をONにすると、周囲の雑音が殆ど聞こえないほど小さくなり、静かな部屋でプレイヤーの音を聴く時と同じような状態で聞こえる。

電車の中、交通量の多い道路、話し声の絶えない昼間のカフェ、TVが流しっぱなしの自宅の居間などでも、問題なく音楽や語学の音声を聴き取ることができる。

ノイズキャンセリングイヤホンで聴いてみたもの

クラッシック音楽、ロック系音楽、会計学の講義音声、海外ドラマの音声
クラシックと講義音声で特に効果が高かった。

ノイズキャンセリングイヤホンを使用した感想

音楽や語学や授業を集中して聞きたい方には、特におすすめする。

SONYのノイズキャウンセリングイヤホンはイヤホンが耳の奥までフィットする形なので、はめただけでも耳栓に近い効果を得られる。電源をONにしてノイズキャウンセリングの機能をプラスすると、周りの雑音はほぼ聞こえなくなり、音楽や学習に集中できる。

ノイズキャウンセリングイヤホンを使用する学習方法は、経済評論家勝間和代さんの「年収10倍アップ勉強法」で紹介されていた方法で、どんな場所にいても騒音から逃れられるので、集中力の乏しい人間(=私)が場所を選ばず勉強できるようになった。

家事・通勤・散歩の時間を勉強に充てられるようになるだけでなく、勉強していて気分が乗らない時に雑音を遮断することで、集中力を高めることができる

ノイズキャンセリングイヤホンを使用する際の注意事項

車や踏切の音が聞こえにくくなる

周囲の音がすべて遮断されるわけではないので、ノイズキャンセリングイヤホンをつけて歩いただけで交通事故に遭いやすくなるわけではない。ただ、普段より注意力は落ちるので、安全が確保されている場合のみ使うことをおすすめする。

SONY製品を使用する際の注意事項

SONY製品は壊れやすい

私が使っていたノイズキャウンセリングイヤホンは、購入後2年で右耳からの音が聞こえなくなった

SONYはオーディオ製品に高い技術力を誇り、デザインもいいが、製品を十分に検証しないまま市場に出す傾向があるようで、製品の耐久性と修理時の対応には、不満が残ることが多かった

ノイズキャウンセリングイヤホンも、当初はSony製のボイスレコーダー(ICレコーダー)と組合せて使っていたが、イヤホンの差し込みプラグの形がボイスレコーダー側の差込口の形と合わず(差込口がやや大きい?)、組み合わせて使う場合に限り、音が途切れてしまうことが時々あった。

ボイスレコーダー(ICレコーダー)の方が壊れてしまった際、仕方なく修理に出すとボイスレコーダー(ICレコーダー)に入っていたデータは全削除され、3週間くらい戻って来ず、ようやく戻って来たかと思うと半年後にまた壊れてしまった。
私の使い方が悪いのかと思い、壊れるたびに修理窓口の人に壊れた理由を尋ねたが、「お答えできません」の一点張り。

知り合いがSony関連企業に勤めていたこともあり、以前は電化製品をSony製で統一していたが、こちらのノイズキャウンセリングイヤホンとボイスレコーダー(ICレコーダー)があまりにトラブル続きで修理時のサポート内容も不満が残るものだったため、現在は全て他社製品に乗り換えてしまった。

SONY製品を購入される場合は、1~2年で使い捨てる前提で購入された方が良いと思う。