冷蔵庫に貼るマグネットを、お気に入りの絵で自作することに目覚めた。せっせと作って冷蔵庫に貼ると、冷蔵庫がお気に入り揃いの美術展に早変わり。
↑ 葛飾北斎の浮世絵で作った自作の名画マグネット
手作り名画マグネットの材料
美術展のちらし
駅や美術館によく無料で置いてあるもの。手元になければ、インターネット上のものを印刷するなり、自分で描くなり、お気に入りの絵が印刷してあるものならok。
mtの色付きマスキングテープ(紙テープ)
マスキングテープは貼ったりはがしたりが簡単に出来、絵に跡も残らない。マスキングテープが無ければ、やや難易度が上がるが、セロテープでもok。
↑ よく使うmtのマスキングテープ
柄や色はお好みでどうぞ。マスキングテープは名画マグネットで額縁の役割を果たすので、濃いめの落ち着いた色が使いやすい。東急ハンズやLOFTなどで、3つ200円くらいで売られている。
裏がマグネットになっているタイプの広告
よく見かける「水道トラブルを解決します」というマグネット広告が手元にあれば、そちらを使う。なければ、100円均一ショップで売っている大判サイズのマグネットでok。
カッターナイフやはさみ
両方あった方が便利。なければ、カッターナイフで。
手作り名画マグネットの作り方
0)広告マグネットと美術館ちらしを暇なときに集めておく
1)美術展ちらしに乗っているお好な絵を、好きなサイズに切り取る
2)切り抜いた絵と同じ大きさになるよう、マグネットを切る
3)上が絵、下がマグネットとなるよう重ね、マスキングテープで四辺を留める
マスキングテープが真っ直ぐになるよう、ここは頑張りどころ。テープが斜めになってしまったら、一度はがして貼り直す。(mtのマスキングテープであれば粘着力が強くないので、綺麗にはがせる)
4)テープのはみ出した部分を、はさみで切る
5)出来上がり!
手作り名画マグネットの使い方
冷蔵庫に貼り、通常のマグネットと同じように使っている。貼りつく力は強くないが、4~5枚作って貼っているので、プリントなどはマグネット1枚につき紙1~2枚と分散させて貼っている。
会社のロッカーや金属製の机の引き出しにも貼り、仕事の合間に名画を眺めては、ちょっと息抜き。
手作り名画マグネット作品集
クロード・モネの「ルーアン大聖堂」
絵が手元に6枚しかなかったので、6枚だけ作成した。「ルーアン大聖堂」は言わずと知れた連作なので、残りの37枚もいずれ作り、冷蔵庫いっぱいに貼りたい(笑)
余談
美術展に併設されているショップで名画が描かれたマグネットが売られていたが、1つ数百円とちょっとお高め。しかも、自分の好みの絵が売られていなかった。
「これなら自分で作った方が、安上がりかも」
と安直に考え、作り始めたのが始まり。1つ5~10分くらいで作れるので、まとめて作っておいては「冷蔵庫印象派展」や「冷蔵庫浮世絵展」を開催して、気分に合わせて楽しんでいる。
↑ 我が家の冷蔵庫。冷蔵庫印象派展(?)を開催中
気心の知れた間柄であれば、マグネット2~3枚をプレゼントとしてお渡ししても喜ばれる。手作り名画マグネットは実母にも何枚か渡したが、実母はお世話になった方によくプレゼントするらしい。
実母を見習って、同僚の和小物好きの女の子に浮世絵マグネット2つをプレゼントしてみたところ、予想に反してかなり喜ばれ、プレゼントしたこちらの方がびっくりした。「こんなもので良ければ、いつでも作るから..」と一言言いそうになった(笑)
手作り名画マグネットの注意点
紙広告と紙マスキングテープで作られたものなので、水気にも火気にも弱い。取り扱いには注意が必要。(冷蔵庫に貼られている時は、水難を被ることが多い)