鉛筆デッサン:グラスとレモン a glass and lemon drawn by pencils

平らな白い台に置かれた透明なガラスの水飲みグラス1つとレプリカのレモン1つを、白い画用紙に三菱鉛筆uniで鉛筆デッサンし、描き上がった絵を正面から撮影した写真。レモンが手前でグラスが奥に写っている。グラスには透明感があり、グラスのの縁や底や側面は、光を反射し白く光っている。レプリカのレモンは表面がつるんとしており、やや重そうな印象を受ける。

モチーフ グラス1つ、レプリカのレモン1個
使用画材 画用紙(裏面)、三菱鉛筆uni 数本、練り消しゴム
製作場所 Aスクール
光源 スタンドライトの白色蛍光灯。
完成年月日 不明

モチーフについて

2物を組み合わせてデッサンする、という課題の1枚。グラスについては、単体デッサンで同じ形の水飲みグラスを使い、この絵で一度描いているので、今回は2枚目。レモンは初登場。
 → 前回描いたグラスの絵については、こちら

2物の大きさと位置関係を紙の上に表現すること、2物の色や質感の違いを捉えることなどがポイント。

描き方について

単体デッサンより段違いで、2物デッサンは難しい…。
単体がどれほど正確で魅力的に描けても、2物の位置関係を正しく把握し平面として表現出来なければ、2物の片方が宙に浮いて見えたりと、見る人にひと目で明らかに分かる違和感を与えてしまう。この絵も、何度直したか知れない。描いていると単体の細部に気を取られるので、自分では眺めていても気付かないことも多かった。Y先生に指摘されて初めて気づいて修正、の繰り返し。

グラスの方は形・質感とも及第点だと思うが、レモンについては、ごつごつとした質感が表現し切れておらず、こちらも指摘を受けた。光を反射して白く見える箇所は質感が見えづらく、また、陰になり黒っぽく見えるところも質感は見えづらい。そのため、光でも陰でもない中間の部分でしっかり質感を表現しなければならないのだということを、この課題を通して初めて知った。