TOEICのスコアが100上がった「NHKラジオ英会話 What’s New? 3」(大杉正明 監修)

私のTOEICスコアを1年間で100点upさせた、ラジオ英会話の第3弾。
リスニングが苦手な方には特におすすめ。

「NHKラジオ英会話 What’s New? 3」の説明

前作「what’s new 12」の続編ですが、話題が連続してる訳ではないので、1、2を聞いていなくとも全く問題はない。

構成は前作と変わらず、中学2~3年レベルくらいの平易な英語で書かれた文章が50本掲載されていて、どの文章も1~2分で完結する短さ。
文章が短く、楽しい話題が多いので、ビジネスマンに限らず幅広い方々が気軽に楽しめるリスニング教材だと感じている。

「NHKラジオ英会話 What’s New? 3」の感想

今回私の一番好きだったトピックは、”Don’t cut the baseball game”(野球の試合を切らないで!)。このトピックはwhat’s new 3から登場したビルさんが担当しているのだが、ビルさんのtalkの白熱っぷりが凄い(笑)

野球好きのビルさんがTVの野球中継にかじりついていたところ、9回で1点差、一打サヨナラのチャンス!という手に汗握る場面で、民放のCMが入り、放送が途切れてしまうことに。
アメリカじゃ絶対ありえないよ!と憤慨するビルさんの気持ちは、何だか分かるような気がする。

あまりにもビルさんが白熱して語るので、

“One out to go, the game on the line, the highest point of the drama, and it’s cut! Can anyone explain why?!””
(残りワンナウト、きわどい試合の一番いいところで、放送が切られてしまったんだ! 何だってこんなことになるのか、誰か説明できるかい?!)

という長文を、興奮したイントネーションもそのままに、丸々暗唱できるようになってしまった(笑)

ビルさんはほかにも、”futon vs bed” (ふとんvsベッド)や、”no dryer, no problem” (乾燥機さえなければ問題はない)などなど、数々の名言と白熱したトークを繰り広げてくれる。
このビルさん、私の中では”The・アメリカ人”というイメージなのだが、どうでしょう?

英語学習のアドバイス

もし英語教材を使われるなら、CDとテキストの両方を入手されることをおすすめしたい。

語学教材全般に言えることなのだが、空き時間にCDを聞き、時々テキストを読み返すようにすると、英語に馴染むのも早く、聞き間違えたまま覚えることもなくなります。
英語教材で利用しようか迷われているものがあれば、テキストよりもCDを優先的に使ってあげて欲しい。その方が、英語が早く簡単に身につくはず。