調理道具等をマグネットフックで吊るして収納すると、水気が自然に切れる上、急いでいる時でも手に取りやすい。
↑ コンロに配置したマグネットフック。コンロの左上部に計4つ配置
マグネットフックの説明
マグネットフックは、フックの裏面に磁石が付いているフック。
磁石があるので鉄製・金属製の壁に簡単に取り付けることができ、お好みの場所で物を吊るして収納することができる。
マグネットフックの大きさや、何kgの重さのものまで吊るすことができるか(耐荷重)は、製品ごとに異なる。例えば、レックのマグネットフック↑は、重さ1kgまで吊るすことができる。
フックに吊るせる重さが重いほど、お値段もお高い。
マグネットフックを使えた場所
場所 | 吊るした物 | |
---|---|---|
台所 | 冷蔵庫 コンロ 棚 | おたま フライ返し 計量カップ 計量スプーン 輪ゴム 袋入り食パン |
玄関 | 自転車置場の扉 | 折り畳み傘(数本) 靴べら 日よけ帽子(サンバイザー) 手袋 自転車の鍵 |
書斎 | パソコン机の柱(4本) | 電化製品の電源コードとLANケーブル (ケーブルが床に付かないよう巻いたコードを吊るす) |
職場 | デスクと脇机 | 通勤鞄・折り畳み傘 |
小物の多い台所と物を置くスペースの狭い勤務先が、特に便利だった。職場には、ロッカーや机など金属製の小物が溢れているので、マグネットフックが利用しやすい。台所は戸棚が多いので、金属製の柱や壁を有した戸棚が大抵1つはある。
マグネットフックを購入した場所
マグネットフックは、ホームセンター・百円均一ショップ・LOFT・東急ハンズ等で売られている。
色やデザインを問わないのであれば、百円均一ショップが最も安上がり。我が家でも黄色いプラスチック製の百均製品を使っているが、百均のものでも意外と壊れない(失礼)
色やデザインが良く耐荷重1kgまでの強いフックは、LOFTや東急ハンズなどで売られている。4つで400~500円。
ロフト好きの筆者は、マグネットフックを主にロフトで買い揃えた。
マグネットフックを使用した感想
生活雑貨を柔軟に配置できる
空間が許す限りいくつでも取り付けることができ、配置も非常に自由。
そのため、必要なところに必要な数だけ配置でき、生活雑貨の整理が簡単になった。
手に取りやすいところに配置するのも簡単なので、家事の時短にもつながる。
掃除が楽になる
S字フックやマグネットフックで吊して収納できるスペースを増やすと、物を床や机に放置することが少なくなる。
床に物がないので、ルンバやダイソンなどの掃除機をかけるのが楽になった。
当然のことながら、拭き掃除にも同じことが言える。
耐荷重は1~2kgで十分
3kgを超える重いものを吊るせるマグネットフックも販売されているが、1つで500~1000円超と少々お高い。ご自宅で利用されるのであれば、1~2kgくらいまでが吊るせれば十分。
マグネットフックを使い始めて早10年になるが、「3kg用を買っておけば良かった..」と後悔したことが、今まで一度もない(笑)
マグネットフックはどれも小さいので、1つのフックに吊るせる量は多くない。
耐荷重3kgを超えるマグネットフックを1つ買うより、耐荷重1~2kgまでのフックを2つ買い、場所を分けて吊るした方が、家事の効率がいいと思う。
マグネットフックの使用上の注意点
浴室に取り付けられない
浴室や脱衣所など慢性的に水気の多い場所は、金属製の棚や柱が少なく、マグネットフックを吊り下げることのできる場所が殆どない。
代わりに、浴室や脱衣所はS字フックを利用している。S字フックも自由に配置場所を変えることができ、収納に場所を取らないので助かっている。(ただ、マグネットフックと比べると、S字フックは耐荷重の面で性能は落ちるように思う。1kgを超えるものが吊り下げにくい)
→ 「S字フックって何?」という方は、こちらへ