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働く女性の身なり(アクセサリー&服装)と職場でのパワハラ・いじめの関係

女性が職場で働く時は、

  • 腕時計かネックレスは必須
  • ピアスやイヤリングはない方がいい
  • トップスは首か手首のどちらかが見えるデザイン
  • ボトムスは目立ちすぎず清潔感のあるものならok

という結論に落ち着いた。

これは、デスクワークで働く女性として、規模も業務内容も異なるさまざまな職場で就業経験を積んだ結果、辿り着いた結論だ。女性が会社で働く時は、女性らしさを意識しながら働き、仕事の邪魔にならない光り物を一点身につけておいた方がいい。



職場は仕事をする場なので、雑誌のモデルのように流行りの服とメイクで着飾って目立つ必要はない。(元々おしゃれな方や、婚活中の方は別として!)
だが、黒スーツにノーアクセサリーという男性と変わらない服装で働くより、ネックレスや腕時計でワンポイントだけ光り物を取り入れ、少しだけ女性を意識させる服装をしている方が、職場の男性とのコミュニケーションが円滑になり、女性同士のコミュニティでも浮いた存在にならなくて済む。

企業という職場において「仕事のできる女性」とは、「有能な女性」ではない。職場に溶け込み、上司にも先輩社員にも敵を作らず、職場で生き延びることのできる女性
そうした女性がスキルと実務経験を積み、結果として「仕事のできる女性」と呼ばれるようになるのだと思う。

事例1:パワハラ男性上司とフェミニンな女性部下

以前、部下を数ヶ月で鬱病にして病院送りにすることで有名な方と、一緒に仕事をする機会があった。

その方はチームの責任者というポジションで、技術者としては非常に優秀。ただ、その方はモラハラの傾向が非常に強く、自分の要望に対しほんの少しでも足りない点があると、チームリーダーや作業者メンバーを呼び出して、1時間でも2時間でも罵倒する。

頻度はほぼ毎日。叱り方も激しく、激昂という言葉では生温く思えるほど罵倒するので、そのチームにはどんなに優秀な技術者を入れても、1年ともたずに精神科通いになり、辞めていく。わずか半年間でチームリーダーは3回代わり、うち2名が退職。当然、チームはガタガタだった。

が、そんなチームで唯一、1年以上生き残った人がいた。その人は30才を過ぎたばかりの女性エンジニアで、頭のいい方だった。

その方に、あのチームで仕事を続けられる秘訣を訊いてみたことがある。
回答は私が想像すらしていなかったもので、「女性らしい服装をすること」だった。女らしい服装をしていると、モラハラ上司も無意識に彼女を女性として扱うらしく、叱る時に彼女に対してだけは、多少手加減をするらしい。

確かに彼女はいつも、フリルつきのトップスやラインの美しいスカートなどの女性らしい服装をして、綺麗な腕時計を身につけていた。フェミニンな趣味の方だとばかり思っていたが、女性らしいおしゃれは、彼女なりの処世術だったらしい。



事例2:美人女性社員による後輩いじめ

別の職場では、チームの女性リーダーが、同じチームの入社したばかりの女性社員をいじめているのを見かけたことがある。

面と向かって相手を罵倒するいじめではなく、チャットや上長との面談、女性同士のお喋りの中で、新入社員の悪口や素行に尾ひれをつけて情報を流すといった、陰湿ないじめ方だった。
片やリーダー、片や新入社員なので、パワーハラスメント(パワハラ)と言えなくもないが、感情的に「気に入らない」ことが原因で生じていたので、いじめに近いものだったと思う。

新入社員の女性は名の通った大学を卒業した才女で、語学の堪能さを買われての入社だったが、こうしたいじめが災いして職場(特に女性同士の横の繋がり)に馴染めず、当初6ヶ月だった研修期間を9ヶ月に延ばされ、最終的には退職を余儀なくされていた。

注目すべきは、いじめを主導した女性リーダーが人目をひくような美人だったこと。
ストレートのロングヘアーが美しく、かつて彼女の家を担当した営業マンが訪問を繰り返した挙句求婚したことさえあるほど、顔立ちも悪くなかった。

その女性リーダーのスキルや経験のほどは定かではないが、システム部門で40歳以上の男性が多数を占める職場だったこともあり、おじさま上司連中には不思議なほど、女性リーダーの擁護者が多かった。

結論 ~女性らしさはスキルに先立つ~

こうした状況を間近で見ていたので、「男性という生き物はつくづく、女性らしく美しい人しか尊重しないのだ」と痛感させられた。
経験や能力を発揮するより先に、女性らしさ、美しさといった基準でフィルタをかけられてしまうので、能力があってもこの項目をクリア出来なければ、職場でいい位置を占めるのは難しい。
能力や能率を求められる職場においてさえこうした状況がごく普通にあるのだから、プライベートでは推して知るべし、である。

職場で働く男性と女性、どちらにも無理に迎合する必要はないが、適度にいなして周囲に溶け込む工夫くらいは、あった方がいいと感じる。

女性らしさや美しさは、内面(心の持ちよう)に由来するものと、外面(服装やアクセサリーや振る舞い)に由来するものの大きく2つに分けられるが、他人への優しさや気遣いや愛嬌などの内面の良さは、一朝一夕に身につけることが難しい。他の女性のいいところを真似しながら3年5年と自分を磨いて、ようやく身につけることができるものだと感じる。

これに対し外面の女性らしさや美しさは、多少の時間とお金とやる気さえあれば、比較的簡単に身につけることができる。
アイメイクを女性らしい色あいに変えてもいいし、ヘアーアレンジを少し工夫するのもいいし、カットソーを1枚買い足してもいい。数日から半年ほどあれば、別人のように変わることも、不可能ではない。

仕事の能率を妨げずに美しさを保つ 〜アクセサリー編〜

職場で身につけるアクセサリーの数

普段は腕時計とネックレスの2つ、忙しくて服装まで手が回らない日は1つ(腕時計のみ)、金曜日や飲み会など羽目を外しても良い日は3つまで、を目安にしている。

アクセサリーをつけすぎると「働く場所」という雰囲気から浮いてしまうので、迷ったら数も派手さも控えめに
アクセサリーは簡単に取り外せるが、TPOにそぐわない派手な姿を人に見られてしまうと、意外なほど長く人の記憶に残ってしまう。特に女性は、この分野に関しては非常に記憶力がいいのでご注意を。かくいう私も、8年前の職場で毎日5~6つ指輪をつけて仕事されていた50代女性を、未だに忘れられない(笑)

また、どんなアクセサリーを身につけようと、貴方自身が職場で輝けなければ意味がない。なので、お気に入りだろうが高価だろうが、アクセサリーは常に脇役であり、引き立て役

そう考えると、身につけるアクセサリーの数は、多くない方が自然だろうと思う。

腕時計

仕事の能率を下げず、 かつ最も女性らしい美しさをアピールできるアクセサリーは、時計だと思う。革ベルトの時計よりもコールドやシルバーのベルトで、文字盤が大きすぎず、ブレスレットに近い雰囲気のものがいい。

仕事中、パソコンを叩いたり人と話したりするときに、手を全く動かさないということはまずない。あなたが手を動かすたびに、女性特有の細い手首や柔らかそうな手のひらととともに、華奢な腕時計がキラキラと輝き、自然な美しさを添えてくれる。

腕時計なら、衣服と違い毎日同じものを身につけていても常識やマナーに反しないし、体型が変わってもベルトを調節をすれば長く使えるので、費用対効果もいい。
自分に似合う時計を1つ持っておくことは、強くおすすめしたい。

鎖・文字盤の色は、明るい色あいのものがおすすめ。ブランドはお好みで(ただし、高価すぎるものは避けて!)。 選ぶ基準は、何よりも自分によく似合うものを身につけてあげて欲しい。あつらえたように似合うものを身につけると、それだけで人は輝いて見える。

私自身は、数千円で購入したミッシェルクランのピンクゴールドの時計を愛用している。腕時計は他にも持っているが、ほぼこの時計しか使っていない。

ネックレス

時計の次におすすめなのが、ネックレス。

ネックレスは常に顔や胸元の間近であるものなので、話す時に自然と他人の目に入り、あなたの顔の周辺に輝きを与えてくれる。首に留めるだけなのでメイクより時間がかからず、仕事中は自分の視界に入らないので、集中力が妨げられることもない。

ホワイトゴールドのネックレスとイエローゴールドのネックレスを撮影した写真。ホワイトゴールドのネックレスには、ブルートパーズが嵌め込まれている。

ペンダントトップの石や材質は、黒やブラウンなどの暗い色を避け、明るい色合いの方がいい。身につけている人の雰囲気まで明るく見えるので。
自分の場合、高価なものだとK18ゴールドやトパーズがついたネックレスを身につけるが、コットンパールやクリスタルパールもよく使っている。

ペンダントヘッド・チェーンの色や長さがかぶらないように気をつけながら買い揃えると、洋服とのコーディネートが楽。ガラスやコットンパールなら、1000円~2000円も出せば、小綺麗で今風なネックレスが手に入る。

チェーンの色も、ピンクゴールド・イエローゴールド・シルバー系の、明るく見えるものがいい。あなたによく似合うなら、いぶし銀のチェーンなど、少々暗い色の素材でも構わない。
チェーンは短いものの方が、顔周りに近く目を惹くので効果が高い。でも似合うなら、ロングチェーンでもok。

ただ、プラチナやホワイトゴールドの長すぎないチェーンで、ペンダントトップが小さめネックレスは、1本持っていると非常に重宝する
主張しすぎず清潔感が出るので、転職活動の面接や客先訪問、賓客を迎えるレセプションなど、公の場で使用できる。

おおぶりのネックレストップや長すぎるロングチェーンは、一歩間違えると場違いな人になってしまうので、注意が必要。どうしても身につけたいなら、金曜日がおすすめ。週末に近づくと職場全体が気が緩みがちになるので、少々派手でも浮きにくい。職場やプライベートで飲み会を予定していることも多いので、いざという時も言い訳がしやすい(笑)

仕事に支障をきたすので、おすすめできないアクセサリー

指輪

結婚指輪以外の指輪はおすすめしない。指輪ははめる指によって違った意味あいが出てくるし、職場の噂の元になりかねない。そこをあえてつける必要はないと思う。

また、指輪をはめてパソコン操作をすると、視界に指輪の光がちらちらと入り、集中が妨げられる。職場や職種によっては、結婚指輪以外の指輪をつけることを社内規則で禁じられている場合もある。



ピアスやイアリング

ピアスやイアリングは、個人的には大好きなのだが、職場ではあまりおすすめできない。

職場では多かれ少なかれ、電話で誰かと話す機会がある。イヤリングやピアスを付けたまま電話に出ると、せっかくのアクセサリーが受話器や携帯電話に当たってしまい、ガチャガチャとノイズが出る。特に勤務中急いでいる時は、頰と肩で電話を挟んで会話を続けながら両手でパソコンを操作することもあるので、一粒石のピアスでさえ会話の邪魔になるのでは、と心配する。

イヤリングは、職場や通勤中に落とすことがあるので、より難易度が高い。個人的には十年来のイヤリング愛好家なのだが、通勤途中でお気に入りのイヤリングを見事に落として失くしたことがある。ショックで2~3日立ち直れず、仕事のモチベーションも下がったので、イヤリングは原則プライベートの時間だけ、と心に決めている。

重要なプレゼンの日などどうしても身につけたい場合は、樹脂イヤリングなど走ったり動いたりしても落ちにくい素材を選ぶ。樹脂イヤリングは、台風が来て風速30m近い日でも落ちなかったので、こうした素材なら業務中でも使えるかもしれない。

仕事の能率を妨げずに美しさを保つ 〜トップス編〜

首もしくは手首が露出するデザインの服や、サイズがぴったりで身体のラインが自然に出るカットソーなら、程良く女らしさを出せる。

首か手首を出すというのは、チラ見した婚活指南書に載っていた技だ(笑) 首や手首は男性より女性の方が細く華奢なので、女性らしさを出しやすい。丸首7分袖のカットソーはもちろん、長袖シャツも袖を軽く捲り上げ、胸元のボタンを1つ外すだけで実践出来てしまうので、お手軽そのもの。

体型がふくよかすぎない方が使える技として、身体のラインが出るカットソーが挙げられる。丸みを帯びた柔らかそうな身体のラインは、女性に特有のもので、同性から見ても美しい。あまりやりすぎるとレースクイーンのようになり職場から浮いてしまうが、ジャストサイズの服を着て身体のラインを多少見せる方が、女性らしさが自然に出せる。

以前、飾りも何もない長袖のハイネックシャツが、エロい服第1位を獲得しているのを見たことがあるが、それは身体のラインがよく見えるという理由が大きいように思う。

私はフリルやリボンのついた衣服が苦手なので、女らしい体つきをそれとなくアピールする服に落ちついた。フリルやリボン付きの服に抵抗ない方は、そういった素材を取り込めるとより効果的。

ブランドで言うと、INDIVI・組曲・UNTITLES・UNIQLOなどのオーソドックスなものが使いやすかった。なお、ご自宅で洗濯できる服を選ぶことを忘れずに。クリーニング必須のものは、手間とお金がかかりすぎる。