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肌に優しいメイク落とし:SKINFOODのクレンジングクリーム

「もちっ」としたテクスチャと、香りの良さがお気に入り。がっつりメイクには使えないが、元アトピーで常時肌の弱い私が何ヶ月間愛用しても、肌荒れが起きなかった。

スキンフードのクレンジングクリームを使った感想

クレンジングミルクかクレンジングクリームで、保湿力が高く、値段もお手頃で、アトピー肌でも毎日使い続けることのできるメイク落としを探していたところ、スキンフードのクレンジングクリームに出会った。

スキンフード製品は以前から好きだったので、クレンジングクリームも「ワイルドベリー」「ハニーブラックティー」「グリーンティー」「ブラックシュガー」の計4種類を、1つずつ購入して試した。

爽やかさ・テクスチャ・量の点から最も良かったのは、何といっても「グリーンティー」。

スキンフードのクレンジングクリーム「グリーンティ」を正面から撮影した写真。円錐台の形をした白い容器が写っており、skin foodと英語で書かれたラベルが貼られている。

↑ スキンフードのクレンジングクリーム「グリーンティ」。パッケージは製品により異なる。

香りがいい

4種類試した中でも、グリーンティーとブラックシュガーの2つは、香りが素晴らしく良かった

どちらも柑橘類に近い爽やかな香りで、ロクシタンのグレープフルーツの石鹸と似た香り。(ブラックシュガーは黒糖を用いているのに、香りは爽やか系だった(笑)) ロクシタン製品の香りがお好きな方は、スキンフード製品の柑橘系の香りは合うと思う。

親指の爪くらいの量を手で取り顔に馴染ませると、爽やかな香りに包まれて、洗い流すのが惜しくなる(笑) 1分程香りを存分に堪能した後、ぬるまお湯で洗い流すと、メイクは落ちているのに肌には潤いが残っている、という感じだった。

特にグリーンティーのクレンジングクリームを使っていた時は、減っていくクリームの残量を見るのが切なく、使用する量を普段より少なくして洗顔していた(笑)  容器は160ml入りで、手のひらに乗るサイズ。さくらんぼ1粒分くらいを毎日使い、2ヶ月くらいもった。ブラックシュガーは他メーカーのクレンジングと併用しながら使用したので、購入後半年くらいもった。

スキンフードのクレンジングクリーム「グリーンティ」の蓋を開いたところ。ごく淡い緑色のクリームが写っている。

↑ クレンジングクリーム「グリーンティ」の蓋を開くとこんな感じ

テクスチャ

スキンフードのクレンジングクリームは、どれも十分に水分を含んでおり、肌当たりが優しく、元アトピーの人間の肌を傷めることはなかった。
クレンジングクリームのテクスチャは、カスタードクリームにたっぷり水を含ませたような感触で、「もちもち」「もったり」という感じ。

クレンジングクリーム「グリーンティ」拡大図。水分をたっぷりと含んだ淡い薄緑色をしたクリームが、画面全体に写っている。

↑ クレンジングクリーム「グリーンティ」拡大図

クレンジング力

普段メイクがファンデとアイシャドウのみで、特別な日以外マスカラを付けないので、クレンジング力は十分足りた。ただ、マスカラなどでがっつりメイクされる方には、クレンジング力には不満が残るかもしれない。

skinfood社のクレンジングクリーム"black suger"の画像。黒い蓋が開いており、ベージュ色(淡い茶色?)のもったりとしたクリームが見えている。

↑ スキンフードのクレンジングクリーム「Black Suger」。クリームの質感が「グリーンティ」と似ている。

パッケージの密閉性が高い

スキンフードのクレンジングクリームは、パッケージの見栄えがそこそこ良く、密閉性も高いので、クレンジングとして使い終わった後、パッケージを洗って使い回すことがよくある。

ガビョウやクリップなどこまごまとした事務用品を入れることもあるが、特に多いのは掃除用クエン酸の粉末。クエン酸の粉末は空気中の水分を吸って固まってしまうので、長期保存には密閉性の高い容器が必要になる。しかも掃除で家中に持ち運ぶので、軽くて清潔感があり、落としても粉が飛び散らない蓋付き容器が欲しかったのだが、スキンフードの容器が誂えたようにぴったりだった。
 → 掃除用クエン酸の詳細についてはこちらへ

クレンジングクリームは定期的に消費するので、使い終わった端から容器が使い回しされている(笑) 蓋の上面が平らで積み重ねがしやすく安定性が高いのも、お気に入りの理由の1つ。
「ブラックシュガー」だけパッケージが何だか安っぽく見えて苦手なので、「グリーンティ」や「ワイルドベリー」と同じパッケージに戻してくれないかな….と密かに期待している。

スキンフードのクレンジングクリームを使用する上の注意事項

skinfood社のblack sugerのクレンジングクリームと、ロクシタンの石鹸2つを床に並べた写真。クレンジングクリームの茶色く透明なパッケージが写っている。

↑ 「BLACK SUGER」の外観

ゆすぎはしっかりと

クリームを洗い流す時ゆすぎが10回未満だと、顔にクリームが残ったままになり、肌荒れに繋がる。(特に「ブラックシュガー」は、肌にクリームの残ることが多かった…)
ゆすぎは20回くらい、しっかりと行った方が良い。少し冷ましたくらいのお湯なら、ゆすぎの回数が多くても肌が乾燥したりはしなかった。

スキンフードの直営店が少ない

スキンフード製品を取り扱っている店は日本に少ない…。東京には数店舗あるようだが、地方ではショップの数が少なく、店があっても遠すぎるので、今まではYahooオークションで購入して郵送頂くことが多かった。
最近になってメルカリやamazonでも購入できることを知り、クレンジングを使い切った時にいつでも注文出来るようになったので、有難く感じている。お値段はメルカリの方がお安め。開封済みの品に抵抗がない方は、メルカリで入手して試す方が安くあがると思う。

化粧水のおすすめ:「エリクシールシュペリエル リフトモイストローション1・2・3 ELIXIR SUPERIEUR」資生堂

冬場に重宝する、資生堂のしっとり系化粧水。皮膚の弱い弟は、エリクシールの化粧水で両手のあかぎれを治してしまった

エリクシールシュペリエルの説明

150ml、3150円の資生堂化粧水です。さっぱりタイプ(Ⅰ)・しっとりタイプ(Ⅱ)・とてもしっとりタイプ(Ⅲ)の3つの種類があり、百貨店・デパートの資生堂コーナーのほかに、マツモトキヨシなどのドラッグストアでも取り扱われている。

エリクシールシュペリエルのを使った感想

以前マツモトキヨシに行った際、この製品のしっとりタイプの化粧水・乳液の試供品を頂き気に入ったので、その後「さっぱり」「しっとり」「とてもしっとり」の3種類全てを購入し、1本ずつ使ってみた。

3種の化粧水の違い

個人的には、しっとりタイプⅡを特におすすめしたい
冬場でもしっかりうるおい、かさつきから疲れた肌まで、十二分に水分をゆき渡らせてくれるように感じる。パッティングせずとも肌に乗せるだけでうるおい、べたつきもあまりないので、夏から冬までどなたにも受け入れられる化粧水だと思う。

さっぱりタイプ(I)化粧水は、冬場にはあまりおすすめできないのだが、春から夏にかけてや汗かきの人にはぴったりだと思う。しっとりタイプと比べると保湿力が少ないので、保湿命な私には少し物足りないが、その分べたつきがなく、塗り重ねもしやすい。

とてもしっとりタイプ(Ⅲ)化粧水は、肌に乗せた時ややべたつくように感じ、これ1本のみを毎日使用し続けるのは少し厳しいかな、と感じた。普段は別の化粧水を利用しつつ、長時間汚日焼けや真冬などで特にうるおいが不足したときに、特別ケア・応急処置として使うのがぴったりな気がする。

手荒れが治った

自宅でしっとりタイプ(Ⅱ)を利用していた際に、面白いことが起きた。

私の弟の皮膚には中度のアトピーがあり、冬になると両手が乾燥してあかぎれてカサカサになってしまうのだが、ふと思い立って弟に「今から1週間、朝晩両手にこれ塗ってみたら」と、エリクシールしっとりタイプの化粧水・乳液の試供品を手渡してみた。
女物の化粧品を塗るのは嫌だ、と弟は散々ごねていたが、そこは姉の権力を振りかざし「これで治るなら皮膚科より安いから、とにかく1週間試してみてから文句を言え!」と押し切った(笑)

結果、あかぎれの筋が幾本も入っていた弟の両手は、2~3週間エリクシールを使用すると、まるで魔法のように完治した。

弟曰く、「熱いお湯使った後も、何か手にうるおいが残ってる…」とのこと。

そんな弟を見て姉は腹を抱えて笑ったが、弟はその時からエリクシール信仰を始めたらしく、両手が完治して4~5年が経った今でも、弟の机の上にはエリクシール化粧水の透明な瓶が端座(!)している。