仏語リスニング」タグアーカイブ

管理人のフランス語勉強法

フランス語の情報を探してこのサイトに来て下さる方が多いので、フランス語学習方法を書いておく。

フランス語の勉強方法

大学の授業で基礎はお教え頂いたので、①基礎を定着させる ②リスニング用 に「トレーニングペーパー文法編(1)-(2)」「トレーニングペーパー 読解編」を使った。
大学のテキストは問題集がついてないので、授業以外は基本使わなかった。学習のメインテキストはトレーニングペーパー

勉強方法の概要

学習の仕方は簡単で、普段の生活の合間にトレーニングペーパー付属のリスニングCDを聞き流して毎日1~2時間ずつトレーニングペーパーを解く。これだけ。

机に向かって演習

トレーニングペーパーには直接書き込まずに、メモ帳を用意してそちらに書くようにしていた。物覚えが悪いたちなので、トレーニングペーパーに記載されている1日分の分量を、2~3日に分けて取り組んでいた。

しかも、途中で分からなくなってきたら、既に解き終わったより易しいレベルのものを再度解き直す(笑) こうすると分からないまま解き進めて嫌になることがないので、勉強が長く続けられる。

私は語学の勉強をやりたくなる時と、全然やりたくない時の差が激しいので、やりたくない時は半年くらい全く手をつけなかった。やりたくなったら、また分かるところから解き始めた。
非常に気ままなやり方だが、このやり方のほうがフランス語学習を嫌いにならずに済んだ。フランス語が好きなら、またそのうち学習したくなるので。

リスニングCDで毎日聞き流し

リスニングのCDに関しては、ちょっぴり工夫した。
掌サイズで持ち運びのできるカセットテープ用ポータブルデッキ(5000円くらい)を用意し、カセットにダビングして聴いていた。
 →こんなカセットデッキ

CDやデジタル音源ではなくあえてカセットデッキを選択するのは、文字通りボタン1つを押すだけで再生ができるので、他のどの音楽プレイヤーより手軽に隙間時間を活用できるから。(他の音楽プレイヤーは電源入れて起動したり、トラック番号選んだりしないといけないので、余計な手間がかかる)

英語のリスニング力を伸ばす時に使っていた方法だったが、結果的にTOEICリスニング分野が200点アップしたので、フランス語にも使えるかな、とそのまま流用した。
皿洗いの10分間や、寝る前の5分間など、隙間時間を全て有効に活用できるところが気に入っている。

ちなみにlecon1からlecon32まで全てのレッスンの音を日々聴くので、学び終わったレッスンの復習をしつつ、学んでいないレッスンの予習も同時に行うことになる。
語学は一定レベルのものをやり続けるより、難易度の高いものと低いものを混ぜてやる方が伸びるそうなので、こうしたアバウトなやり方が、意外に学習方法として合ってたのかな、と今振り返ってみて感じた。

“ポータブルカセットテープレコーダー(TCM-400 C TCC )”SONY

語学学習秘密兵器です。これがないと、正直勉強になりません。

ポータブルカセットテープレコーダーの説明

手のひらサイズで持ち運びのできる、カセットテープ再生機です。録音もでき、2倍速モードでの録音・再生も可能です。

カセットレコーダーのボディに再生スピードを通常より最大30%早めたり、15%遅くしたりできるチューナーがついていますので、語学学習に適しています。音量調節も細やかかつスムーズで、二部屋挟んでも音が聞こえるくらい大音量で再生でき、また、耳元でかろうじて聞き取れるくらいの小さい音量での再生もできます。

電池残量表示ランプがボディについています。電池残量が少なくなると黄色のランプがともり、さらに交換間近になると点滅し始めます。
単三型電池2本で24時間再生だそうですが、1~2ヶ月は電池交換なしで使えます。

ポータブルカセットテープレコーダーを語学学習に使用するメリット

「スマホの時代にテープレコーダーか!」と失笑を買ってしまいそうな気もしますが、私これがないと本当に駄目なんです。

ウォークマンから始まり、ポータブルCDプレイヤー、MD、MP3、ICレコーダー、i-pod、iPad、iPhoneと、今まで数々の高性能電化製品に巡りあい、使ってみては取捨選択を繰り返してきましたが、カセットテープレコーダーの地位は私の予想を遥かに超えて高く、結局この10年間揺らぐことはありませんでした。

何に使うかというと、もっぱら語学学習です。テープレコーダーは音質が良くないので音楽には不向きですが、語学学習にこれほど適した機材はない、と思っています。

一番素晴らしいのが、文字通りボタン1つで再生できる点。
MP3、i-pod、PCのwindows media player、MD、CD、音声ダウンロードのできる携帯など、音を再生できる機材はいろいろありますが、ボタン一つで即再生してくれる機材はカセットテープレコーダーだけなんです。
他の機材は、電源を入れて起動したり、トラック番号を選んだりする必要があり、再生までに5秒10秒とかかってしまいます。しかも最新のものほど小型化されていてボタンが小さいので、押しづらくて。

家事をしていても、入浴中でも、外出先でも、寝る直前の暗闇の中でも、どんな状況でも持ち運べて常にボタンを押せて即再生してくれるのは、カセットテープレコーダーだけでした。

どんな場所でもボタン一つで即再生できるとなると、テレビCMの流れる1分間、皿を洗う5分間が全て勉強時間になります。隙間時間がことごとく使えるんですね。

語学を身につけるには、500~1,000時間外国語をひたすら聞く時間が必要だそうです。
1,000時間ひたすら聞き続けると、英語を聞き英語で考え英語で話すという日本語を解さない思考回路ができ、「何となく意味がわかって即反応できる」という外国語の瞬発力がようやく身につきます。
リスニング時間の確保は、語学を身につける上での至上命題といっても過言ではありません。

私が大学時代にTOEIC820を取得できたのは、自宅にカセットテープレコーダーがあったお陰です。在学中、家中に持ち歩いてはリスニングに励んでいたのですが、お陰で私の頭の中には大学卒業前に英語脳が出来上がりました。

英語圏滞在経験ゼロ・学習費1万円以下でTOEIC820取ったよ、と言うといろいろな方に驚かれますが、カセットテープレコーダーさえあれば誰だってTOEIC700くらいは超えるはず、と密かに思っています。あれだけ聞けば、嫌でも伸びますもの(笑)

ちなみにフランス語脳も欲しいので、今はテープレコーダーの中身をフランス語テープにして、また朝から晩まで聞いています。同じ調子で中国語・韓国語・ドイツ語まで欲張ったら、日本にいながら何ヶ国語も話せるようになるんじゃないでしょうか。ひそかな期待です。でも少なくとも40歳を超えるまでは、この夢は諦めないでおこうと思っています。

created by Rinker
ソニー(SONY)
¥4,980 (2024/04/27 00:12:58時点 Amazon調べ-詳細)