「まるごと使える電話英会話ミニフレーズ」

ビジネス・日常会話とも学べる、電話の基本応対フレーズが詰まった本。

■「まるごと使える電話英会話ミニフレーズ」の説明

本全体が3部構成になっており、電話応対の基本フレーズ、ビジネスフレーズ、ホテルや予約などの日常会話フレーズの3つを学ぶことができる。それぞれの章は、一文ずつ基本フレーズを学ぶエリアと、会話を聞いてより実践的な使い方を学ぶエリアとに分かれている。

学習の前提となる英語レベルは、TOEIC400~750くらい。TOEICスコアを上げるというよりも、英語を仕事や日常で使う方向けのより実践的な本という位置付け。

付属のCDには、基本フレーズ・会話フレーズを含めたすべての英文が、1~2分ずつ94トラックに分かれて収録されているので、ピンポイントで欲しい部分だけを学ぶことができる。

■この書籍から得たフレーズと学び

・I’d like to speak to someone in the personnel Department.
 (人事部の方をお願いします)
・Could you hold on a little longer?
 (もう少々お待ちいただけますか?)
・It’s been a while. 
 (お久しぶりです)
・Can I get back to you later?
 (後ほど折り返しお電話をしてもいいですか)
・Do you have any idea when he’ll be back?
 (いつごろ戻られますか?)
・I’m sorry, but I’m not sure when he’ll be back.
 (申し訳ありませんが、いつ戻るか分かりかねます)

・英語では、電話応対もビジネストークも決まった「型」が多い
 型を身につけるとスムーズに進む
・アメリカ人は電話に慣れている
・固有名称は必ずスペルを聞くのが電話応対の基本
・通じないのは、言葉のせいだけではない
 価値観そのものが理解されない、社会規範が異なる



■「まるごと使える電話英会話ミニフレーズ」を使用した感想

分野別に学べるところが特に良かった。私の場合、電話で使われる特別な言い回しや、ビジネスの語彙が不足していたので、基本編とビジネス編のみを集中的に使った。フレーズ自体は平易で聞きとりやすいので、どんどん聞いて覚えてさくっと身につけることができた。

フレーズを一文ずつ録音してくれているところも、覚えやすくて良い。英語に慣れていない方は長文だと聞きとりにくくて苦労されるかと思うが、この本であれば問題ないかと思う。
個人的には、会話部分のトークもお気に入り。ビジネス向けのきっちりしたトーク、恋人同士の甘いシーン、しゃがれ声のクレーム応対など、バリエーション豊富に収録されているので、飽きずに楽しめると思う。やはり語学は、楽しくないと続かないので(笑)

ただちょっと惜しいなと思ったのが、収録されている英語が主にアメリカ向けであること。アメリカ人には通用するが、アジアやヨーロッパの方には通用するのかな、と思えるフレーズがいくつかあった。仕事では、アメリカ人相手に話すことより、アジア人・ヨーロッパ人と話すことの方が圧倒的に多かったので、こうした点は少し注意したいと思う。