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eneloopの充電池 (パナソニック電工、三洋電機)

自宅の乾電池を全て充電池に切り替えると、電池が切れるたびに買いに走る手間を省け、生活が楽になった。

eneloopの単三電池と単四電池の白い充電池と白い充電器が映った画像
↑ 左が充電器、右が充電池。

eneloop充電池の説明

充電器↑を使い、コンセントから充電できるタイプの電池。姿かたちは普通の乾電池と全く同じ。

煙草の箱くらいの大きさの充電器をコンセントに挿し、電気のなくなった充電池を入れると、7~8時間ほどで充電が完了する。
(普通の乾電池は、残念ながら充電できない。無理に充電すると破損する恐れがあるため、充電には充電式電池をご利用下さい)

単三電池・単四電池ともにこの充電器一つで対応し、1回あたりの充電費用は1本あたり0.2円、充電可能回数は約1,500回。
(電気代節約のために、夜に挿して翌朝外すという深夜電力の活用がおすすめ) 

単一電池から単四電池までの種類があり、どのメーカーも充電池は白色や水色のものが多い。(昔発売されていた充電池には、シルバーの色のものがあった。また、販売キャンペーン中などはカラフルな色の充電池も販売されることがある)

白色充電池 充電器 ホワイト 単三電池 単四電池 eneloop パナソニック
白色充電池 充電器 ホワイト 単三電池 単四電池 eneloop パナソニック

eneloop充電池を使用した感想

家事が時短に

予想以上に、充電池は便利だった。購入当初は、家事時短への期待も節約生活への期待もなかったが、今では随分日々の手間を省いてくれている。

今までは乾電池が寿命を迎えるたびに、通勤帰りに家電量販店に立ち寄るか、amazonで夜な夜な注文する、といった行動を取るしかなかったが、今では電池が切れれば自宅の充電器に挿すだけなので、楽。

充電回数は各社1000~1500回なので、1週間に1度ずつ充電すると仮定すると、購入後19年は使用できる計算になる。
僅かの出費(1,000~2,000円くらい)で19年間も手間が省けることを考えると購入して損はない、というのが私の結論だ。

充電池を普通の乾電池と併用できる

充電式ではない乾電池と充電式乾電池を1つの家電製品内で併用しても、問題なく動作してくれた。(メーカー的には非推奨の使用方法かもしれないが…)
時計・デスクライト・ボイスレコーダー・カセットテープレコーダー・電子辞書ポメラ等でよく併用したが、液漏れや破損などは発生しなかった。極端に電池のもちが悪くなるとか、電池寿命が短くなるといったこともなかった。

メーカー間の性能の差は感じなかった

今までにSONY・パナソニック・SANYOの3つのメーカーの充電池を試したが、正直なところ、どのメーカーのものを使用しても性能に大きな差は感じなかった。

どのメーカーの充電池も、購入後一度も液漏れなどの故障を起こすことなく、一回の充電で十分長く使えた。Sony製の充電器にパナソニック・SANYOの充電池をセットしても問題なく充電されたので、どのメーカーのものを購入されても差し支えないと思う。

誤って捨てないで(笑)

白い充電池ならまだ良いが、黒やシルバーなどの充電池を購入してしまうと、同居している家族などが充電池だと気づかず、誤って捨てられてしまう。我が家も機械に疎い同居人に何度かやられた…。
充電池は「白」もしくは「水色」など色で統一しておいた方が、紛らわしくなくて良いと思う。

ヨドバシカメラの店頭にFujitsuやPanasonicなどメーカー各社の白い充電池が多数吊られている
↑ ヨドバシカメラの店頭。充電池の大半は白色だった

単三電池や単四電池は、単一電池や単二電池で代用する

充電池と合わせて使うと便利だな、と感じたのが、単三電池や単四電池を単一電池や単二電池に変えてしまうことのできるケース。
(「電池アダプター」「電池スペーサー」という名前だそう)

電池アダプター・電池スペーサーという名の水色のプラスチックケースと充電池が一緒に写った画像。電池スペーサーは単三電池や単四電池を単一電池や単二電池に変換できる

電池アダプター・電池スペーサーという名の水色のプラスチックケースと充電池が一緒に写った画像。電池スペーサーは単三電池や単四電池を単一電池や単二電池に変換できる

乾電池は大きいものの方が供給できる電力は多いそうだが、その分重い。電池スペーサーを用いて単三電池や単四電池で代用出来れば、電化製品が少し軽くなり、より扱いやすくなる。子どもや老人の多いご家庭は、こちらの方がおすすめ。


“Ex-word 電子辞書XD-ST7200 フランス語対応モデル” CASIO

英語学習のみならず、フランス語学習のツールが充実している電子辞書です。

「Ex-word 電子辞書 フランス語対応モデル」の説明

CASIOから発売されている電子辞書です。電源を入れ、ボタンで辞書を選択して、調べたい語句を入力すると、言葉の意味を表示してくれます。

普通の電子辞書と異なる点は、語学学習のツールが充実していること。この製品は、英語とフランス語が特に充実しています。英語は英和辞書・和英辞書・英英辞書の3種類、フランス語は仏日辞書・日仏辞書・英仏辞書・仏英辞書・仏仏辞書の5種類の辞書が標準で搭載され、国語辞典(広辞苑)・漢語林など日本語の辞書も入っていますので、日仏英の3言語を使用・学習される方に適しています。

側面拡大図。180度開く。

↑ 側面拡大図。180度開く。

大きさは、縦 約10cm × 横 約14.5cm という掌サイズで、厚みは約1.5mm(薄めの文庫本くらい)。重さは、電池込みで約250g(文庫本1冊分くらい)です。
単4乾電池2本で稼働。eneloopやsonyの充電池も利用できます。

CASIOの電子辞書を裏返し、電池の蓋を外したところ。

↑ 電子辞書を裏返すとこんな感じ。

連続稼働時間は130時間だそうですが、大学の講義などで持ち歩いて普通に使用して、丁度半年くらいもちます。

casioのフランス語学習・英語学習向け電子辞書の蓋を開きフランス語単語「joli」の意味を検索している画像

スピーカーが内蔵されており、「音声」ボタンを押すと、英単語やフランス語単語を読みあげてくれるので、耳からも単語を覚えられます。
文字サイズは3段階で大きさを変更でき、「バックライト」ボタンをONにすることと、暗い場所でもご利用頂けます。
ページは「ページ送り」ボタンで1ぺーじずつめくれます。画面スクロールの手間が少なくなり、地味に便利です(笑)

CASIOフランス語対応電子辞書の裏面拡大図。スピーカーとイヤホンの切り替えボタンなどがある。

↑ 電子辞書の裏面拡大図。スピーカーとイヤホンの切り替えボタンなどがある。

この機種はフランス語学習を重視するタイプですが、他にも中国語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、韓国語、ロシア語に特化した電子辞書が発売されています。

より詳しい機能を知りたい方は、CASIOのwebサイトをご参照下さい↓ 
CASIO公式ホームページ http://arch.casio.jp/exword/products/XD-ST7200/

電子辞書の裏面拡大図

↑ SDカードの差込み口もある。

「Ex-word 電子辞書 フランス語対応モデル」を使用した感想

CASIOの電子辞書を購入後8年経った今でも愛用しています。

電子辞書の素晴らしい点が、まず学校や職場に行くときに、紙製の重い辞書を持ち歩く必要がない点。語学は継続が命なので、無理なく学習できる環境を整えておくのは大事だと思い、思い切ってこちらを購入しました。

↑ Casioのフランス語対応電子辞書のキーボード部分を拡大して撮影した写真。

↑ Casioのフランス語対応電子辞書。キーボード拡大図。

英語・仏語・日本語の充実度

数ある電子辞書の中でCASIOのこの製品を選んだ理由は、

 ①広辞苑(国語辞典)
 ②漢語林(漢字辞典)
 ③英語辞書(英和辞典・和英辞典)
 ④フランス語辞書(仏和辞典・和仏辞典)

の4つが標準で備わっていたからです。
フランス語を学びつつ、仕事やWEBで英文を読み、日本語の文章も毎月10,000~30,000字ほど書くので、日本語・英語・フランス語の3言語が全て充実しているというのが欠かすことの出来ないポイントで、その条件を満たしつつ、大学生のバイト代で手が届く電子辞書がこの製品でした。

3言語が充実しているという点において、この電子辞書は文句なしです。
この辞書を使っている間に、英語力はTOEIC550から850へ、フランス語力は知識ゼロから実用フランス語検定3級レベルへと上達しましたが、どの段階でも学習に支障がありませんでした。

しかも購入して10年近く経ちますが、一度も故障していません。……今振り返ると、CASIO凄いですね。

文学作品の無料ダウンロードもできる

青空文庫から文学作品を無料でダウンロードできる点も気に入っています。
青空文庫からダウンロードできるのは著作権の切れた日本の文学作品だけですが、常時70作品を手間なく持ち運べるのは大変有難いです。
 → 青空文庫については、こちらへ

まとめ

CASIOでこの製品の開発・販売を手掛けられた方に、「いい製品を作ってくださって有難うございます」とお礼を言いたいです(笑) これからもずっと、大事に使っていきますね。

ワイヤレスのブルートラックマウスでどこでもマウスあり生活

布団やベッドでもパソコンを使いたい方におすすめ。文字通り、場所を選ばず使えるマウスです。

ブルートラックマウスの説明

マイクロソフト社の白いブルートラックマウスとlet's Noteのノートパソコン
↑ 自宅のブルートラックマウス。

マウス裏面から青い光(青色LED)を出しているマウスのことで、以前から発売されてる光学式マウスやレーザーマウスよりも格段に感度がよく、場所を選ばず使用できます

従来レーザーマウスで利用されていたのは赤い光(赤色LED)だが、光の波長は赤色よりも青色の方が200nm(読み:ナノメートル。長さの単位)ほど短いため、より高精度に位置を識別できるようになった。

マウスの内部に電池1本を入れると稼動し、3ヶ月ほどもちます。
親指の爪くらいのチップ(レシーバー)をPCに差し込んで使用するコードレスタイプですが、このチップが通常より小さく、親指の爪くらいの大きさしかありませんので、パソコンを落としてもチップが折れる心配がありません。チップは、マウスの内部に保存することができます。

マウスは黒や白などモノトーンカラーが売れ筋ですが、パソコン本体の色と合わせて選ばれると、失敗が少ないと思います。

ブルートラックマウスを利用できた場所

※どの場所もマウスパッドなしで使用

食卓(プラスチック板)、デスク(木製)、カーペット、布団と毛布、敷布団、ソファ、畳、夏場に敷くござ、こたつ

ブルートラックマウスを使った感想

マウスの電源を切り忘れることがあるのが難点なのですが、場所を選ばず使える快適さは素晴らしいです。

自分はノートパソコン派で、今までずっと光学式マウス使っていたため、パソコンを持ち歩くたびに作業能率落ちて困っていたのですが、このマウスを利用し始めてからはベッドでもソファでも能率が落ちないので重宝しています。

今までに、食卓(プラスチック板)、廊下のカーペット、毛布と敷布団、ソファ、畳、夏場に敷くござ、こたつで問題なく使用できました。勿論、マウスパッドなしで。さすがにまだ大理石は試したことがありません(笑)

IT機器は持ち歩きたい派なので、こうしたマウスの存在は有難いです。マイクロソフトがブルートラックマウスを売り出した当初、ユーザーからかなりの反響がありましたが、その理由が今なら実感を伴って分かる気がします。

そして先日公共の図書館内でノートパソコンを使う際に、大半の方がマウスパッドを持ち込まれていて衝撃を受けました。何故マウスパッドを使う?! マウスパッドにお金を支払うくらいなら、レーザーマウスかブルートラックマウスに買い替えた方が、荷物も減り作業もはかどると思います。

ブルートラックマウスは、未だ世間にはあまり知られていないのでしょうか……。

ブルートラックマウスを使用する上での注意事項

ブルートゥースマウスとブルートラックマウスは、仕組みが異なる

ブルートラックマウスは、ブルートゥースマウス(bluetooth)とは別の物です。
bluetoothマウスは近距離無線通信を利用したコードレスのマウスのことです。
(bluetooth自体は、数mから数十mの距離で利用できる無線通信の規格の一種)

ブルートゥースはスマホの無線接続と同様、親機(パソコン)と子機(マウス)が必要なので、お使いのパソコンにbluetoothの機能が付いていなければ、bluetoothマウスを購入しても利用することは出来ません。
よく見かけるbluetoothマウスは、パソコンのUSBポートを1つも占有することなく、マウスを使用することができます。

ブルートラックマウスはUSBポートを1つ占有してしまいますが、従来型の光学式マウスと同様、パソコンにドライバーをインストールすれば利用できます。パソコンへのドライバのインストールは、昨今ではマウスのケーブルをパソコンにつなぐだけで済むことがあります(プラグアンドプレイ機能)

オプティカルマウス・レーザーマウス・ブルートラックマウスの見分け方

マウスはパソコン以上に種類が多いので、性能の見分け方を簡単に。
光学式マウス(オプティカルマウス)は、マウスの裏面から出る光が赤いです。レーザーマウスは光なしで、ブルートラックマウスは青(青色LED)です。

光学式、レーザー、ブルートラックの順に、性能は高くなります。光学式マウスは動作を感知する性能が低いので、マウスの下に敷くマウスパッド(100~2,000円程度)推奨。(誤解されてる方があまりに多いですが、ブルートラックマウスはマウスパッド不要です。ブルートラックは毛布の上でも使えるくらい高性能なマウスなので、わざわざマウスパッドを使う必要がないのです)

お値段は、性能に比例します。光学式マウスは500~2,000円、レーザーマウスで1,000~5,000円、ブルートラックマウスは1000~8,000円くらいです。
もしノートパソコンユーザなのに光学式マウス使われてる方は、マウス変えると使い勝手が良くなるかもしれません。私がそうでしたので。

ブルートラックはまだ少し値段がお高めですが、それでも随分下がりましたね。数年前は各社6,000~8,000円でした。(筆者は5,600円くらいで購入)

デジタルメモ「ポメラ」(DM5) で毎日長文を書く

物を書く仕事が増え睡眠時間が足りなくなってきたので、ポメラを導入した。ブログや小説や論文など、毎日長文を書かれる方には、便利なのでおすすめ。

ポメラの説明

ポメラはテキスト入力に特化したIT機器。2秒で起動でき、2~4秒で電源を落とせるため、通勤や隙間時間を利用して、場所や時間に縛られずに長文を書くことができる。

一番小さいサイズ(DM5)でスパークリングシルバー色(シャンパン色)のポメラ(DM5)を開き、電源を入れて起動させた写真。表示文字サイズは最小。

↑ ポメラ。表示文字サイズを最小にして、ポメラを起動したところ

書いた文章はテキスト形式(拡張子は「.txt」)で保存される。長さ60cmの付属のUSBケーブルでポメラとパソコンを繋げば、ポメラからパソコンへ書いたデータを移動することができる。

1ファイルにつき全角8,000文字まで入力可能で、ポメラ内に6~8ファイルを同時に保存可能
別売のSDカード(大きさ1cm程度。ポメラ本体に挿入して使用)を購入し、そちらにテキストファイルを保存すれば、保存上限数を気にせず保存できるようになる。

2GBまでデータを入れることができるメモリーカードを撮影した写真。黒くて小さいSDカードが正面に写っている。

↑ ↓ 黒いのが、SDカード。このSDカードは2GBまでデータが入るが、もっと容量の大きいカードもある

表示文字サイズは4段階に切り替え可能で、文字サイズ最小でも、走行中の電車内で文字入力ができる。

スパークリングシルバー色のポメラ(DM5)を表示文字サイズ最大にして起動した写真。画面の文字がはっきりと読み取れる。

↑ 文字サイズを最大にすると、こんな感じ

単4電池2つで稼動し、稼動時間は25時間。余暇に使うのであれば、2~3週間は電池交換なしで利用できる感じ。

スパークリングシルバー色のポメラ(DM5)を裏返し、電池やSDカードなどを取り外したところ。eneloopの単四充電池2本が見えている。

↑ ポメラを裏返し、付属品を着け外しするとこんな感じ

2012年現在で、ポメラには3種類の機種があり、DM5が一番小型。大きさ・重さとも文庫本ほどで(300g以下)、広げた時のキーボードの長さは約25cm。キーボードは、身長160cmを越えない私が入力して狭さを感じる程度なので、男性にはもう1段階サイズの大きいDM10、もしくはDM20の方がおすすめ。

スパークリングシルバー色のポメラ(DM5)のキーボード左半分を正面から撮影した写真。白っぽいキーが整然と並んでいる。各キーは大きさが小さめである。

↑ ポメラのキーボード左半分。キーの並び順はパソコンと同じ

スパークリングシルバー色のポメラ(DM5)のキーボード右半分を正面から撮影した写真。キーボード右上に電源ボタンが見える。

↑ ポメラのキーボード右半分。電源ボタンはキーボード右上にある

ポメラを使用した感想

ノートパソコンより優れていると感じるのは、とにかく起動時間・終了時間が早く、軽くて持ち運びに適している点。
移動中の電車内でポメラを打っていても、電車が停車してから、電源を落としキーボードを閉じて電車を降りることができる。起動時・終了時に2~5秒しかかからないので、移動時間の全てを、書くことに使える

この文章も、電車内で打ち始め、一度ポメラの電源を切って駅へ降り、その後駅のベンチで書き上げ、自宅のパソコンにデータを移動して仕上げた。DM5はかなり小さいので、街中でかちかちとタイピングしていても、人目を引かないところも有難い。

重さが300g程度なので、長時間の持ち運びにも支障がない。長い通勤時間に書きものをしたくて毎日持ち歩いたが、故障することも重さを負担に感じることもなかった。

スパークリングシルバー色のポメラ(DM5)を真横から撮影した写真。ポメラのモニターはブラックアウトしている。

↑ ポメラの厚みはこんな感じ

今のところ、期待以上にポメラは優秀だった。キーボードがやや小さいので打っていて指同士がぶつかることはあるが、その分重量が軽いので満足している。

このブログも開設当初はスマホやノートパソコンで書いていたが、ポメラでの作成に乗り換えようか検討中である。

ポメラの使用上の注意点

カーソルを見失うことがある

1つ改善して頂きたいなと感じたのは、カーソルを見失うことがある点。
通常の場合、白黒のディスプレイにカーソルが点滅しているのだが、キーで上下に動かすと、文字に紛れてカーソルが行方不明になることがある。
カーソルを見失うと能率が下がるし、あまりに頻繁に見失うとテキストのレイアウト変更をポメラで行うことができないので、後継機では改善されていることを期待している。

購入後8ヶ月目にポメラのキーボードが故障、無償修理頂けた

購入後8ヶ月目に、キーボードが故障した。ポメラを起動することはできたが、enter・→・←の3つのキーが押しても入力されず、カーソルも動かせず、入力した文字も確定できなくなった。購入したのはamazonだったが、ヨドバシカメラを通じて、製造元のキングジムに無償で修理して頂くことに。

充電池の減りも早い気がしたので、そちらも合わせて調査を依頼し、3週間程預けた。その後手元に戻ってきたポメラを開くと、下記のようなファイルが表示された。


 キーボードを交換して電池の消耗状態を検証
3月8日検証スタート
9:20
10:20フル充電だよ  ちゃんと20分に計ったよ
11:20 2時間経過 フル
12:50 3、5時間経過 1減
13:20 4時間経過 1減
14:40 5時間経過 1減
15:30 6時間経過 1減
16:50 7、5時間経過

検証2日目
9:00 スタート 1減
9:30 8時間経過 1減
10:30 9時間経過 1減
11:50 10時間経過 1減
少し前地震がありました。結構揺れてビックリ!!
12:40 11時間経過 1減
13:30 12時間経過 1減
14:30 13時間経過 1減
15:30 14時間経過 1減
16:30 15時間経過 1減

検証3日目
9:40 スタート 1減
11:10 1減
11:40 17時間経過 1減
13:10 1減
13:40 19時間経過 1減
14:40
15:40 21時間経過 2減
電圧低下メッセージの後入力していたら電源が落ちた
その後電源を入れるがまたすぐに電圧低下メッセージがでた


このファイルを見て、キングジムへの好感度が急上昇した(笑)
今までにも、デジカメやmp3を別メーカーに修理頂いたことがあったが、修理について詳細な説明を受けたことも、親しみを感じるようなメッセージを頂いたこともなかった。修理に関する詳細情報を、しかも修理ご担当の方から直接を頂くことが出来、不信感や不安感が不思議なほど綺麗に払拭された。

修理ご担当の方、有難うございました!
これからも大事に使わせて頂きます。

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キングジム(Kingjim)
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外付けモバイルハードディスクの魅力

USBメモリほど手軽ではないものの、持ち運び自由のモバイルハードディスクには、大容量収納という捨てがたい魅力があります。

モバイル外付けハードディスクの説明

ハードディスク(「HDD」と表記します)には、システム内蔵型のものとUSBケーブルでパソコンに繋いで使う外付けのものとがあります。このHDDは、付属のUSBケーブルで繋ぎ、取り外しや持ち運びができるタイプのポータブルハードディスクです。

手のひらと同じくらいの大きさで、厚さは1cm、重さは文庫本より少し軽い程度。私は5000円くらいで購入しましたが、お値段は収納できるデータ量(320GB~3TB)に比例します。

モバイル外付けハードディスクの使い方

USBメモリと同じでです。
付属のUSBケーブルでPCに接続すると、ハードディスクが認識され、マイコンピュータの「リムーバブルディスク」アイコンからデータを移し替えることができます。

初めてハードディスクを購入した際、ヨドバシカメラの店員さん使い方を訊ねたところ、「USBメモリと同じですよ。データをつかんでは投げ、つかんでは投げれば、移動できます」と言われました。
表現が秀逸すぎて、未だに忘れられません(笑)

モバイル外付けハードディスクを使用した感想

持ち運びのできるIT製品が好きです。
落としても壊れにくいLet’s Note(ノートPC)、値が張るけれど布団でも使えるブルートラックマウス、騒音に邪魔されず音楽が聴けるノイズキャウンセリングイヤホンといった具合に、周囲に増殖していくのはモバイルIT製品ばかりです。

原因は落ち着きのない性格の所為かも知れません。カフェや図書館は勿論、3Gとwifiの電波の届く所ならどこででも作業します。階段の踊り場でPCを使い、実家の母に邪魔物扱いされたことも多々。(確かに邪魔ですね)

HDDも当然のようにモバイルタイプを選びました。(固定して使うタイプのHDDの方が値段が安めで経済的なのですが、そんなことは私の知ったことではありません笑)
今までは16GBのUSBメモリを愛用していましたが、外付けHDDもポータブルであれば、USBメモリとほぼ同じくらいの手間で利用できます。

手のひらサイズの白い外付けハードディスク全体と付属の白いケーブルが写っている。背景は白い机。ハードディスクの製品名は「カクうす」

かつ、数百GB~3TBという大容量が手に入るので、音楽や動画をどこにいても存分に楽しまれたい方には、USBメモリよりHDDの方がおすすめです。モバイルタイプのHDDなら、出張先や新幹線移動中でも楽しめます。

購入後、150枚くらいのCDデータ(音楽)と画像数百枚をHDDに移動しましたが、まだ十分な空きがあります。使い始めてもう数年になりますが、未だに空きが残っているのは心強い限りです。動作も安定しており、PCとの接続が急に切れるようなことはありませんでした。

“ポータブルカセットテープレコーダー(TCM-400 C TCC )”SONY

語学学習秘密兵器です。これがないと、正直勉強になりません。

ポータブルカセットテープレコーダーの説明

手のひらサイズで持ち運びのできる、カセットテープ再生機です。録音もでき、2倍速モードでの録音・再生も可能です。

カセットレコーダーのボディに再生スピードを通常より最大30%早めたり、15%遅くしたりできるチューナーがついていますので、語学学習に適しています。音量調節も細やかかつスムーズで、二部屋挟んでも音が聞こえるくらい大音量で再生でき、また、耳元でかろうじて聞き取れるくらいの小さい音量での再生もできます。

電池残量表示ランプがボディについています。電池残量が少なくなると黄色のランプがともり、さらに交換間近になると点滅し始めます。
単三型電池2本で24時間再生だそうですが、1~2ヶ月は電池交換なしで使えます。

ポータブルカセットテープレコーダーを語学学習に使用するメリット

「スマホの時代にテープレコーダーか!」と失笑を買ってしまいそうな気もしますが、私これがないと本当に駄目なんです。

ウォークマンから始まり、ポータブルCDプレイヤー、MD、MP3、ICレコーダー、i-pod、iPad、iPhoneと、今まで数々の高性能電化製品に巡りあい、使ってみては取捨選択を繰り返してきましたが、カセットテープレコーダーの地位は私の予想を遥かに超えて高く、結局この10年間揺らぐことはありませんでした。

何に使うかというと、もっぱら語学学習です。テープレコーダーは音質が良くないので音楽には不向きですが、語学学習にこれほど適した機材はない、と思っています。

一番素晴らしいのが、文字通りボタン1つで再生できる点。
MP3、i-pod、PCのwindows media player、MD、CD、音声ダウンロードのできる携帯など、音を再生できる機材はいろいろありますが、ボタン一つで即再生してくれる機材はカセットテープレコーダーだけなんです。
他の機材は、電源を入れて起動したり、トラック番号を選んだりする必要があり、再生までに5秒10秒とかかってしまいます。しかも最新のものほど小型化されていてボタンが小さいので、押しづらくて。

家事をしていても、入浴中でも、外出先でも、寝る直前の暗闇の中でも、どんな状況でも持ち運べて常にボタンを押せて即再生してくれるのは、カセットテープレコーダーだけでした。

どんな場所でもボタン一つで即再生できるとなると、テレビCMの流れる1分間、皿を洗う5分間が全て勉強時間になります。隙間時間がことごとく使えるんですね。

語学を身につけるには、500~1,000時間外国語をひたすら聞く時間が必要だそうです。
1,000時間ひたすら聞き続けると、英語を聞き英語で考え英語で話すという日本語を解さない思考回路ができ、「何となく意味がわかって即反応できる」という外国語の瞬発力がようやく身につきます。
リスニング時間の確保は、語学を身につける上での至上命題といっても過言ではありません。

私が大学時代にTOEIC820を取得できたのは、自宅にカセットテープレコーダーがあったお陰です。在学中、家中に持ち歩いてはリスニングに励んでいたのですが、お陰で私の頭の中には大学卒業前に英語脳が出来上がりました。

英語圏滞在経験ゼロ・学習費1万円以下でTOEIC820取ったよ、と言うといろいろな方に驚かれますが、カセットテープレコーダーさえあれば誰だってTOEIC700くらいは超えるはず、と密かに思っています。あれだけ聞けば、嫌でも伸びますもの(笑)

ちなみにフランス語脳も欲しいので、今はテープレコーダーの中身をフランス語テープにして、また朝から晩まで聞いています。同じ調子で中国語・韓国語・ドイツ語まで欲張ったら、日本にいながら何ヶ国語も話せるようになるんじゃないでしょうか。ひそかな期待です。でも少なくとも40歳を超えるまでは、この夢は諦めないでおこうと思っています。

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ソニー(SONY)
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「ノイズキャンセリングイヤホン MDR-NC22 B」(SONY製)について

雑踏など騒音の煩わしい場所でも、プレイヤーからの音に集中できるイヤホン。便利すぎて、使い始めた当初は移動中常にこのイヤホンを使っていた。

ノイズキャンセリングイヤホンとは

ノイズキャウンセリングイヤホンには、周りの雑音の波動(音は波の形で伝わる)と真逆の波動を出すことができる装置がイヤホンコードの途中に付いている。装置をONにすると、周囲の雑音が殆ど聞こえないほど小さくなり、静かな部屋でプレイヤーの音を聴く時と同じような状態で聞こえる。

電車の中、交通量の多い道路、話し声の絶えない昼間のカフェ、TVが流しっぱなしの自宅の居間などでも、問題なく音楽や語学の音声を聴き取ることができる。

ノイズキャンセリングイヤホンで聴いてみたもの

クラッシック音楽、ロック系音楽、会計学の講義音声、海外ドラマの音声
クラシックと講義音声で特に効果が高かった。

ノイズキャンセリングイヤホンを使用した感想

音楽や語学や授業を集中して聞きたい方には、特におすすめする。

SONYのノイズキャウンセリングイヤホンはイヤホンが耳の奥までフィットする形なので、はめただけでも耳栓に近い効果を得られる。電源をONにしてノイズキャウンセリングの機能をプラスすると、周りの雑音はほぼ聞こえなくなり、音楽や学習に集中できる。

ノイズキャウンセリングイヤホンを使用する学習方法は、経済評論家勝間和代さんの「年収10倍アップ勉強法」で紹介されていた方法で、どんな場所にいても騒音から逃れられるので、集中力の乏しい人間(=私)が場所を選ばず勉強できるようになった。

家事・通勤・散歩の時間を勉強に充てられるようになるだけでなく、勉強していて気分が乗らない時に雑音を遮断することで、集中力を高めることができる

ノイズキャンセリングイヤホンを使用する際の注意事項

車や踏切の音が聞こえにくくなる

周囲の音がすべて遮断されるわけではないので、ノイズキャンセリングイヤホンをつけて歩いただけで交通事故に遭いやすくなるわけではない。ただ、普段より注意力は落ちるので、安全が確保されている場合のみ使うことをおすすめする。

SONY製品を使用する際の注意事項

SONY製品は壊れやすい

私が使っていたノイズキャウンセリングイヤホンは、購入後2年で右耳からの音が聞こえなくなった

SONYはオーディオ製品に高い技術力を誇り、デザインもいいが、製品を十分に検証しないまま市場に出す傾向があるようで、製品の耐久性と修理時の対応には、不満が残ることが多かった

ノイズキャウンセリングイヤホンも、当初はSony製のボイスレコーダー(ICレコーダー)と組合せて使っていたが、イヤホンの差し込みプラグの形がボイスレコーダー側の差込口の形と合わず(差込口がやや大きい?)、組み合わせて使う場合に限り、音が途切れてしまうことが時々あった。

ボイスレコーダー(ICレコーダー)の方が壊れてしまった際、仕方なく修理に出すとボイスレコーダー(ICレコーダー)に入っていたデータは全削除され、3週間くらい戻って来ず、ようやく戻って来たかと思うと半年後にまた壊れてしまった。
私の使い方が悪いのかと思い、壊れるたびに修理窓口の人に壊れた理由を尋ねたが、「お答えできません」の一点張り。

知り合いがSony関連企業に勤めていたこともあり、以前は電化製品をSony製で統一していたが、こちらのノイズキャウンセリングイヤホンとボイスレコーダー(ICレコーダー)があまりにトラブル続きで修理時のサポート内容も不満が残るものだったため、現在は全て他社製品に乗り換えてしまった。

SONY製品を購入される場合は、1~2年で使い捨てる前提で購入された方が良いと思う。