月別アーカイブ: 2017年8月

鉛筆画:年代物のラジオ An Antique Radio

Antique Radio drawn only by pencil.革製の茶色いケースに入ったSONY製の年代物ラジオを鉛筆でデッサンした絵。ラジオ本体は黒色で、プラスチック製。革カバーは茶色で、使いこまれた風合い。絵の背景は白い画用紙。画用紙右下に、鉛筆で何かを描き消した跡が残っている。

モチーフ Sony製の古いトランジスターラジオ
使用画材 スケッチブック、三菱鉛筆uni、練り消しゴム
製作場所 T先生の絵画教室
光源 自然光と蛍光灯を併用。自然光は3Fの窓から採光、時間帯は14:00-17:00
完成日 不明

モチーフについて

ネットで調べてみると、昭和30年代に発売されたトランジスターラジオと大きさや形が似ているので、その頃のものではないかと思う。手に持つとずっしりと重く、革製の立派なケースまで付属している。電池を入れる箇所があり、古い型の四角い電池が入っていた。四角い電池も気に入ったので取り出して描こうかと思ったが、お世話になった日立マクセル社製の古い型の電池が見つかったので、そちらを描くことにした。だが、残念ながら、製作途中で日立マクセル社乾電池がなくなるという事件が起きた。幸い描き上げた後に再発見されたので、いずれは描き足す予定。
どの絵も数か月かけて描くので、描いている最中にモチーフが行方不明になることが時々ある。困ると言えば困るのだが、各モチーフは教室に保管されているもので、そもそも私物ですらない。描けなかったものは縁がなかったのだと、諦める気持ちも肝心である。

これらのモチーフも、触感・質感を描き分けるという課題の一環と理解している。ケースの年季の入った茶革や留め金の金属の質感、ラジオ本体の2種類のプラスチックとざらっとした金属の質感など、異なる質感が盛りだくさんのモチーフだった。ラジオ本体が真四角なので形を取るのは易しいだろうと思い込んだが、ケースや部品の箇所に楕円や小さい円や小さく複雑な凹凸があり、大いに苦しめられた。

描き方について

4Hから6Bくらいまでの鉛筆を使用したと思う。モチーフの色が全体的に暗いので、6H鉛筆は使用しなかった筈。8B鉛筆を使用すると心のヒットポイントが減るので、今回も使用していない。

全体の形を取るのは速かったが、細かい部品や細部の凹凸を描き込むのに数倍の時間がかかった。細部の形に気を取られると全体とのバランスが取れなくなることが多く、描いてみては一部消し、更に描いては全て消す、という残念至極な描き方も多かった。

何度も人の手に触れられたであろう革のケースの質感がとても良かったので、触られて色がまだらになった部分の穏やかな色を再現するよう心掛けた。革ケースを愛でていると、ラジオ本体を描き込む時間が削られてしまい、ずしっとした重さやプラスチックの持つ軽やかさは十分に再現できなかった。結果として質感については及第点に満たなかったので、次回持ち越し。

気管支喘息の発作が起きる場所(ハウスダストアレルギー・ダニアレルギーの患者の場合)

「喘息の症状をを惹起じゃっきさせるものがあるなら、それから離れることが治療の第一」

とお世話になっている喘息専門医の先生が仰られていたので、自分が今までに喘息の発作を起こした場所と、その状況をメモ。
同じ病気&体質で苦しむ方の参考になれば。

■気管支喘息の発作が起きた場所・状況

・衣料品店

具体的には、5階建のUNIQLO店舗の1~2階フロア、GUCCI・LOUIS VUITTONの立ち並ぶ地上階の婦人服フロア、スーパーの2階に併設されている衣料品フロアがNG。

特にUNIQLOは酷く、5階建のUNIQLO店舗の1階に足を踏み入れて1分も経たないうちに、心臓がばくばくと脈打ち、心拍数が跳ね上がり、呼吸が浅く速くなった。大急ぎで品物を買い滞在時間10分程で店外(屋外)へ逃れたが、残念ながらアウトだった。

翌日から容態が悪化して毎日小発作を起こし、平地でも5分も歩くと息が上がるようになり、発作用吸引薬(サルタノール)の使用回数が、週0回から週2回に急増した…。特に歩行時の息切れは顕著で、15分ごとに立ち止まって休憩を挟まないと、呼吸が苦しくて歩き続けることができなかった。

喘息発作・喘息症状とも衣料品店にいる時が最もひどく、抗アレルギー治療を始めて4ヶ月を過ぎても、衣料品フロアは入るだけで喘息の症状が出る。よほど喘息&ハウスダストアレルギー患者の身体に合わないのだと思う。私の喘息発作の引き金となるのは埃(ハウスダスト)だが、ハウスダストの成分の約50%は衣類や布製品から出る繊維らしいので、掃除や換気で除去できる量をはるかに上回る繊維類が、空気に乗って店内からフロア中に広がっているとしか考えにくい。

現在は、衣料品店・衣料品フロアには立ち入らないようにしている。衣服は、ネット通販でしか購入しない。ただ、UNIQLOだけは例外で、店員さんに事情を話し、代金を支払った後自宅で試着させて頂いている。(気に入らなければ、翌日レシートと服を持ち込むと返品できる。UNIQLOさんに陰ながら感謝)

・スーパーなど品揃えの多い小売店

具体的には、百貨店地下2階の食品売り場、地元のスーパー3件、ホームセンター1件がNG。

スーパーは、文字通り毎回喘息発作を起こす。非常に高確率で10分~15分以内に動悸・息切れの症状が出るので、今では抗アレルギー剤の効き具合を確かめるバロメータにしているくらいだ。どの食品エリアが喘息発作を誘発しているのかは、残念ながら分からない。

高級路線の新築スーパーが最も喘息発作がひどく出るので、高級品が多い=商品の回転率が悪い=埃が積もりやすい のだろうかと推測している。良心的な価格帯で通路が広めのスーパーが、喘息症状が一番マシだった。

百貨店の食品売り場は、アルコール類の置いてある区域が駄目だった。ウイスキーやワインの瓶に埃が積もっていた時点で、購入を諦めた方が良かったと後で反省した。
お酒は腐らず生鮮食品に比べて製品の回転率が低いので、古い埃が積もりやすいのだと思う。

喘息治療がかなり進んだ後でもNGだったのが、ホームセンター。売り場をうろついているだけで頻繁に咳が出る。こちらも素人が日常的には使わない製品が多いので、製品の回転率が低く、古い埃がうっすら積もっていた。

現在は、食料品店・ドラッグストア・雑貨店等の小売店舗には立ち入らないようにしている。 物の多い場所や、倉庫から出したばかり物が多い場所は、手入れが行き届かず、物に埃が残っている可能性が高い。

購入は極力ネット通販を利用するようにしているが、牛乳を切らした時など、どうしても店舗に入らざるを得ない時もある。その場合は、ウイルス対策マスクのうち最も信頼できるマスクを身に付け、欲しい商品がどこに置かれていか店舗内マップで事前にチェックして、入店から退出まで10分以内で収まるようにしている。
 → おすすめのウイルス対策マスクについては、こちら

但し、体調が良い時に5分程滞在するくらいなら発作が起きないこともあるし、コンビニは起きる場合と起きない場合があるので、全ての小売店が常に危険なわけではない。

・コンビニ

具体的には、行き慣れたセブンイレブン1店舗。

セブンイレブンの店頭を撮影した写真。「7-ELEVEN」の看板が写っている。

↑ コンビニ(セブンイレブン)

気管支の調子の良い時は、ファミリーマート3店舗・セブンイレブン1店舗のどこに入店しても問題なかったが、喘息発作の起きたその日に通い慣れたセブンイレブンに入すると、3分も経たずに発作が起きた。

発作が起きると気管支が過敏になるため、普段なら問題のない場所でも喘息症状が出やすくなってしまう。調子の悪い時には、コンビニ全般を避けた方が無難。

・パソコンやサーバの多い部屋

喘息治療を始めて半年以上経った今も、N95マスクという高性能マスクなしに勤務先に入室すると、動悸と息切れの症状が出る。症状が最もひどかった時は、勤務先でただ座ってパソコン操作をするだけで、動悸・息切れ・呼吸困難の喘息小発作を毎日起こしていた。座っているだけの2時間の会議の途中で、胸骨が上下し口から息を吐かないともたない程の息切れが起き、会議を途中退出したことも何度かある。

最終的には職場の産業医からドクターストップがかかり、ハウスダストアレルギーが収まるまで休職とのことで、休職2ヶ月半を言い渡された
休職が解け時短勤務者として職場復帰した後も、抗アレルギー剤の薬とN95マスクで防御している状況で、職場で3回以上発作を起こしている。

当時の勤務先は、ワークスアプリケーションズという人事系システムの開発と運用を手掛けるIT企業で、パソコン台数が多い上に管理が悪く、フロア中が埃だらけだった。壁や仕切りのないだだっ広いフロアに、人が120人以上、パソコンが150台以上、社内検証用のサーバが十数台置かれていた。通路は狭く、デスクのあるフロアは芋の子を洗うような人口密度で、人とパソコンとの間隔も広いとは言い難かった。その上、古いブレードサーバーなど埃を溜めそうなサーバ・デスクトップ型パソコン類も、サーバルーム等の別室に隔離して音・温度・埃を管理することなく、電源が常時入った状態で、手近な机にむき出しのまま置かれていた。

この勤務先は何故か職場全体で衛生観念に欠けており、殺虫やカーペット洗浄を行ったことがなく、棚やロッカーの拭き掃除も定期的には行われていなかった。自分が普段使っているデスクを水拭きすると、1時間後にはまた埃が積もってしまうほど、埃の量が多かった
職場内にある冷蔵庫や珈琲メーカーなど食品の置かれているエリアも例外ではなく、慢性的に埃が積もり、珈琲メーカーも冷蔵庫もさも当然のように埃にまみれていた。

…ビルの清掃業者が、床だけ毎日掃除機をかけて下さっていたにも関わらず、この有様だったということには、絶望するしかない。

ITに造詣の深い方はご存じかと思うが、年単位で利用されていたパソコンは、外蓋を開けると中が埃だらけだ。パソコンの蓋を開けた後、技術屋がまずやるのは、掃除機やエアダスター↓というスプレーで埃を取り除くこと。そうしないと、メモリもCPUも埃に隠れてよく見えない(笑)

パソコンは熱が溜まりやすいため、放熱の為のファン(小型扇風機のようなもの)が備わっており、冷えた外気をパソコン内部に取り込んでパソコンを冷やし、温まった空気をまた外部へと送り出す仕組みになっている。埃は空気中に舞っているので、ファンを通じて空気がパソコン内部を通るたびに、パソコン内部に埃が徐々に蓄積されてしまうようだ。つまり、「パソコンは埃の貯蔵庫」とも言える。
パソコンやサーバは精密機械なので、元々熱や埃に弱い。いい技術者がいると、ハードウェアのメンテナンスをするついでに、パソコンの中も軽く掃除をしてくれる。が、知識のない方ばかりだと、何のメンテナンスもされないまま酷使されるので、壊れるのも早い。

喘息持ちが勤務する際、最優先事項は年収や働きがいではなく、共に働く人の衛生観念と空気環境だ。実際私は、年収や働きがいは申し分なかったが、職場の衛生観念や就業環境が変わる気配がなかったため、出勤すらままならなくなり、やりがいも年収も半分以下に急減し、退職を決意した。

職場の同僚(特に上司)の衛生観念は、必須でチェック頂いた方がいい。男性の多い職場は、特に要注意。一般的に男性より女性の方が綺麗好きで、汚れているところがあればこちらが指摘する前に気づいて掃除してくれることが多く、こちらからお願いした場合も快く掃除してくれる。

当時の職場は、超長時間労働も蔓延していたので、課長職以上に男性しかいなかった。女性管理職が1人でもいれば多少なりともマシだっただろうに、と残念に思う。

・換気窓のないビルの高層階

 
具体的には、換気窓のないオフィスビルの20階・21階。

埃(ハウスダスト)は、主成分が布製品の繊維で、その他ダニ・髪の毛・皮膚・紙ゴミ・花粉などから生成されている。そのため、屋外から入ってくる量より、人とその周辺から生成される量の方が多い。窓を開けて風が通り換気が出来ると、部屋を舞う埃(=喘息発作を引き起こすアレルゲン物質)が減り、喘息持ちは楽になる。(外から入ってくる土埃はアレルゲン物質ではないので、吸ってもハウスダストアレルギーによる発作は起きない)

ダニは、気温25度前後で湿度が高く、日の当らない場所に好んで棲息する。カーテンやブラインドで日差しを遮っている部屋は要注意。外向きの窓が無いとこまめに換気出来ないため、ダニも繁殖しやすくなる。
生きているダニではなく、ダニの卵や粉々になったダニの死骸など、よりサイズの小さいダニの方が体内に取り込まれやすく、悪影響を及ぼしやすい。体内に多量に入ると、アレルギー症状を引き起こしてしまう。

気管支喘息を患ってからは、

 「喘息症状が出た時、すぐに外の空気を吸えるか」
 「外向きの窓を開けるか」

の2点が、外出先や滞在先を選ぶ基準になった。ビルの高層階で外開きの窓がない部屋にいると、エレベーターに乗らないと屋外の空気が吸えないため、喘息発作が起きた時外に逃げるのに時間を要し、発作が長引くことが多い

発作用吸引薬を使って対処療法で発作を収めても、喘息発作の起きやすい環境(=ハウスダストなどの気管支を刺激する物質が空気中に多く、気管支が刺激されやすい環境)にいると次なる発作が起きかねないので、なるべく早く逃げられることは大事。外の空気が30秒以内に吸えると、軽い喘息症状なら吸引薬なしでも10分程度で収まる。

※花粉症もお持ちの方は、花粉の飛び交う季節に窓を開けると、症状が悪化する恐れがあるのでご注意を。

・2時間以上の睡眠不足

普段より2時間以上短い睡眠で起床した日は、終日速すぎる心臓の鼓動と呼吸困難に悩まされる。普段発作が起きた時、発作用吸入薬は1回2吸引を使えば収まるが、2吸引を2回以上繰り返さないと収まらない日もある。

小発作まで進行しないとしても、睡眠不足の日は心拍数が終日毎分80回を超えていたり(普段は毎分60回~70前半)、喉や肺がムズムズして調子の悪いことが多いので、自分に必要な睡眠時間の長さは把握しておいた方がいい。それを下回って起床した日は、昼寝や仮眠をしてでも、睡眠不足を補う方が良さそう。

・衣替え

具体的には、夏物から秋冬物への衣替えの作業と、畳んだ衣服約50着が保管してある木製棚の棚板4枚を高さ調整した時がNG。

衣料品はよほど気管支喘息とハウスダストアレルギーに良くないのか、窓を全開にできる環境下でも、衣替え作業に没頭すると発作を起こしてしまった。特に棚板の高さを調整する作業は、衣服を出し入れしながら10分以上に渡って大量の衣服の周りや棚に近づいたままになるので、息切れの強い喘息発作が起きた。

「よく使いよく洗濯する清潔な衣類」は発作リスクが低いと思っていたが、状況によってはNGとなることに、改めて気付かされた。

・築30年以上の古いビル

具体的には、築40~50年の雑居ビルの地下2階、築30年以上の銀行ビルの1階、築80年の石造りのビルの3階。

古いビル内の風景を撮影した写真。石造りでエレベーターホールが見えている。

↑ 築年数の古いビル

埃が溜まっているから駄目なのか、ビル建築に使われた材質が古いから駄目なのかはよく分からないが、築30年以上の古い建物も高確率で小発作が起きる。

フロアに滞在して10分も過ぎると動悸・息切れの症状が出るので、慌てて屋外に逃げている。10分以内に気付いて屋外に逃げられるなら翌日まで動悸・息切れを引きずることは少ないが、事務手続きなどで1時間以上の滞在を余儀なくされると、翌日から1~2日は、気管が狭まり動悸・息切れを起こしている。

ただ、私の実家は築35年だが、毎日のように掃除機や拭き掃除をしているので、連日終日滞在しても喘息発作は起きない。古くとも、広すぎない住宅で掃除が行き届くなら、問題ないのかもしれない。

・長時間(1日合計5時間以上)の会話

職場の上司との面談で約2時間話し、その後掃除の行き届いた居酒屋で、水と梅酒1杯を交互に呑みながら、3時間半ほど職場の先輩と1対1で会話した翌日、喘息の症状が目に見えて悪化した。

居酒屋店内にいる時から奇妙な疲労感を感じていたが、帰宅後は強い睡魔に襲われ、何もせずそのまま眠った。翌朝起きると強い疲労感・倦怠感があり、15分以上連続歩行出来ないほど気管支が狭くなり喘息が悪化(増悪)していた。(数日前は30分間連続歩行出来ていた)

痰も普段の倍の頻度に増え、発作用の気管支拡張薬を吸引するまで、心臓が速いテンポでずっと脈打っており、口元に手を当てると明らかに息が吐かれているのが分かるほど、呼吸が荒くなっていた。

普段からあまり長々と話すタイプではないので、急に何時間も話すと、肺や気管支に負担がかかるのではないか、と推測している。

・美容院

具体的には、商業施設の3階にある20席くらいの美容室。
10年以上通っている美容室だが、体調の悪い時に1~2時間滞在した際、その日から翌日にかけて喘息の発作が起きた。

■気管支喘息の発作が起きかけた場所・状況

・閉め切った部屋でお焼香を焚かれた時

親族の20人程が集まる法事で、扉・窓を閉め切った部屋で法事を行った時、お焼香の煙で気管支がムズムズし、軽い発作が起きかけた。

幼児や子どもの参加者がゼロだったため、騒ぎ声や笑い声が少なくシーンとした雰囲気で、お経開始早々に席を外して外へ出ることも憚られ、辛かった。

法事は、喘息に良くないと分かっていても、回避しづらいイベントの1つだと思う。
お線香やお焼香の煙は気管支を刺激するので、喘息発作を誘発する恐れがある。が、近しい親族やお世話になった方のお通夜・お葬式は、出ない訳にもいかない。せめて窓もしくは出入口付近の席を確保し、少しでも肺や気管支に良い空気を得られるよう注意したい。

ちなみに、屋外のお墓参りでお線香数本をお供えする程度なら、特に問題なかった。

・水を挟まずお酒だけを飲む

アルコールで喘息が悪化するかは、何度か試したことがある。私の場合は、水を挟まずにアルコールだけ飲み続けると、その日の夜から咳込む回数が増え、症状が悪化した。

だが、水 → お酒 → 水 → … と交互に口にしながら1杯を2~3時間かけて呑むと、喘息症状が起きない。酒に弱いと、こうした飲み方でも十分ほろ酔いになる。

現在は、職場の大規模飲み会(送別会以外)は喘息を理由に全て断り、煙草を吸わない人を中心に6名以下の少人数で飲み会を開くよう心掛けている。こうした場だと、飲み会開始時点から水やお茶を頼みやすく、万一発作が起きた場合も、途中帰宅しやすい。

・掃除機かけ・水拭き掃除・棚の掃除

畳の上に黒いルンバが置かれている写真。ルンバのボディは黒で、縁の部分は灰色。畳は黄色っぽくなっている。

↑ ルンバ

具体的には、ルンバで掃除する時と、雑巾で古い埃の残った場所を水拭きする時。

自宅でも、マスクなし・換気なしで掃除すると、容赦なく喘息発作が起きそうになる。呼吸が荒くなったり、胸が苦しくなったり、咳が出たりする。特に古い埃がたっぷり積もった場所は非常に危険。喘息を患った後は、掃除にルンバと脚立が必須になり、掃除の仕方が大きく変わった。
 →喘息の悪化を防ぐ掃除方法については、こちらへ

自宅の掃除は自分のペースででき、発作の気配を感じたら掃除を中断して窓の外に逃げればいいので、毎度発作には至らない。

・スターバックス

スターバックスコーヒーの外観を撮影した写真。屋外に置かれている緑の日よけテントが写り込んでいる。

↑ スターバックス

具体的には、オフィス街の一角にあるスターバックス1Fの、レジ・ドリンク受取口の周辺。

基本的に喘息がコントロール不良(=発作が起きやすい)でも飲食店はほぼ入店できるのだが、スターバックスは唯一の例外だった。店舗に入って3分程経つと、呼吸が荒くなった。店員さんがドリンクを作るエリアの壁際に埃がそれなりに積もっていたので、意外にもスタバは掃除に力を入れていないようだ…。

幸いスタバは屋外席が充実しているし、テイクアウトもできるので、5分以内に屋外へ逃げることができ、喘息発作には至らなかった。

・図書館

具体的には、区役所の地下1階にある小規模図書館と地下1階~2階建の市立図書館。

図書館では出入口や壁周辺に埃が積もっており、入室して数分も経たないうちに動悸&息切れの喘息症状が起きるので、本が読めない(笑) 入館後10分以内に借りたい本を全て借りてすぐ外に出なければ、身体が危険。
市立図書館は、建物が大きく出入口が広いので出入口近辺では問題ない。が、地下1階など本が多く外気が届きにくいところに行くと、動悸&息切れの症状が出てくる。
図書館は人も物(本)も多いので、掃除が行き届きにくいのかもしれない。

・紙煙草のけむり

気管支喘息を患ってから、喫煙中の人には一切近づかなくなった。

道端で吸っている人がいれば、3~5m離れて風上に立つようにしている。職場の飲み会も、喫煙者が1人でも出席されるのであれば、喘息治療を理由に、欠席にして頂いている。
気管支喘息を患うと、普通の人よりはるかに気管支が過敏になるので、さまざまな有害物質を含んだタバコの煙は、百害あって一利なし。道行く人の副流煙が原因で発作が起き、自分の薬の量が増えるなんてバカバカしすぎる。なお電子タバコも、通常の煙草よりも少ないが有害物質が含まれていることに変わりないので、紙タバコと同じ扱いにしている。
 → 職場での受動喫煙を避ける方法については、こちら

・木工製品用ワックス(BRIWAX)を長時間塗った時

正確には、夏に換気している室内でBRIWAXを塗布した時。

BRIWAXは喘息治療を1年以上継続した後に使ったが、それでも塗布中に咳が止まらなくなり、苦しい思いをした。

BRIWAXには、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドや、トルエンなどの揮発性有機化合物が含まれている。塗布後十分換気を行い数時間経つとこうした化学物質の濃度が薄まるのだが、塗布中は人体に影響を与えるほど高濃度で化学物質が空気中を漂っている。それが、気管支に悪影響を及ぼす原因になったと考えられる。
 →BRIWAX塗布中に空気測定を行った記事についてはこちらへ

■発作が起きない場所・状況

発作が起きても不思議ではないのに起きなかった場所も、参考までにメモ。
基本的に、屋外はどこも問題なし。気温の高低や天気・季節の移り変わりも問題なし。
食べ物も、お酒以外は問題なし。辛い食べ物も、中辛カレーとキムチと生姜とわさび少量と和からし少量はセーフだった。

・真冬の屋外

冷たい空気が気管に入ると喘息発作が起きやすいらしいが、屋外にはアレルゲン物質が少ない所為か、喘息の症状が悪化したり発作が出たことは今のところない。
(当然の事ながら屋外に出る際は、マスクをつける、首元にマフラーを巻く、等の最低限の備えはした上で外出)

・排気ガスの多いところ

勤務先や自宅は都会のど真ん中にあり、大気の空気質はさほど宜しくない。近くに広い国道もあり、3車線は当たり前という環境。平日祝日とも交通量は多く、車のストップアンドゴーも頻繁に行わるため、排気ガスの量も多い。
だが不思議と、排気ガスを吸うことで発作が起きたことは、今まで1度もない。

但し、排気ガスの多いところなど、慢性的に空気の悪いところで育つと呼吸器疾患になりやすい・悪化しやすいという研究結果は出ている。排気ガスでは発作が起きない方も、避けられるなら避けた方が無難。

・大都会の人混みの中

幸か不幸か都会暮らしなので、往来の激しい大都会の地下通路を行き来することも多い。が、不思議と呼吸困難になったことは1度もない。

・飲食店(スタバ以外)

ハードロックカフェの店の看板を斜め左下から撮影した写真。写真は夏の昼間に撮影された。

↑ カフェ

スターバックス以外の飲食店で、呼吸困難や喘息症状が出たことは一度もない。普段分煙か全席禁煙の店しか入らないようにはしているが、飲食店の客席フロアには元々物が少ない上、机が頻繁に水拭きされるなど掃除がそれなりに行き届いているからだと推測している。

・土埃の舞うグラウンド

晴天続きのある日に、小学校のグラウンドで半日運動会を見る機会があったが、土埃はアレルゲン物質ではないので、喘息発作は起きなかった。ハウスダストアレルギーのアレルゲン物質に該当するのはいわゆる「綿ぼこり」で、「土ぼこり」は対象外。

■注意事項

※ 私はハウスダストアレルギー及びダニアレルギーを発症したことが元で気管支喘息(アトピー型気管支喘息)を発症したため、ここではハウスダストアレルギーとダニアレルギーが起因となる気管支喘息発作について記載する。
同じ気管支喘息でも、アレルゲン物質がハウスダストやダニではない方は、避けなければならない物質や状況が違ってくると思われるので、ご注意を。なお、一般的に、アレルギーだけが気管支喘息の発作を引き起こす要因ではなく、冷たい空気やストレス等、他の原因で発作が起きる方もいる。

※ 気管支治療用吸引薬を毎日吸入し、マスクを着用している状態で、喘息発作が出た(出そうになった)場所・状況だけを記録する

「11ぴきのねこ」(馬場のぼる 著) あらすじと読書感想文

「11ぴきのねこ」は、お子様に必ず一度は通っておいてほしい道です(笑)

「11ぴきのねこ」のあらすじ

※前半部分のあらすじのみを記載

あるところに、11匹ののらねこがいました。ねこ達はいつもおなかをすかせていました。

ある日11匹のねこは、小さな魚を1匹捕まえました。小さな魚に我先に飛びつこうとする猫たちでしたが、とらねこ大将は「我々11匹は仲間なんだ」とたしなめます。とらねこ大将は、小さな魚を11つにきちんと切り分けました。小さな魚は、しっぽだけ、ひれだけ、めだまだけと更に小さくなってしまいましたが、11匹の猫はみんなで輪になって、どれを食べようかと神妙に吟味しました。

そこに年老いた髭の長い猫がやってきて、「大きな魚が食べたいか」と11匹の猫たちに尋ねます。じいさん猫は「山を越えたずっと向こうに大きな湖がある。その湖には、怪物のように大きな魚が棲んでいる」と、身振り手振りを交えて教えてくれました。みんなで力を合わせれば、どんな魚もきっと捕まえられる。そう信じて、11匹の猫は湖へ向かいました。

野山を越えてやっと辿り着いた湖で、11ぴきの猫は筏を作って3日間探しましたが、大きな魚は見つかりません。湖にある島に上陸して更に待っていると、ある日突然、大きな魚が水面から飛び出しました。ねこたちが一口で呑まれてしまいそうなくらい、口も体も大きな魚です。

11匹の猫は「ニャゴー ニャゴ ニャゴ」と飛びかかり捕まえようとしますが、大きな魚にあっさり蹴散らされてしまいます。
今のままではとても歯が立たないことに気付いた11匹の猫たちは、大きな魚を見張りながら、身体を鍛え、作戦を練り始めます…。

「11ぴきのねこ」シリーズについて

とらねこ大将率いる11匹の猫たちが、さまざまな冒険やチャレンジをするお話。11匹の猫たちは勇敢でわんぱくだが、失敗も多く、総じて可愛らしいストーリーが多い。
現時点で7冊出版されている。発行された本は、下記の通り。(下にいくほど新しい本)

「11ぴきのねこ」
「11ぴきのねことあほうどり」
「11ぴきのねことぶた」
「11ぴきのねこ ふくろのなか」
「11ぴきのねことへんなねこ」
「11ぴきのねこ マラソン大会」
「11ぴきのねこ どろんこ」

「11ぴきのねこ」は、1967年4月第1刷、2014年3月第173刷(!)。
縦26.5c×横19cmのハードカバー絵本。
定価1200円(税抜)。こぐま社出版。

「11ぴきのねこ」の読書感想文

※ストーリーのネタばれを含みます。問題ない方のみ続きをお読みください。

「11ぴきのねこ」はストーリーのオチが秀逸すぎます。幼い頃読んだ時は、オチのインパクトが強すぎて、前半・中盤の良さに目が行きませんでした(笑)

でも、この絵本の良さは、オチではなくストーリー全体だったんだ、と大人になって読み返した時に気付きました。リーダーとらねこ大将を中心に、ねこたち11匹はよくまとまり、遠く離れた湖まで冒険して、みんなが束になっても叶わなかった「おおきなさかな」を最後には作戦勝ちで捕えてしまいます。標的にされてしまった「おおきなさかな」には気の毒ですが、力では勝てない獲物を団結力と知恵でカバーして勝ってしまったところは、やっぱりちょっとカッコ良かったです。

また、おじいさん猫の助言に11匹全員が素直に従うところといい、「おおきなさかな」をじっくり観察して作戦を練るところといい、一度失敗しても再チャレンジして成功するところといい、生きていく上で必要となる教訓のようなものが、短いストーリーの中に含まれています。
学校教育において「生きる力」の必要性が叫ばれて久しいですが、「生きる力」を「今自分が置かれている境遇に負けず、自分の未来を自分たちの力で切り開いていく力」と仮定するならば、この「11ぴきのねこ」の絵本には「生きる力」のかけらが含まれているのではないか、と読んでいて感じました。

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「デッサン・絵画用 鉛筆ホルダー(30本収納)」 Derwent(ダーウェント)

鉛筆デッサンの必需品。この布ペンシルホルダーのお陰で、画材の持ち運びが随分楽になった。

Derwent(ダーウェント)社の鉛筆ホルダーの説明

芯を尖らせた鉛筆30本を、折ることなく持ち運ぶことが出来る道具。

布ホルダーの真ん中がゴムバンドになっており、ゴムバンドの間に鉛筆を1本ずつ挟み、巻物のようにくるくると巻いて、ボタンで留めて持ち運ぶ。ホルダーの右端には、練り消しゴムやカッターナイフなどの小物を入れることができる小さいポケットがついている。

derwent社のペンシルホルダーを拡大した写真。

↑ 拡大図。

Derwent(ダーウェント)社の色鉛筆ホルダーを開き、濃さの異なる三菱鉛筆uniを12本収納した図

Derwent(ダーウェント)社の色鉛筆ホルダーの右端を拡大した図。幅の広い茶色のゴムバンドに金属製の鉛筆ホルダー2本が格納されており、革製の小ポケットにはデッサン用の練り消しゴムが格納されている

Derwent(ダーウェント)社の鉛筆ホルダーを使用した感想

デッサン教室に自転車で通う際、折角カッターナイフできちんと尖らせておいた鉛筆の芯が自転車の振動で2本も3本も折れてしまうため、思い切ってこちらのペンシルホルダーを購入してみた。
上質な素材で出来ているのか、使っていて心地良く気分が落ち着くところもお気に入りだが、機能的にもとても優秀だった。

ダーウェント社製のペンシルホルダーで色鉛筆を保管している写真。

↑ ペンシルホルダー拡大図。

鉛筆の芯を折らずに、10本以上同時に持ち運びできる

まず、鉛筆が何本でも入るところが素晴らしく良い。
鉛筆デッサンの際、描く題材によって4H、2H、H、HB、B、2B、4B、6Bと、濃さの違う8種類の鉛筆を使い分ける。また、描いていて芯が折れてもすぐに別の鉛筆に移って描き続けられるよう、よく使う2H鉛筆・H鉛筆・HB鉛筆・2B鉛筆に関しては鉛筆を各2本ずつ用意している。

すると、鉛筆だけで最低13本必要で、更に練り消しゴム(明るい用と暗い用の2種類)、鉛筆を削るためのカッターナイフ、短い鉛筆のための金属製のペンシルホルダーまで使っていると、毎回かなりの道具を持ち歩くことになり、今までは筆箱がごちゃごちゃになってしまって大変だった。

このペンシルホルダー購入後は、全てこのホルダーの中に、定位置を決めて収める事ができるようになったので、毎週末繰り広げられていた筆箱カオスからようやく解放された。

あと、アスファルト片道40分の自転車通学でも、不思議なほど鉛筆の芯が折れない。元々色鉛筆用(鉛筆よりも芯が柔らかく折れやすい)のペンシルホルダーである所為かもしれないが、1cm以上芯を伸ばした鉛筆でも折れないのだから、大したものだ。
デッサンをする時、鉛筆の芯が尖っていないと作品の仕上がりが悪くなるので、芯を折れずに持ち運べるのは重宝している。

ここ2~3年は水彩色鉛筆・油彩色鉛筆も持ち運ぶようになったが、こちらもやはり芯は折れない。

耐久性が高い

使用し始めてから週1で使って10年近く経過したが、1度も壊れることがなく、劣化も起きなかった。ゴムバンドの部分が伸びてしまうことはなく、革がばりばり剥がれ落ちることもなく、鉛筆の粉で内が汚れることもなく、布部分が破れてしまうこともなかった。
購入当初は「シンプルな製品なのに少し値段が高いな」と思っていたが、十分に元が取れ、製作に集中出来る環境を保てているので、満足感が高い。

Derwent(ダーウェント)社の色鉛筆ホルダーの紐を綴じた図。「Derwent」と書かれた赤い製品タグが鉛筆ホルダーの右部分に付けられている

その他注意事項

カッターナイフが落ちやすい

デッサン用の鉛筆は、鉛筆の削り方が独特(芯を1cm以上伸ばして削る)なので、カッターナイフは必需品。だが、幅広のカッターナイフを入れてペンシルホルダーを持ち運ぶと、ホルダーの隙間からカッターナイフが出てきてしまうことが何度かあった。ポケットのある部分に入れても出てきてしまうので、カッターナイフの重さの問題かもしれない。

カッターナイフの芯は軸の中に仕舞ってあり、ペンシルホルダーから鞄の底に落ちるだけなので危険を感じたことはないが、「あれ、カッターがない」と探し回ったことは何回かあった。

derwent社製のペンシルホルダーを横に長く広げ、真上から撮影した写真。ペンシルホルダーには、三菱鉛筆uni十数本と色鉛筆十数本とカッターナイフ1本と金属製鉛筆ホルダーと練り消しゴムが格納されている。

↑ ペンシルホルダー全体像

derwentペンシルホルダーの側面図(写真)

↑ 側面

鉛筆ホルダーをおすすめできる方・できない方

鉛筆や色鉛筆などの芯が柔らかい画材で絵を描かれる方で、今後長く絵画を続けるご予定の方、写生会など屋外での製作を控えてらっしゃる方には、布ペンシルホルダーをおすすめできる。軽くて持ち運びしやすく、長く使えるので、早めに使い始めると「芯が折れる」・「鉛筆が見つからない」・「支度にいつも手間取る」などの手間が省け、製作に集中できる環境が作れると思う。

反面、いつも屋内の決まった場所で製作される方、ペンやマジックなどの硬い画材で製作される方には不向き。そういった方は画材が壊れる心配がないので、立て置きのできるペンシルスタンド(↓)の方が、使い勝手が良いと思う。ペンシルスタンドの方が、お値段もお安い。

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私も、色鉛筆はペンシルスタンドを併用している。色鉛筆は使う本数が多く、布製ペンシルホルダーに収まりきらない、という消極的な理由からだが、短くなった鉛筆・色鉛筆を仕舞うことのできる低めのスタンドがついているものを選ぶと、ペンシルスタンドも使いやすい。
 → 管理人愛用のペンシルスタンドについては、こちらへ

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「ぐりとぐらのえんそく」(なかがわりえこ 著) あらすじと読書感想文

「ぐりとぐらのえんそく」のあらすじ

※前半部分のあらすじのみを記載

リュックサックと水筒をもって、野ねずみのぐりとぐらは野原にやってきました。リュックの中には、勿論お弁当が入っています。
野原で荷物を下ろし、伸びをして、いそいそと赤い目覚まし時計を取り出して見てみましたが、まだやっと10時になったばかり。2匹で体操をしてみても、やっぱりお昼にはなりません。

「今度はマラソン」と走り始めたぐりとぐらは、切り株やいばらをものともせず、ぐんぐん進みます。と、突然、ぐりが転び、続けてぐらも転んでしまいました。二匹の足には、細く、とてもとても長い何かが巻きついています。くもの巣にも見え、草にも見えましたが、それは緑色をした長い毛糸でした。

ぐりが毛糸を巻き取ると、毛糸はえんどう豆くらいの大きさになりました。「この毛糸はどこまで繋がっているんだろう?」 ぐりとぐらは代わる代わる毛糸を巻き取りながら、野原を横切り、丘を登って下ると、緑の毛糸玉は両手で抱えきれないくらい大きくなりました。二匹は大きな毛糸の一巻きを地面に転がしながら、更にもう1つ丘を登り、森に入ると、森の向こうに茶色い家が見えます。毛糸の先は、家の中に続いており、ぐりとぐらは緑の毛糸の先を追って、家の中に入ります…。

「ぐりとぐら」シリーズについて

野ねずみのぐりとぐらが主人公の絵本シリーズ。
ぐりとぐらはお料理することと食べることが大好きで、おいしそうなごはんや森の動物たちが絵本に登場することも多い。
おはなしを中川李枝子さんが、イラストを山脇百合子さんが担当されており、お二人は実の姉妹(!)だそう。

現在出版されている「ぐりとぐら」シリーズの絵本は、下記の通り。(上にいくほど古い)

「ぐりとぐら」
「ぐりとぐらのおきゃくさま」
「ぐりとぐらのかいすいよく」
「ぐりとぐらのえんそく」
「ぐりとぐらのくるりくら」
「ぐりとぐらのおおそうじ」
「ぐりとぐらとすみれちゃん」
「ぐりとぐらの1ねんかん」

「ぐりとぐらのえんそく」は、1983年第一刷で、1999年8月時点で第64冊(!)。
定価900円(税別)。福音館出版。
大きさは縦20cm×横27cmで、ハードカバー絵本。
大人が読んであげるなら4才から、お子さんがご自身で読まれるなら小学校低学年から、が推奨。

「ぐりとぐらのえんそく」の読書感想文

※ストーリーのネタばれを含みます。問題ない方のみ続きをお読みください。

「ぐりとぐら」シリーズの本を読むと、かわいらしくて骨抜きになります(笑)
毛糸玉に負けそうなほど小さいぐりとぐらのサイズ感も良いのですが、お昼ごはんを心待ちにしたり、毛糸の先を二匹でどこまでも追いかけたり、見知らぬおうちに勝手に入っていってしまったりと、やることなすこととにかく愛らしくて。

本書では、毛糸の先をどこまでも辿る、というわくわく感が特に良かったです。しかも、毛糸がとても長くて、毛糸の先に辿り着くまでがてもとても遠い(笑) 丘を越えたり森を抜けたり「一体どこまで行くんだろう」と思いながらも、素朴なイラストで描かれた緑の毛糸玉と自然の風景とぐりぐらを追いかけて、楽しく読み進めることができました。

この絵本では大きなクマも登場するのですが、最初クマが登場した時、あまりの大きさの違いに「ぐりとぐらが食べられちゃうんじゃないか…」と心配したのですが、そんな気配は毛の先ほどもなく、クマさんとぐりぐらはあっという間に仲良くなったので、安心しました(笑)
クマさんは姿かたちは大きいのに、チョッキが崩れていても、ぐりとぐらが勝手に家に上がり込んでいても、全く気にしないほどのんびりした気性で、「『ぐりとぐら』らしいなあ」と感じ、こちらも微笑ましかったです。

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水彩色鉛筆画:青いワインボトルと色ガラスのランプ a blue wine bottle and colorful glass lamp

画面左は、水彩色鉛筆で描いたピーロート・ブルーのワインの空瓶(pieroth blue burg layer schlosskapelle 2010)。ワインボトル全体が透明な群青色のガラスで出来ており、コルク栓は外されており、細身。画面右は、赤青緑のガラスのランプ。A BLUE BOTTLE WINE AND COLORFUL GLASS LAMP.

モチーフ ピーロート・ブルーの青い空瓶(pieroth blue burg layer schlosskapelle,2010)、色ガラスで出来たランプ
使用画材 スケッチブック、三菱鉛筆uni、練り消しゴム、水彩色鉛筆(ファーバーカステル48色セットなど)
製作場所 T先生の絵画教室
光源 自然光と蛍光灯を併用。自然光は3Fの窓から採光、時間帯は14:00-17:00
完成日 2015年06月27日

モチーフについて

ボトル瓶もランプも、T先生の絵画教室に保管されていたもの。ピーロート・ブルーのスタイリッシュで美しい群青色をしたワインボトルに見惚れ、描かせて頂くことにした。ボトルが細身で置いているだけで美しく、たわわに実った葡萄の描かれた金色のラベルが、群青色のボトルによく似合っていた。カラーインクや油性色鉛筆など、他の画材で描いても面白いと思う。

色とりどりのガラスのランプは、ピーロート・ブルーのワインに釣り合う丁度良いモチーフだった。色のついていない箇所のガラスが厚めで僅かに濁っているところもあったので、少し古い時代に作られたものではないかと推察する。
ランプはN先生の絵画教室でも少なくとも3枚は描いたモチーフなので、ランプは大きさや形を問わず、絵にしやすい題材なのだろう。形が面白く、透明ガラスや金属など質感の異なるものが組み合わされており、単体でも他のモチーフと組み合わせても一幅の絵になる。中にアルコールランプの様な芯が入っているのを眺めたりしたが、実際に火を入れて灯したことはなかった。

反省

描き上げた当初は満足していたが、後から振り返ると、モチーフに対する理解が浅く、モチーフと水彩色鉛筆の魅力を引き出せていないのが目につく。
ワインのwebサイトを確認したところ、”pieroth blue burg layer schlosskapelle”というワインの特徴は、下記のようなものらしい。


『ノーズはフレッシュで、梨と青リンゴのニュアンスを持ち、レモンと柑橘類の含みを伴う。ミディアムボディ、フレッシュ、しなやかでフルーティな風味はまろやかな酸味を示し、滑らかでクリーンな長い余韻』


ワインそのものの色は、ごく淡い上品な小麦色だと後で知った。軽めで少し甘口で女性にも飲みやすく、種々の果物の持つ爽やかさがボトル全体から溢れるような感じなのだろう、と推察する。
こうした雰囲気が漂うよう、もう少しフレッシュさを追求して描いても良かった。お値段もやや高いので、上品さや気高さをプラスしても面白いだろう。機会があればリベンジしたい。

木炭デッサンは難しい

鉛筆デッサンは大好きだが、木炭デッサンは大の苦手。木炭デッサンのあまりの難しさに、趣味で描き続けるのであれば、木炭デッサンは深入りしなくて良いんじゃないか、とすら感じる。

細い画材用木炭2本と木炭の入っていた藍色の箱が、白い紙の上に置かれている。白い紙には木炭で試し書きをした跡があり、藍色の箱には「10 FUSAIN」と白文字でロゴが印刷されている。

木炭デッサンで困った点

描いた線が消せない…

木炭で最も苦しめられたのがこの点だった。
鉛筆であれば、余程濃く強く描かない限り、描いた線の9割5分までは消すことができる。木炭で描いた線は、食パンのかけらや綿の布ではたくように消すが、どれだけはたいても6割くらいしか消せず、一度でも描いた線は紙の上にうっすらと残ってしまう。

木炭デッサンに慣れた方からは「間違えずに描けば良いんじゃない??」とあっさり言われてしまいそうだが、デッサン下手はそう簡単には治らないので(笑)、うっかり描いてしまう→必死で消すを繰り返し、描くことにあまり集中できなかった記憶がある。

木炭の粉が手や服や床につく

木炭の粉は木炭紙の上に乗っている状態なので、紙を指で叩いたり弾いたりすると、粉がふわっと舞い上がる。

手に付く分には洗えば済むので問題ないが、服の袖が汚れてしまうのには困った。また、絵画教室で描くのであれば問題ないが、自宅で木炭デッサンされる際には床や壁に木炭の粉が付かないよう、新聞紙を敷いておくなど描き始める前に対策を取っておいた方が良い。

木炭紙が大きすぎる

木炭デッサンは木炭専用の紙(木炭紙)に描くが、私にあてがわれた木炭紙は、縦の長さが幼児の背丈くらいあった。横幅も1mくらいあり、ノートサイズのスケッチブックしか使ったことのなくそれで十二分満足していた人間にとっては、何故こんな大きな紙に描かねばならないのか、訳が分からなかった(笑)

もっと小さいサイズ(65cm×50cmサイズ)の木炭紙も販売されているようだが、やはり、紙のポストカードやスケッチブックよりは大きかった

描いた後自宅で長期保存することまでを考慮に入れると、木炭紙のサイズは扱いづらく、「ちょっと困る」と感じている。
天井画や襖絵などの大きな絵を描く予定はないので(仮にあったとしても、絵をパソコンに取り込んで引き延ばせば済むと思うので)、巨大な絵を描かねばならない合理的な理由を、どなたか教えて頂きたい…。

木炭紙の値段が高い

木炭紙↓は1枚200〜300円程かかるので、普通の画用紙やスケッチブックと比べると、どうしても値段が高いと感じる。(日本画や油絵がメイン画材の方は、普段から木炭紙よりもっと高級な画材を扱われているので、あまり感じないかもしれないが…)

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ちなみに、本数や木の種類にもよるが、木炭そのものは10本~15本で500~1000円程度。1本100円~150円の鉛筆と比べると、少しお安い。

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結論

生業としてではなく趣味で絵やデッサンを続けたい人間にとって、木炭デッサンの

・かさばる
・扱いづらい
・値が張る

というデメリットは、絵を描き続ける妨げになってしまう。
そのため現在は、木炭画には極力近寄らないようにしている…。

美術展のチラシで名画マグネットを作る

冷蔵庫に貼るマグネットを、お気に入りの絵で自作することに目覚めた。せっせと作って冷蔵庫に貼ると、冷蔵庫がお気に入り揃いの美術展に早変わり。

自作した葛飾北斎の絵の名画マグネットを冷蔵庫に貼り、正面から撮影した写真。淡い灰色の冷蔵庫の扉の部分に、葛飾北斎の浮世絵で作った名画マグネットが8枚貼られている。8枚のうち、5枚はサイズが大きい。赤富士や鳴門の渦潮、大はしあたけの夕立など、有名な浮世絵も貼られている。
↑ 葛飾北斎の浮世絵で作った自作の名画マグネット

手作り名画マグネットの材料

美術展のちらし

駅や美術館によく無料で置いてあるもの。手元になければ、インターネット上のものを印刷するなり、自分で描くなり、お気に入りの絵が印刷してあるものならok。

ルノワール美術展のちらし2枚と、琳派の美術展チケット1枚を床に置き、手前から撮影した写真。チラシの背景はござの様な質感の茶色の床。琳派の美術展チケットとは明るく派手な黄色で、「琳派 京を彩る」と飾り文字が書かれており、風神雷神図屛の雷神が描かれている。

mtの色付きマスキングテープ(紙テープ)

マスキングテープは貼ったりはがしたりが簡単に出来、絵に跡も残らない。マスキングテープが無ければ、やや難易度が上がるが、セロテープでもok。

茶色とベージュの幅の細いmtマスキングテープと、たまご色で幅の太いmtマスキングテープを床に置き、手前から撮影した写真。mtマスキングテープ3本の前には、小型の黒いハサミが1つ置かれている。背景は、ござのような質感の茶色の床。
↑ よく使うmtのマスキングテープ

柄や色はお好みでどうぞ。マスキングテープは名画マグネットで額縁の役割を果たすので、濃いめの落ち着いた色が使いやすい。東急ハンズやLOFTなどで、3つ200円くらいで売られている。

裏がマグネットになっているタイプの広告

よく見かける「水道トラブルを解決します」というマグネット広告が手元にあれば、そちらを使う。なければ、100円均一ショップで売っている大判サイズのマグネットでok。

カッターナイフやはさみ

両方あった方が便利。なければ、カッターナイフで。

手作り名画マグネットの作り方

0)広告マグネットと美術館ちらしを暇なときに集めておく

1)美術展ちらしに乗っているお好な絵を、好きなサイズに切り取る

画家川瀬巴水の美術展のチラシから、絵の描かれている部分を黒いハサミで切り取っっている写真。背景には、レンガ色のカーペットが映っている。

2)切り抜いた絵と同じ大きさになるよう、マグネットを切る

川瀬巴水の「馬込の月」の絵と同じサイズになるよう、水道トラブルの広告の書かれたマグネットをカッターナイフで切っている画像。黄色い定規も傍に置かれている

3)上が絵、下がマグネットとなるよう重ね、マスキングテープで四辺を留める
マスキングテープが真っ直ぐになるよう、ここは頑張りどころ。テープが斜めになってしまったら、一度はがして貼り直す。(mtのマスキングテープであれば粘着力が強くないので、綺麗にはがせる)

川瀬巴水の「馬込の月」の絵の下に同じ大きさの水道トラブルの広告のマグネットを重ね、茶色のmtマスキングテープで留めている画像

4)テープのはみ出した部分を、はさみで切る

川瀬巴水の「馬込の月」の絵から、茶色のmtマスキングテープのはみ出た部分を黒いハサミで切り取っている画像

5)出来上がり!

手作り名画マグネットの完成図。川瀬巴水の絵2点と葛飾北斎の浮世絵1点に、mtマスキングテープの茶色の枠が付けられている

手作り名画マグネットの使い方

冷蔵庫に貼り、通常のマグネットと同じように使っている。貼りつく力は強くないが、4~5枚作って貼っているので、プリントなどはマグネット1枚につき紙1~2枚と分散させて貼っている。

会社のロッカー金属製の机の引き出しにも貼り、仕事の合間に名画を眺めては、ちょっと息抜き。

手作り名画マグネット作品集

クロード・モネの「ルーアン大聖堂」

絵が手元に6枚しかなかったので、6枚だけ作成した。「ルーアン大聖堂」は言わずと知れた連作なので、残りの37枚もいずれ作り、冷蔵庫いっぱいに貼りたい(笑)

クロード・モネのルーアン大聖堂の絵2枚が灰色の毛足の長いカーペットの上に置かれている

余談

美術展に併設されているショップで名画が描かれたマグネットが売られていたが、1つ数百円とちょっとお高め。しかも、自分の好みの絵が売られていなかった。

「これなら自分で作った方が、安上がりかも」

と安直に考え、作り始めたのが始まり。1つ5~10分くらいで作れるので、まとめて作っておいては「冷蔵庫印象派展」や「冷蔵庫浮世絵展」を開催して、気分に合わせて楽しんでいる。

モネの美術展のちらしとルノワールの名画マグネットが灰色の冷蔵庫に貼られている
↑ 我が家の冷蔵庫。冷蔵庫印象派展(?)を開催中

気心の知れた間柄であれば、マグネット2~3枚をプレゼントとしてお渡ししても喜ばれる。手作り名画マグネットは実母にも何枚か渡したが、実母はお世話になった方によくプレゼントするらしい。
実母を見習って、同僚の和小物好きの女の子に浮世絵マグネット2つをプレゼントしてみたところ、予想に反してかなり喜ばれ、プレゼントしたこちらの方がびっくりした。「こんなもので良ければ、いつでも作るから..」と一言言いそうになった(笑)

手作り名画マグネットの注意点

紙広告と紙マスキングテープで作られたものなので、水気にも火気にも弱い。取り扱いには注意が必要。(冷蔵庫に貼られている時は、水難を被ることが多い)

家事の効率化を担ってくれるシザーバッグ(小物用の鞄)

家事効率化の一環で、休日は朝起きて服を着た時に、この鞄を腰に巻くようにしています。

シザーバッグとは

“scissors bag”(はさみ入れ)という名の通り、美容師さんが腰に巻いてハサミや櫛などを入れている鞄(ウエストポーチ)のことです。
近年は小物を入れるのに便利な鞄として、デザインのよく似たものが一般向けに市販されています。

茶色のシザーバッグを床に置き正面から写した画像。黒い財布と濃赤色の眼鏡と赤い4色ボールペンと黒いハサミと髪止めと日焼け止めがシザーバッグに入っている

茶色のシザーバッグを床に置き背面から写した画像。左にシザーバッグ、右に司馬遼太郎「竜馬がゆく」三巻の文庫本を平置きしている

↑ 裏。文庫本が余裕を持って入る大きさ。ベルトは長さ調節可能。3つついている留金とベルトは取り外し可能。

茶色のシザーバッグの一番大きなポケットを開いた画像。黒い財布と水色のラインマーカーがシザーバッグの中に入っている。シザーバッグの裏地はは茶色にベージュのストライブ柄

↑ 一番大きなポケット。中にチャック付きポケットがもう1つついている。
 裏地がストライブ柄になっているので物を見失うことが少ない。地味な工夫ですが、かなり便利で有難い。

茶色のシザーバッグのチャック付きポケットを開いた画像。白いボディの日焼け止めと赤い4色ボールペンが入っている

↑ 底の浅いポケット。チャックもついており、小さいものはこちらに収納。

茶色のシザーバッグにたくさん小物を詰めて上から吊るした画像。浅いポケットから黒いハサミと茶色の髪留めと赤い4色ボールペンが見えている

↑ 物を入れた状態で肩や腰から吊り下げると、こんな感じ。服装コーディネートだと、ジーンズによく似合います。

シザーバッグを家事に使用した感想

女性の服はポケットが付いていないか、付いていても小さすぎて、ポケットに携帯電話などが入らないことがよくあります。
また、家事をしていると、髪留めのバレッタや掃除の際に拾った画びょうなど、小物をさっと出し入れしたいこともよくあります。

そうした小物と上手に付き合うため、家の中でも外でも使える小さめの鞄を探していた時に、シザーバッグに出会いました。購入する前はどのくらい利便性が高いか分からず、購入するまで2ヶ月くらい迷ったのですが、実際には購入して正解でした。

物が出し入れしやすい

シザーバッグの最大の利点は、大きさの割にポケットの数が多いことだと思います。私が購入したものは、文庫本より一回り大きいサイズですが、チャック無しポケットが3つ、チャック有りポケットが2つの計5つが付いています。
携帯・髪留め・日焼け止め・ペン・財布・鍵を一度に仕舞うことが出来、かつ、必要な時すぐに取り出せるので、いちいち物を取りに戻る無駄がなくなりました。

両手が常に空く

特に小さなお子さんがいるご家庭では、常に両手が空く鞄の方が間違いなく楽だと思います。
お子さんとの公園遊びやちょっとした買い物にすぐ出かけることができ、ちょこちょこと活発に動き回る子どもが危うく車道へ飛び出しそうになった時にも、すぐさま手を伸ばして抱きかかえて制止することができます。

重さが軽い

バッグ自体は綿の軽い素材で出来ているので、収納量の割に軽く、腰への負担がかからず助かっています。

ちょっとスタイリッシュに見える(笑)

これは女性にとってちょっと重要な点だと思うのですが、手持ちの服とコーディネートしやすいシザーバッグを選ぶと、バッグを腰に軽く巻きつけているだけでスタイリッシュに見えます(笑)
そのままの姿で買い物に出て知り合いに会っても「生活に追われてます」感が出ないので、着替えの手間も減り、精神的にも外出しやすくなりました。

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