料理レシピ」タグアーカイブ

1人暮らし長時間労働者の料理レシピ集(焼鮭・釜卵うどんなど)

1人暮らし&長時間労働の会社員(システムエンジニア)が、出社前・帰宅後5分で作れる食事を模索する。

前提

  • 帰宅後、5分を目安に食べ始められること。どんなに遅くとも、10分以内には食べ始められること
  • 道具と食材は休みの日に購入済みで、自宅のキッチン置いてあると仮定する
  • 調理者の腕前は、料理本を見ながらならカレーライスが自力で作れる程度とする

焼き餃子を作る

味の素社からすこぶる便利な冷凍食品が発売されているので、ほぼそれを焼くだけである(笑)

準備するもの

  • 調理具・食器

蓋付きフライパン 1つ
ホットプレートかコンロ 1つ
皿 1枚
お箸 1膳

  • 食材

味の素の冷凍ぎょうざ 1袋(12個入り) 200円
餃子のたれ カラースプーン1杯分

味の素の冷凍餃子を正面から撮影した写真。冷凍餃子12個が整然と並んでいる。

↑ 味の素の餃子。美味しくてお手軽

作り方

    1. 玄関でただいまと言う
    2. フライパンをコンロか電気プレートの上に置き、冷凍庫から冷凍餃子を取り出す
    3. フライパンの上に、凍ったままの餃子を並べる(油はひかなくていい)
味の素の冷凍餃子を黒いフライパンに並べた様子を真上から撮影した写真。小型のフライパンに餃子が7つ入っている。

↑ 凍ったままの餃子をただ並べるだけ

  1. フライパンを加熱し、蓋をして2〜3分待つ
  2. 待っている間に、皿に餃子のたれを入れておく
  3. フライパンの蓋を開け、30秒から1分くらい蓋なしで焼き、水分を飛ばす
  4. いただきます

焼くだけで普通に美味しく、一品で肉も野菜も炭水化物も取れるので、献立に迷ったら取り敢えずこれを作っといたらいいんじゃないかと思う(笑)

餃子が何個か残ったら、冷凍のままなら冷凍庫に戻して長期保存可能。後日鍋に入れて食べても美味しい。

味の素の餃子は、スーパーで1袋12個入りが200円くらいで買える。amazonでも買えるので一応リンク↓貼ってますが、ご近所のスーパーで買われる方が安い。
餃子のたれは付属していないので、別途調達が必要。なければ、ポン酢で代用するか、醤油+酢でもそこそこ美味しく頂ける。

釜玉うどんを作る

卵好きの方に評判が良かった一品。

準備するもの

  • 調理具・食器

鍋用ホットプレートかコンロ 1台
鍋またはフライパン 1つ (深さ5cm以上のもの)
どんぶり椀 1個
お箸 1膳

  • 食材

冷凍うどん 1玉
生卵 1個
濃縮タイプのめんつゆ 10数ml
水 ペットボトル1本分くらい (約500ml)

作り方

  1. 玄関でただいまと言う
  2. 鍋に水を入れ、鍋用ホットプレートかコンロで沸騰させる
  3. 湯が沸くのを待つ間に、冷蔵庫から卵を取り出し、冷凍庫から冷凍うどんを取り出し、棚からどんぶりとお箸を取り出す
  4. どんぶりに卵を割り入れ、お箸でかき混ぜる
  5. 鍋の湯が沸いたら、冷凍うどんを入れる
  6. 1分程経ち、麺がほぐれあたたかくなったら、箸でうどんを引き上げてどんぶりに入れる
  7. どんぶりの上から、濃縮めんつゆをかける
  8. いただきます



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補足:うどんは冷凍を

間違っても、うどんは乾めんを買ってはいけない
乾燥めんも大変美味だが、中まで火が通るのに数分かかるので、忙しい日のごはんに適さない。

冷凍うどんは、沸騰した湯につけて1分たてば普通に食べられるので、忙しい方ほど冷凍うどんをおすすめする。

補足2:薬味

ついでにあると便利なのが、乾燥のり・鰹節・ごま・ねぎなどの薬味。特にのり・かつおぶし・ごまなどの乾物は、1人暮らしには少し量が多いと感じるが、開封後数ヶ月に渡って常温で長期保存できるのでおすすめ。

うどんの薬味を白い皿に入れ、真上から撮影した写真。右から順に海苔、胡麻、かつおぶしが写っている。

↑ よく使ううどんの薬味。右から順に海苔、胡麻、かつおぶし。

    • 追加で用意する食材

乾燥のり・鰹節・ごま・ねぎ のどれか1~3種類 ティースプーン1杯分程度

作り方は、手順8(=食べる前)でうどんの上に、用意した食材適量をぱらぱらっとかけるだけ。1種類かけるだけでも、味や食感や香りが微妙に変わって楽しめる。

ねぎは、既にカット済みのものがスーパーで100円程で売られているので、プラスチック製パックに入ったままを冷凍しておくと使いやすい。冷凍ねぎは長期保存可。

時間のある時に、生のねぎを輪切りにし、スーパーのビニール袋に入れて冷凍しておくと、更に安上がりで量もたくさん食べられる。
(やる気にあふれる方は、余ったネギの根を鉢植えに植えると、気候が良ければネギが成長して伸びてくるので、これ以降ネギは無料になる笑)

食べる際、凍ったネギはあついうどんに直接乗せるだけで、勝手に解凍される(笑)
生のものより風味が落ち、解凍後はしんなりしてしまうが、ねぎのある方がさっぱりと食べられるので、個人的にはネギありの方が美味しく感じる。

各種乾物やねぎが余ったら、白いごはん(サトウのごはん)に乗せて醤油を少し落として食べたり、納豆に混ぜて食べたり、一口大に切った冷たい豆腐0.5丁~1丁に乗せて醤油をかけて食べても美味。

補足3:加ト吉の時短レシピ

テーブルマーク社(以前は加ト吉という社名だった)が、僅か3分半で作れるうどんレシピ集を掲載下さっている。
私のレシピより1分半も早くでき、レシピの種類も豊富なので、こちらを先に作られる方がいいかもしれない(笑)

テーブルマーク株式会社:うどんレシピ 3分半でできあがり!
https://www.tablemark.co.jp/recipe/udon/speedy/index.html

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焼き鮭を作る

秋に作るのがオススメ。鮭は秋が旬なので、秋だと安くて美味しい。

準備するもの

  • 調理具・食器

小森谷嘉右ヱ門窯のふしぎなお皿 1枚
お箸 1膳

  • 食材

生の鮭の切り身 1~2切れ
料理酒(なければ日本酒) カレースプーン1杯分

スーパーの鮮魚コーナーに売られている鮭の切り身。パック詰めされており、値札が貼られている。

↑ 鮭の切り身は、スーパーの鮮魚コーナーでこんな感じで売られている。運が良ければ1切れ100円

作り方

  1. 玄関でただいまと言う
  2. ふしぎなお皿を取り出し、生の秋鮭を1~2切れ並べる
  3. 生鮭の上から、料理酒をかける
  4. ふしぎなお皿を電子レンジに入れ、3分半チンする
  5. 電子レンジを待ってる間に、化粧を落とし、服を着替える
  6. 電子レンジからふしぎなお皿を取り出す
  7. いただきます

注意事項

皿からはみ出た部分の鮭には、火が通らないので注意。
料理酒をかけるのは、魚の臭みを消すため。

補足

焼き上がった鮭は、ふしぎなお皿からそのまま食べる。あつあつのまま食べれる上、洗い物も減らせる。お好みで、ポン酢をティースプーン1杯分かけても美味しい。

秋鮭に飽きたら、ほっけの干物や子持ちししゃもや鱈も、同じ要領で焼ける。

不思議なお皿で鱈とミニトマトを、皿の真上から撮影した写真。

↑ ふしぎなお皿で鱈とミニトマトを焼いた図。盛り付け等凝ってなくてすみません

鮭は冷凍保存できるので、平日買い物に行く暇さえないなら、買いだめして冷凍がおすすめ。解凍ものは生鮭に比べると少し味が落ちるが、食べる日の朝出かける前に冷凍鮭を取り出し、冷蔵庫でふしぎなお皿に乗せておけば、自然に解凍できる。
また、ふるさと納税を活用すれば冷凍鮭がお安く手に入るので、懐にも優しい。

補足2:野菜を添える

  • 追加で用意する道具

包丁か料理ばさみ 1本 (あれば)
まな板 1枚 (あれば)

  • 追加で用意する食材

しめじ 半株〜1株

野菜付きの作り方は、上記「作り方」の手順2と3の間で、しめじの株の根元部分を切り落としてしめじをほぐし、鮭の上にばらばらっと乗せるだけ。
乗せ終わったら、手順3へ。

しめじの根元は、包丁で切ろうが、はさみで切ろうが、手でちぎろうが、ご随意に。

補足3:味噌汁を添える

待っている時間に、フリーズドライの味噌汁を作ると、秋鮭定食(白ごはんなし)に格上げされる。

アマノフーズのフリーズドライの味噌汁。

↑ フリーズドライの味噌汁。具材は豆腐・油揚げ・ねぎなどさまざまで、スープバージョンもある。

  • 追加で用意する調理具・食器

ティファールか電気ポットかやかん 1つ
汁椀 1個
まな板 1枚 (あれば)

  • 追加で用意する食材

フリーズドライの味噌汁 1袋
水 コップ1杯分(150ml~200ml)

作り方は、手順5(=待ち時間)で、ティファールかやかんに水を入れて沸騰させる。湯が沸くのを待っている間に、棚からお椀を取り出し、フリーズドライの味噌汁の素を椀に入れる。
湯が沸騰したら、椀に注いで混ぜる。
終わったら手順6へ。

どうしても白ごはんをつけたい方は、「サトウのごはん」↓ を備蓄しておき、フリーズドライの味噌汁を作った後に、サトウのごはんをレンジでチンする。
炊飯器で白米を炊くと20分はかかるので、炊飯器のあったかごはんは諦めざるを得ない…。


肉炒めを作る

味付けは焼き肉のタレのみ、というシンプルイズビューティフルな一品。やたらシンプルな割に、白いごはんによく合う味。

準備するもの

  • 調理具・食器

小森谷嘉右ヱ門窯のふしぎなお皿 1枚
電子レンジ 1台
お箸 1膳

  • 食材

薄切り肉(牛肉または豚肉) 5~6枚
焼き肉のタレ カレースプーン2~3杯分

作り方

  1. 玄関でただいまと言う
  2. ふしぎなお皿を取り出し、薄切り肉を生のままお皿に載るだけ並べる(油は引かなくていい)
  3. 生肉の上から、焼き肉のタレを一周回しかける
  4. ふしぎなお皿に野菜と豚肉を並べ、焼肉のたれをかけてある写真。青緑色の皿を覆いつくすように、豚肉の薄切りが乗せられている。
  5. ふしぎなお皿を電子レンジに入れ、4分チンする
  6. 電子レンジを待ってる間に、化粧を落とし、服を着替える
  7. 電子レンジからふしぎなお皿を取り出す
  8. ふしぎなお皿に野菜と豚肉と焼肉のたれを乗せて、4分チンした後の写真。汁だくの豚肉が茶色く色づき、今すぐ食べられる状態である。
  9. いただきます

注意事項

豚肉は完全に火が通っていないと、食べてはいけない。 豚肉の一部が赤いままだと感じたら、レンジに戻し、追加で1~2分チンすること。
(牛肉は、多少火が通ってなくとも問題なく食べられる)

補足1:焼肉のたれ

焼き肉のタレは「エバラ黄金の味」を使用しているが、お好きなメーカーのものでok。赤いパッケージの「宮殿」という名のたれも美味で、最近よく使う。

補足2:ついでに野菜も焼きたい場合

手順2で、ふしぎなお皿に野菜を皿に敷き詰め、その上から肉を敷くだけ。
火の通りやすい野菜がおすすめ。青ネギやキャベツやキノコ類が使いやすい。お好きな野菜を何種類でもどうぞ。

ツナマヨトーストを作る

パン好きの方は朝食にどうぞ。

準備するもの

  • 調理具・食器

ふしぎなお皿 1枚
タオル 1枚
電子レンジ 1台
ティースプーン 1本

  • 食材

食パン 1枚
ツナ缶 1缶
マヨネーズ カレースプーン1~2杯分

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生協で販売されている、ツナ缶を横から撮影した写真。銀色のツナ缶が3つ写っている。

↑ ツナ缶。よく「シーチキン」という名で売られている。

作り方

  1. 朝布団から起き、おはようございますと言う
  2. 冷凍庫から冷凍食パン(6枚切り)を1枚取り出し、ふしぎなお皿の上に置く
  3. 電子レンジで3分チンする
  4. パンが焼けるのを待ってる間に、ツナ缶を取り出して缶の蓋を開ける。
  5. ツナ缶にマヨネーズを絞り出し、缶の中でツナとマヨネーズを混ぜる
  6. レンジがチンと鳴ったら、タオルか着替え終えた後のパジャマ等を手に持ち、ふしぎなお皿をレンジから取り出す。お皿は鍋敷きやタオル等の上に置く。
  7. 食パンを裏返し、ツナマヨを好きなだけ塗る
  8. いただきます

補足1

トースターではなくあえてふしぎなお皿を使うのは、トースターはトーストか餅くらいしか焼けず汎用性が低い上に、ただでさえ狭いキッチンを24時間365日占有するから(笑)

どうせお金をかけるなら、電子レンジ+ふしぎなお皿の組合せの方が、汎用性が高く、柔軟にいろいろな料理が作れる。皿は使用後戸棚にしまえるので、キッチンで場所を取ることもない。

補足2:スープをつける

冬の朝など、あたたかいものも一緒に取りたい時に。

  • 追加で用意する調理具・食器

やかんかティファールか給湯器か電気ポット 1つ
コップ 1つ
スプーン 1本

  • 追加で用意する食材

乾燥スープの粉末 1袋
味はコーンスープ・ミネストローネ・オニオンコンソメ・クラムチャウダー、どれでもお好みで。
水 コップ1杯分

作り方は、手順5の後に、やかん等に水を入れて湯を沸かす。
水が温まるのを待つ間に、コップに乾燥スープの粉末を入れ、スプーンを準備する。
湯が沸いたらコップに注ぎ、スプーンで混ぜて粉末を溶かしたら完成。

補足3:ツナマヨ以外のトースト

ツナマヨの代わりに、マーマレード・ジャム・はちみつ・バター等どれか1種類を塗ってもok。

 食パンに適した食材を真上から撮影した写真。右から順に、ピーナッツバター、バター、はちみつ。

↑ 食パンのおとも。1種類乗せるだけでも美味しいが、はちみつとバターを組み合わせても美味。

はちみつは、常温で長期保管できる。はちみつは殺菌作用が強く、風邪やインフルエンザから喉を守ってくれるので、コロナ禍の日々には特におすすめの食材。

マーマレード・ジャムは、オレンジ・イチゴ・ブルーベリー等いろいろな味を楽しめる。ただ、同じ味を毎日食べ続けるとさすがに飽きるので、買うなら小さめの瓶がおすすめ。運悪く飽きてしまったら、市販のヨーグルトと混ぜて食べるか、あたたかい紅茶に砂糖代わりに入れると食べ切れる。

ただ、常温保存はできないが、ピーナッツバターは美味なので、個人的には超おすすめしたい(笑)

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ピザトーストを作る

準備するもの

    • 調理具・食器

ふしぎなお皿 1枚
タオル 1枚
電子レンジ 1台
ティースプーン 1本

    • 食材

食パン 1枚
トマトケチャップ カレースプーン3杯分
チーズ 1つかみ

作り方

  1. 朝布団から起き、おはようございますと言う
  2. 食パン(6枚切り)を1枚取り出し、ふしぎなお皿の上に置く
  3. 食パンにケチャップを好きなだけ塗る(多めが美味しい)ケチャップを塗った生のトーストが、ふしぎなお皿の上に載っている画像
  4. ケチャップの上にチーズを乗せる(多めが美味しい)ケチャップを塗りチーズをのせた生のトーストが、不思議なお皿の上に載っている画像。不思議なお皿の上には、短く切ったアスパラガスやソーセージも載せられている。
  5. 電子レンジで3分チンする
  6. 待ってる間に、寝癖ついてないかチェックし服を着替える
  7. レンジがチンと鳴ったら、タオルか着替え終えた後のパジャマ等を手に持ち、ふしぎなお皿をレンジから取り出す。お皿は鍋敷きやタオル等の上に置く。ケチャップとチーズが載ったトーストが焼き上がった後の画像。トーストはふしぎなお皿に載せられている。
  8. いただきます

ふしぎなお皿でトーストを焼くと、「焼く」というより「しっとりと火が通る」という仕上がりになるので、カリッという食感を求める方にはおすすめしづらい。が、チーズやトーストが持てないくらい熱々の状態で食べられるので、個人的には結構好きな調理法である。

補足1:野菜つき

    • 追加で用意する食材

しめじ 4分の1株

作り方は、手順3の後に、冷蔵庫からしめじを取り出し、きのこの根元の部分を、包丁やハサミで切り落とすか、手でちぎるかして取る。
しめじをパラパラっとトーストに乗せる。
終わったら手順4へ。

ピーマン・きのこ・薄切りのミニトマト等火の通りやすい野菜は、ピザトーストによく合う。何種類か乗せると、よりピザに近づく。意外なところでは冷凍のじゃこやしらすも、不思議と味が合うように感じる。

補足2:アレンジバージョン

ケチャップを抜きチーズのみで作ると、より早く仕上がる。

ハムとチーズのトーストを上から撮影した写真。チーズは溶けており、青ネギが乗せられている。

↑ ハムとチーズと冷凍ねぎのトースト

ハムとチーズの組合せは、美しいだけでなく腹持ちも良い。

ハムエッグ(目玉焼き)を作る

準備するもの

    • 調理具・食器

ふしぎなお皿 1枚
電子レンジ 1台
タオル 1枚
お箸 1膳

    • 食材

生卵 1個
ハム 2枚
塩コショウ ひとつまみかふたつまみ
コショウがなければ塩だけでもいい

作り方

  1. 朝布団から起き、おはようございますと言う
  2. 棚からふしぎなお皿を取り出し、ハムを2枚乗せる
  3. 生卵をハムの上で割る。(黄味が潰れたり、卵がハムからはみ出ても大丈夫)
  4. 割った卵の上から塩コショウを振る
  5. 電子レンジで3分チンする
  6. 待ってる間に、寝癖ついてないかチェックし服を着替える
  7. レンジがチンと鳴ったら、タオルを用意。着替え終えた後のパジャマでもいい
  8. タオルを持った手でふしぎなお皿をレンジから取り出し、食卓の鍋敷きの上に置く
  9. 不思議なお皿から直接食す
  10. いただきます

補足

卵の2個の場合は、レンジで4分チン。
ふしぎなお皿の仕様上、できた直後は卵が半熟で、食べているうちに熱が通り、食べ終わる頃には固ゆでに近くなる。

お皿に余白があれば、切ったトマトやちぎったキャベツなど火の通りやすい柔らかい野菜を乗せておくと、勝手につけ合わせ温野菜になってくれる。おすすめは、薄切りトマトとピザ用チーズ。

生卵は、冷蔵庫で1〜2ヶ月間腐らず保存できる。
数ある食材の中でも卵は、「賞味期限が嘘つきや…」と思うくらい、生なのに日持ちする(笑) 賞味期限が過ぎたら、念のため火を通して食すこと。

豚汁を作る

豚肉多め野菜多めで豚汁を作ると、汁物にも関わらず見事なメイン料理になってくれる。

準備するもの

    • 調理具・食器

鍋 1つ
ホットプレート用の台かコンロ 1台
包丁 1本
まな板 1枚 (あれば)
汁碗 1個

    • 食材

豚肉 3〜4枚 ひき肉でも薄切りでもお好きなものを
人参 長さ2cm分
玉ねぎ 4分の1個
味噌 大さじ2杯くらい
水 400~500ml

作り方

      1. 玄関でただいまと言う
      2. 鍋に水を入れ、火にかける
      3. 水が沸騰するのを待つ間に、人参を包丁で1〜2mmの薄さに切り、切ったらすぐ鍋に入れる。玉ねぎも一口サイズに切り、切ったらすぐ鍋へ投入。
      4. 固い野菜を全て切り終わったら、豚肉を入れ、蓋をする
      5. 3〜4分煮込んでいる間に、メイクを落とすか服を着替える
      6. 野菜に火が通ったら、おたまの中に味噌を入れ、箸で味噌を溶かしながら豚汁と混ぜる
      7. 火を止めて汁碗によそう
      8. いただきます

補足:豚汁は冷蔵庫の掃除役

冷蔵庫で半端に余っている野菜を食べ切るには、カレーと豚汁が最強(笑) 固い野菜は手順2で、柔らかい野菜は手順3で豚肉と一緒に入れてしまえばいい。

大根・じゃがいも・きのこ・トマト・生姜・にんにく等、割と幅広く投入でき、具沢山な方が美味しい。鶏肉・牛肉も、少量足すくらいなら問題なし。ちくわやカニカマなど魚介の練り物を入れても、練り物があたたまり美味しく食べられる。

火を止めた直後より、少し冷めて具に味が染みてからの方が美味しくなるので、夜に作って翌朝食べてもいい。

豚肉からいいダシが出るので、味噌汁と違い昆布等の和風だしを入れる必要がない。

なお、ホットプレートは、キッチンやダイニングの机に常設しておくと、すぐ料理に取り掛かれて便利だと思う。

味噌汁(フリーズドライ)を作る

今度はメインのおかずではなく、一汁三菜の「一汁」。
単なるインスタント食材と思いきや、鍋で具材を煮込んで作る一般的な味噌汁と遜色ない味。
フリーズドライの味噌汁は、スーパーで購入できる。

      • 調理具・食器

電気ポット・ティファール・やかんなど、熱湯を沸かせる道具 1つ
お箸 1膳

      • 食材

フリーズドライの味噌汁 1袋

作り方

      1. 玄関でただいまと言う
      2. 電気ポットがない場合は、ティファール等で湯を沸かす
      3. フリーズドライの味噌汁の袋を破り、汁椀に入れる
      4. 湯が沸いたら、汁椀に150~200mlの熱湯を注ぐ
      5. いただきます

補足

かつおぶし・のり・乾燥わかめ・麩など、味噌汁と合う乾物を汁椀に一つまみ入れておくと、より美味しい。
イチオシは、乾燥わかめ。わかめは水分を吸うとかさが数倍になるので、少量でいい。

かつおぶし・のり・乾燥わかめ・麩は、どれも開封後に常温で1ヶ月以上長期保存可能。一人暮らしに優しい食材である。

フリーズドライの味噌汁は、豆腐・茄子・油揚げ・ねぎ等様々な種類のものが販売されている。イチオシは、茄子。乾燥茄子が味噌汁の汁気を吸い、柔らかく膨らむと美味。
だが男性陣は、腹もちの良い油揚げ味噌汁や豚汁の方が好きそう。

この記事の執筆のきっかけ

ひと月の残業時間が100時間を軽く超える人々が、IT業界には割と普通にいる。

過労死ラインオーバーで健康を崩しやすいのに、平日は食事をまともにとる時間もない。既婚者は家族に作って貰えるが、IT業界は男性が圧倒的に多く、そもそもごはんを作ってくれそうな嫁が見つからない。
独身者だと、とにかく外食・コンビニ飯ばかり。

急に料理って言われても、料理1品作るのに1時間はかかる。
とはいえ、現場エンジニアは大変薄給なので、外食費を削れるものなら削りたい。
(ピラミッド構造の業界なので、腕の立つ現場エンジニアより、上から仕事丸投げしてお金だけ払う人々のほうが、1.2倍〜4倍くらい給料が高い)

こんな方々が身近にゴロゴロいる中で、帰宅後5分で作れてそこそこ健康的な家飯を、本気出して考えたくなった。

「こまったさんのサンドイッチ (おはなしりょうりきょうしつ 7)」(寺村輝夫 著) あらすじと読書感想文

「こまったさんのサンドイッチ」の説明

「こまったさんのサンドイッチ」のあらすじ

※前半部分のみ記載

こまったさんは小さな花屋さんを営んでいます。
明日はお店がおやすみなので、ご主人のヤマさんが「明日山へ行こう」と提案し、こまったさんも大賛成。帽子を買いに行き、お店を2件回ってようやくいい帽子が見つかったので、今度はお弁当の支度をしようと思いましたが、夕飯の時間と被ってしまいます。こまったさんの飼っている九官鳥のムノ君が「ベントウ、サンドイッチガ、イイ」と鳴くので、前夜は食パンとかた茹で卵だけを準備して、眠りに就くことにしました。

翌朝目が覚めると、なんと出発の10分前。ヤマさんはすっかり支度を終えて待っています。慌ててサンドイッチを作ろうとしたこまったさんでしたが、ヤマさんが「ん」の付く不思議な言葉ばかり口走るので、怒ってサンドイッチ作りをやめてしまいました。

こまったさんが急いで身支度をしていると、ヤマさんはもう玄関から出ようとします。慌てて空っぽのナップサックを背負い、買ったばかりの帽子をかぶってこまったさんが玄関のドアを開けると、眩しい太陽と一面の野原が目の前に広がっていました。遠くに山が連なり、山のふもとに緑の森が見えますが、呼べどもヤマさんは見つかりません。こまったさんは森に行ってみることにしました。

森に行く途中、こまったさんは1匹の犬と出会います。犬は「パンをあげるから、連れていってください」と食パンの塊を取り出しました。嬉しくなったこまったさんは犬を一緒に連れていくことにしました。そしてしばらくいくと、今度は1匹の猿と出会います。こまったさんは猿の持っていた細長いフランスパンと引き換えに、猿も一緒に連れていくことにしました。

こまったさんが犬と猿を連れて歩いていると、キジならぬ九官鳥のムノ君が慌てた様子で飛んできました。こまったさんが一緒においでと呼びかけると、ムノ君は「ダメ、ダメ、イクト、タベラレチャウ」と鳴きます。こまったさんには何のことか分からず、そのまま森の中へ進んでしまいました。

森の中を少し行くと、木の枝から不思議な札がぶら下がっていました。1枚目と2枚目をやり過ごしましたが、3枚目の札には「したくは、いつも、そろっている。早く食べたい。いらっしゃい」の文字が。ムノ君が「アイテハ、コマッタサンヲ、タベタインダ」と鳴いた時には時既に遅く、こまったさんはあっという間に青鬼にさらわれてしまいます…。

こまったさんシリーズについて

ストーリーにお料理やレシピがたくさん登場し、主人公の「こまったさん」がいろいろと困りながらも料理を作っていくお話です。

「こまったさんのスパゲティ」「こまったさんのハンバーグ」など、料理の種類ごとに10冊出版されており、「こまったさんのサンドイッチ」は、こまったさんシリーズの第7作目です。1987年2月初版。

「こまったさんのスパゲティ」についてはこちらへ
「こまったさんのカレーライス」についてはこちらへ
「こまったさんのハンバーグ」についてはこちらへ
「こまったさんのオムレツ」についてはこちらへ
「こまったさんのサラダ」についてはこちらへ
「こまったさんのサンドイッチ」についてはこちらへ
「こまったさんのコロッケ」についてはこちらへ

「こまったさんのサンドイッチ」の読書感想文

※ネタばれを含みます。問題ない方のみ続きをお読みください。

こまったさんが誘拐され食べられてしまいそうになるので、こまったさん史上最もスリリングで、ドキドキしました。

桃太郎の鬼退治と「注文の多い料理店」(宮沢賢治 著)とこまったさんを足して3で割ったようなストーリーでしたが、キジ(?)はともかく、犬・猿が助けてくれずに逃げちゃったのは、きび団子をあげずにパンを貰っちゃったからかもしれませんね。
鬼退治のためとはいえ、せっかく美味しそうに出来たフランスパンサンドイッチを食べれない状態にしちゃうのは…勿体なかったです(笑) 鬼夫婦がかぶりつきたくなる気持ちがよく分かるほど、大きくて美味しそうなサンドイッチでした。

「おいしい人間の食べ方」のテレビ番組は、正直見たくありません(笑)が、普段人間に食べられてしまう鶏や豚からすると、こんな気持ちなのかなあ、と思いました。自分の仲間が切られて肉の塊になっているのを見るのは、どんな生き物にとっても、酷なことですものね。食べないと生きられないという人間も他の生き物も、罪な生き物だなと感じました。

「こまったさんのコロッケ (おはなしりょうりきょうしつ 8)」(寺村輝夫 著) あらすじと読書感想文

「こまったさんのコロッケ」の説明

「こまったさんのコロッケ」のあらすじ

※前半部分のみ記載

こまったさんは小さな花屋さんを営んでいます。
ある日、雑誌社のカメラマンがお店の写真を撮らせて下さいと、こまったさんのお店にやってきました。差し出された名刺には、「まつの こうすけ」という名前が書かれています。困りながらもお花を抱えてポーズをとったこまったさんでしたが、まつのさんのフラッシュが光った瞬間、うっかり目をつぶってしまいました。こまったさんが目を開くと、あたりはお店ではなく野原になっており、まつのさんはスポーツシャツを着たクマになっていました。

クマになったまつのさんがホイッスルを吹くと、サッカーのユニフォームを着たフライパンやお鍋やフォークが集まってきました。どうやら人間チームとサッカーの試合をするようです。人間チームには、ヤマさんをはじめ駅前商店街の人が集まっていました。

試合が始まると、ヤマさんがこまったさんの守るゴール目がけてシュートを打ってきました。何とかボールを受け止めたこまったさんでしたが、サッカーボールだと思っていたものはなんと大きすぎるじゃがいもでした。その後次々にシュートが放たれますが、どのサッカーボールもタマネギやたまごなのです。

その試合は運良く雪が降ってきて中止になりましたが、雪だと思ったものはパン粉の雪で、ますます激しく降るのでこまったさん自身が人間コロッケになってしまいそうでした。その姿を見たクマのまつのさんは、またこまったさんに向かってカメラを構えてフラッシュを焚くと、こまったさんは今度は見知らぬ山小屋の台所にいました…。

こまったさんシリーズについて

ストーリーにお料理やレシピがたくさん登場し、主人公の「こまったさん」がいろいろと困りながらも料理を作っていくお話です。

「こまったさんのスパゲティ」や「こまったさんのオムレツ」など、料理の種類ごとに10冊出版されており、「こまったさんのコロッケ」は、こまったさんシリーズの第8作目です。1987年12月初版。

「こまったさんのスパゲティ」についてはこちらへ
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「こまったさんのコロッケ」の読書感想文

※ネタばれを含みます。問題ない方のみ続きをお読みください。

文章にもイラストにもサッカーが出てくるので、サッカー好きの男の子が喜びそうだなと感じました。こまったさんのお店やの屋根や山小屋のカーテンなどに、サッカーボールの五角形のモチーフが描かれていたりして、楽しかったです。

ですが、こまったさんが怒りにまかせてジャガイモを蹴ったり、ムノ君に向かってジャガイモをぶつけようとする場面があるので、初めて読んだ時はいつもの気の弱いこまったさんではない気がして、少し怖かったです。

コロッケの中身は、茹でたじゃがいもかカニクリームの2択くらいしかないと思っていたのですが(笑)、この絵本を読んで、コロッケは意外とバリエーションが豊富な料理なんだな、と気付かされました。
カレー粉入りやヒジキ入り、鶏肉とマッシュルームなどさまざまなバリエーションが付けられることが分かっていれば、たくさん作って何日かに分けて食べることも出来るので、コロッケという手間のかかる揚げ物料理を作る気力も湧いてこようというものです(笑)

年配の方にも出せるあっさり味のコロッケだと嬉しいので、ヒジキと鶏肉あたりを一度試してみたいと思いました。

「こまったさんのカレーライス (おはなしりょうりきょうしつ 2)」(寺村輝夫 著) あらすじと読書感想文

「こまったさんのカレーライス」の説明

「こまったさんのカレーライス」のあらすじ

こまったさんは小さな花屋さんを営んでいます。
今日はお花屋さんが暇だったので、お店はご主人のヤマさんにお任せして、こまったさんは一足早くおうちに帰ってきました。そこへヤマさんから「友達を2人連れて帰るから、ご馳走を作って待っていておくれ」と連絡が入ります。

お客様をもてなすため、こまったさんはハンバーグから麻婆豆腐までいろいろなご馳走を思案してみましたが、献立がなかなか決まりません。仕方なくお買い物に行ってから決めようとすると、こまったさんが飼っている九官鳥のムノ君が「カレー、カレー」と鳴きました。「カレーなんて、そんな簡単なもの作らないわ」と一度ははねつけたこまったさんでしたが、スーパーから戻ってみると、カレーの材料しか買ってきていませんでした(笑)

まずはタマネギのみじん切りから…とこまったさんが取りかかろうとすると、タマネギの細かい粒が目に入って涙が出てしまいます。ムノ君の助言で水中めがねをつけて、改めてタマネギを刻むと、切った端からタマネギがさかなやエビやイカになってしまい、あたりを泳ぎ始めます。気付けばそこは、まるで海の底のようでした。

こまったさんも切るのをやめてさかなたちと一緒にあたりを泳ぎますが、カレーの材料にと捕まえようとした海老にもまぐろにもまんまと逃げられてしまい、イカに至っては真っ黒な墨を顔に容赦なく浴びせられてしまい…。

こまったさんシリーズについて

ストーリーにお料理やレシピがたくさん登場し、主人公の「こまったさん」がいろいろと困りながらも料理を作っていくお話です。

「こまったさんのスパゲティ」「こまったさんのオムレツ」など、料理の種類ごとに10冊出版されています。「こまったさんのカレー」は、こまったさんシリーズの第2作目です。

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「こまったさんのカレーライス」の読書感想文

※ネタばれを含みます。問題ない方のみ続きをお読みください。

ごはんを炊き忘れるというのが、いかにもこまったさんらしいなと思いました(笑) ごはんの炊き忘れは、カレーライスを作る方なら誰もが一度はやらかす失敗の1つですね。

そして、メインで登場するカレーより、イカとトマトのカレーバター炒めが美味しそうだなあと思いました(笑) イカなどの魚介類はあっさりとした淡白な味という印象があるので、自分が炒める際もいつも醤油やバター止まりで、カレーの様な強い調味料は合わせたことがなかったのですが、少しピリ辛のイカは夏の夜のビールのアテにとても良さそうでした。新鮮なイカが手に入った時に、一度試しに作ってみたいと思っています。

「こまったさんのサラダ (おはなしりょうりきょうしつ 5)」(寺村輝夫 著) あらすじと読書感想文

サラダの奥深さが垣間見える本です。

「こまったさんのサラダ」の説明

あらすじ

こまったさんのおうちは小さなお花屋さんを営んでいます。
今日はお花屋さんが大忙しで、夕方近くには殆どお花が売れてしまったので、ご主人のヤマさんはいそいそと遊びに出かけてしまいました。「うちにかえって、おいしいものつくろう」そう言いながらこまったさんが1人でいつもより早めの店仕舞いをしていると、店の中から奇妙な笑い声が聞こえてきます。「きょうのおかずはサラダだけ」そう言いながら姿を現したのは、真っ黒い三角帽子をかぶった魔女でした。

魔女は歌いながらこまったさんのお店の箒で花をつついて回ると、花は次々に野菜や果物へと姿を変えてしまいます。魔女は箒を失くして困っていましたが、こまったさんのお店で無事に見つかったので、箒を頂いて行く代わりにとサラダの材料になる野菜と果物をプレゼントしてくれたのでした。魔女が箒をもう一振りすると、お店の外にかぼちゃの馬車ならぬじゃがいもの馬車が1台停まっていました。

魔女にせき立てられて野菜を馬車に積み込むと、こまったさんの飼っている九官鳥のムノ君も、何故か馬車の天井に止まっています。2人と1羽でじゃがいもの敷き詰められたでこぼこ道を走ると、森の中の小屋へ辿り着きました。小屋の入口にいた雌鶏から、生みたてなのにかたゆでという不思議なたまごを2つ貰い、小屋にあったサラダ油と酢も使って、手作りのマヨネーズを作り始めます…。

歌いながらマヨネーズを作り終えると、こまったさん達は手作りマヨネーズと一緒に馬車の中に戻っていました。今度は馬車の向こうから角を振り立てて怒った牛がやってきます。牛は怒っているようで馬車を避けようともしません。「こまったわ。ぶつかっちゃう」 こまったさんは困りますが、目の前の牛はますます大きくなって…。

こまったさんシリーズについて

ストーリーにお料理やレシピがたくさん登場し、主人公の「こまったさん」がいろいろと困りながらも料理を作っていくお話です。

「こまったさんのスパゲティ」「こまったさんのオムレツ」など、料理の種類ごとに10冊くらい出版されています。「こまったさんのサラダ」は、こまったさんシリーズの第5作目です。

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「こまったさんのサラダ」の読書感想文

※ネタばれを含みます。問題ない方のみ続きをお読みください。

物語の中では夕方5時を過ぎると魔法が解けてしまい、集めた材料も作ったサラダもドレッシングも、全てあとかたもなく消えてしまうのが残念でした。魔女とこまったさんはサラダを手間暇かけて丁寧に作り上げていたので、あれだけきちんと手作りしたものが、一口も食べずに消えてしまうので、ちょっとしょんぼりしています。(食い意地張っててすみません…)

ですが、この本に出てくるサラダを見ていると、「手間暇かけて作ったサラダは、栄養たっぷりの立派なおかずになり得る」という風に、サラダに対するイメージが変わってきました。サラダと言えば、「ダイエット用の低カロリーなおかず」「すぐ作れる手軽な副菜」という印象でしたが、手間をかけようと思うと、こんなにもかけられるものなのか、と感じます。
フレンチドレッシングが家庭の材料で作れてしまうという事実さえ、この本を読んで初めて知りました。

マヨネーズは未だに手作りしようとは思いませんが(笑)、普段10分程度で作っていたサラダを30分程度時間をかけて作ってみよう、という気にはなりました。この本でサラダ作りのコツを教われたので、きっと今までとは一味違う美味しさのサラダが作れるに違いありません。

「こまったさんのハンバーグ (おはなしりょうりきょうしつ 3)」(寺村輝夫 著) あらすじと読書感想文

こまったさんシリーズからもう1冊。今度はハンバーグです。

「こまったさんのハンバーグ」のあらすじ

こまったさんのおうちは小さな花屋さんを営んでいます。

いつもの通り、花屋さんで店番をしていたこまったさんは、真っ白なスーツをきた男性に1枚の地図を渡され、バラとカーネーションの花束をこの場所に届けて欲しいと頼まれます。

ですが、届け先の地図には、あるはずのない道が描かれていました。
こまったさんは不思議に思いながらも、花束を積んで自転車に乗り、地図を見ながら辿ってみると、そこには見たこともない街が広がっており、あるはずのない道が出来ていました。牛のパン屋さんや豚の珈琲屋さんなどが立ち並び、まるで動物の街です。

怖がりつつも届け先の家に着いてみると、先程花屋さんに来た真っ白なスーツの男性は、なんとキツネになってしまっていました。
こまったさんが飼っている九官鳥のムノ君が何故かこの家で出迎えてくれ、奥のキッチンにはコックスーツを着たクマやヤギやリスが、いそいそと働いていました。そしてこまったさんの届けたバラとカーネーションを、動物達はばりばりとちぎり始めてしまいます。

驚くこまったさんをよそに、動物たちは歌いながら、不思議な料理を作り始めます……。

こまったさんシリーズについて

ストーリーにお料理やレシピがたくさん登場し、主人公の「こまったさん」がいろいろと困りながらも料理を作っていくお話です。

「こまったさんのスパゲティ」「こまったさんのオムレツ」など、料理の種類ごとに10冊出版されており、「こまったさんのハンバーグ」は、こまったさんシリーズの第3作目です。

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「こまったさんのハンバーグ」の読書感想文

※ストーリーのネタばれを含みます。問題ない方のみ続きをお読みください。

ちぎられたバラとカーネーションは、最終的にはハンバーグとサラダに化けるんですが、挿絵に載っているこのハンバーグが、綺麗なピンク色をしていておいしそうなんです(笑)
バラとカーネーションのハンバーグなんて、綺麗で夢のあるお話ですね。

こまったさんシリーズはどれも挿絵が秀逸で、作られたごはんがとてもおいしそうに見えます。
色鉛筆(メイン画材)と水彩絵具(サブ画材)で描かれたと思われるような素朴な絵柄ですが、ハンバーグの材料になるひき肉のピンク色が色あざやかでおいしそうで、読んで、イラストを眺めて、また読んで、…と絵と文の両方からこの本を味わっていた記憶があります。
どのページも文章にぴったり合う絵が添えられているので、読んでいる子どもが絵と文とを交互に行き来しても、違和感ありませんでした。

ハンバーグの作り方も、歌やイラストをふんだんに交えながら、可愛らしくも正しい作り方で記載されているように思います。
材料をボウルで混ぜる時も、牛乳と食パンを入れるところから描かれるので、ひき肉の生臭さを食パンに移さないという手順が守られています。生卵と塩コショウまで動物たちが歌う歌に書かれているので、入れ忘れもありません。
ハンバーグの焼き方も、強火で焼き目をつけたあと弱火にしており、折角の肉汁がハンバーグの外に逃げないよう、配慮されています。

この絵本に書かれている作り方を守るだけで、ハンバーグは作れてしまいそうでした。実際、実家の母はこの絵本のレシピを元に、料理を作っていたそうです。

ただ、絵本ではバラとカーネーションが合びき肉の役割を果たしているので、実際に作る時バラとカーネーションの部分だけは、牛豚合びき肉400gに置き換えてあげて下さい。

牛と豚の割合は牛8:豚2が一般的だそうですが、我が家では大抵余っているひき肉を混ぜてしまうので、牛2:豚8になったり、牛6:豚3:鶏1になったりします(笑)
割合はご家庭の味に応じて、で大丈夫だと思います。

「こまったさんのスパゲティ (おはなしりょうりきょうしつ 1) 」(寺村輝夫 著) あらすじと読書感想文

小学校1~4年生向けの本です。特に料理が上手になりたいお母さんに、おすすめします。

「こまったさんのスパゲティ」のあらすじと説明

「こまったさんのスパゲティ」のあらすじ

こまったさんは、駅前で小さなお花屋を営んでいます。

お花屋さんが今日はお休みで、外は雨、ご主人のヤマさんはベットで朝寝を決め込んでしまったので、こまったさんは冷蔵庫にあったひき肉や玉ねぎを使って、ミートソーススパゲティを作ることにしました。

ペットの九官鳥のムノくんと一緒に歌いながらミートソースを作り上げたまでは良かったのですが、お鍋にスパゲティを茹でる水を張ろうとしても、不思議なことに、水がなかなか溜まりません。

ようやく水が張れ、鍋を火にかけ、スパゲティを茹で始めることができたと思ったら、今度は鍋からスパゲッティが見えなくなってしまいます。
お鍋をお箸で丁寧に掻きまわしてみると、今度はお湯が溢れてきてスパゲティの海に流されてしまいました。

そうしてたどり着いたのは、雑誌で見ていたアフリカの地。見つけたレストランに入ると、ゾウもサイもライオンも「やっとコックが来た」「スパゲティはまだか」と騒いでいて……。

こまったさんシリーズについて

こまったさんシリーズは、ストーリーにお料理やレシピがたくさん登場し、主人公の「こまったさん」がいろいろと困りながらも料理を作っていくお話です。

「こまったさんのハンバーグ」や「こまったさんのオムレツ」など、料理の種類ごとに10冊くらい出版されています。「こまったさんのスパゲティ」は、こまったさんシリーズの記念すべき第一作目です。

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「こまったさんのスパゲティ」の読書感想文

※ストーリーのネタばれを含みます。問題ない方のみ続きをお読みください。

短い絵本なのに、スパゲティのレシピが3つも出てきます。
ミートソースはひき肉やタマネギから作る方法がシンプルに書かれていますし、あさりたっぷりのボンゴレスパゲティに、スパゲティ・コン・トンノ(まぐろの缶詰とトマトのスパゲティ)という聞き慣れないスパゲティまで登場します。

大人が読んでも、十分楽しめて活用できる本です。普段料理をされている主婦の方なら、お子さんと一緒にこの絵本を読むだけで、料理のバリエーションが増えると思います。

子供の頃の私は、こまったさんがスパゲティの海に流される場面が特に好きでした。
お鍋を小舟代わりにしてスパゲティの海に浮かび、自分の真横を身の丈よりはるかに長いスパゲティが何本も流れていくのを捕まえるなんて、夢がありますね。

この絵本を読んで育ったのに、残念ながら子供の頃は料理は全く作らず、絵本を眺めて楽しむだけでした。
が、大学に進学したあたりから作り始め、2品目に早くも作れるようになったのが、スパゲティでした。

イタリアンレストランでのアルバイトも経験し、パスタは作るのも食べるのも大好きになって、今では週1回「麺の日」を設けて、ナポリタンやトマトソースのスパゲティを作っては家族に振舞っています。

子どもの頃に読んだ絵本は、不思議とどこかで、現在の自分にリンクしていますね。

栗原はるみさんの電子レンジレシピ本「おいしいね 電子レンジ」

料理初心者料理が苦手な方にこそおすすめしたい料理本。

電子レンジ料理本の説明

料理上手のカリスマ主婦栗原はるみさんが考案した、電子レンジだけで作れるレシピ本。
和食・洋食・中華などの主菜や副菜から、和風・洋風のデザートに至るまで、幅広い電子レンジレシピが掲載されている。殆どのレシピも、1回だけ電子レンジでチンすれば、料理が出来上がるよう工夫が凝らされている。

電子レンジ料理本で料理をしてみた感想

料理初心者の方にこそ、電子レンジ料理がおすすめ

「料理を身につけたい方は、電子レンジのレシピからトライした方がいい」と強く感じる。
電子レンジで作る料理は、火加減や味付けを間違えることが殆どない。材料の分量をレシピ通りにきちんと量って電子レンジに入れれば、料理初心者でもおいしいおかずが確実に作れる。

栗原さんの工夫の甲斐あって、切った材料と混ぜ合わせた調味料をボウルに入れてチンするだけ、というシンプルなレシピがたくさん掲載されているので、料理の味付けや火加減で失敗することの多い方には、特におすすめできる。

一度に作れる料理の品数が増える

ご自宅のコンロの数にもよるが、レンジ1つとコンロ1~2つを併用して料理を作ることができるようになるので、1回の食事で並ぶ料理の品数が1品増える。

ITエンジニアの仕事でよく「手離れが良い」という言葉を使うのだが、電子レンジ料理はまさにそれで、電子レンジに放り込んでしまえば、あとは完全放置でOK。
コンロで作るメインディッシュや汁物に集中して、それらが仕上がった頃に電子レンジ料理を取り出せば、労せずして品数を1品増やすことが出来てしまう。

レンチン料理があまりに手軽なので、ちょこちょこ作るうちに、この本のレシピの半分近くを制覇しつつある(笑)

おすすめレシピ:豚肉と白菜の梅肉蒸し

私が作った中で家族に一番好評だったレシピは、「豚肉と白菜の梅肉蒸し」だった。

ざく切り白菜と薄切りの豚肉を、交互に重ねて耐熱ボウルに入れ、和風だしと酒と醤油に梅1粒を混ぜたタレをかけ、電子レンジで4分チンするだけなのだが、この料理は多めに作っておいても夕食の間に売れてしまい、翌朝まで残ってくれない(笑)

レシピは我が家の味覚に合わせて多少アレンジしているが、和風だしがよく効いた醤油味で、豚肉の分だけ程良くボリュームもあるので、老若男女だれからも好かれる一品のようだ。

※レシピでは梅4粒と書かれていますが、我が家は梅1粒がベストだった。また、仕上げに乗せる白髪ねぎは、私個人が苦手なので省いている。

電子レンジ料理をする上での注意事項

耐熱ボウルもしくは耐熱皿のどちらかが必須

この本に限らず電子レンジレシピはどれもそうだと思うが、耐熱皿もしくは耐熱ボウルが調理に必要。

耐熱皿や耐熱ボウルはガラスでできているが、通常のガラス食器よりも熱膨張しにくく作られており、電子レンジに長い時間かけても、割れたりすることがない。
耐熱でないガラスの深皿を、誤って5分以上レンジにかけてしまったことがあるが、レンジの扉を開けた瞬間に、深皿が真っ二つに割れた。幸い破片が飛び散るようなことはなかったが、大変危険なので、耐熱の器はどうしても必要かと思う。

また、大きめの耐熱皿が1つあると、野菜の下ごしらえがすぐに出来るようになるので便利。
例えば野菜に下拵えは、切った野菜と水大さじ1くらいを耐熱皿に入れ、ラップして数分レンジでチンするだけ。きのこなど火の通りやすいものなら3分くらい、ジャガイモなら7〜8mmくらいの薄めに切って6分くらいで火が通る。

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耐熱ボウルなら、20cmより大きいサイズが便利。
小さいサイズのボウルを買うと、小麦粉・片栗粉などの粉末類がボウルに入り切らず周りに落ちることがあるのと、材料そのものが入りきらない場合がある。
調理皿は「大は小を兼ねる」。近年は一度にたくさん作って保存する作りおきも主流になってきたので、心持ち大きめを選んであげてほしい。

耐熱皿も、直径20~30cmで深さ2~3cmくらいのものが1枚あると使いやすい。耐熱皿は普通のお皿としても使えるので、作ったあとそのまま食卓に乗せて食べる、という食器要らずな生活ができる。

なお、耐熱器具のリンクがiwakiのものなのは、単なる私の趣味である(笑)
iwakiの耐熱器具は厚手で少し重いが、シンプル&ベーシックで、どの家庭でも長く使えるデザインが豊富に揃っている。
私はiwakiの耐熱器具を5〜6皿有しているが、うち2枚は10年以上割れずに使っているので、なかなかに侮れない。

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「男の腕まくり 旨い麺」(ムック) で麺類のレパートリーを増やす

うどん・そば・そうめんなどの、麺類料理レシピのレパートリーをとにかく増やしたい方におすすめ。

「男の腕まくり 旨い麺」を料理してみた感想

意外なおいしさ

意外に(と申しては大変失礼だが…)レシピ通りに作るだけでどれもおいしく仕上がる

たとえば、クルミ入り蕎麦。普通のざるそばと普通のつけ汁を用意し、つけ汁に包丁で細かく砕いたクルミを入れるだけ。
「和風のお蕎麦にクルミ? そんなもの合うの?」「ちょっと手軽すぎない?」「これ本当に美味しいの?」と作る前は半信半疑どころか一信九疑くらいの気持ちだったが、実際に作ってみると、つけ汁にクルミのコクが出て、いつもと一味違ったざるそばになった。くるみのつけ汁は温めても冷たくても美味しく、しかも誰かに指摘されなければクルミだと分からないほど自然な味。腹持ちも良くなり、昼食に蕎麦をより出しやすくなった。

どのレシピもさほど手間のかかる作り方ではないので、作る手順や食材どうしの組合せがよく練られているのだと感じる。(手間暇的には、レシピをその日初めて見ても、材料さえ揃っていれば30分後には出来上がって食べられる感じ。鴨肉など、一般のご家庭にはあまりないかな…、と思う食材も時折登場する)

作る時は「うどんだから、大体こういう味になるだろう」と無意識のうちに先入観があったが、出来上がったうどんは普段のうどんとは一味違う、旨みの強いものばかりになった。

麺料理のレシピのレパートリーが増えた

掲載されている麺類+αのバリエーションがかなり幅広い
温泉卵としゃぶしゃぶ豚のがっつり系から、鶏のわさび風味のさっぱり系、くるみ入り蕎麦などの変化球系まで、素人には思いもつかなかったレシピが多く、綺麗な写真に魅かれて読むだけで麺類の可能性に気付かされる。

レシピに従って1品ずつ作ってマスターしていくと、がっつり系かあっさり系か、和風か洋風かなど、麺類をその日の食材とTPOに応じて作り分けられるようになった。麺をゆがくだけという麺類調理入門レベルから、アレンジ自在の調理中級レベルにレベルアップできた気がする。

細切れ豚&茄子そうめんレシピがおすすめ

この本の中で一番のお気に入りレシピは、「細切れ豚&茄子そうめん」。つけ汁に茄子や豚が入るだけで、そうめんは単に湯がくだけというお手軽さで、熱々でも美味しく冷やして食べても美味だった。
冷やしても美味しいので、忙しい日の前日につけ汁を作って冷やしておけば、翌日はそうめんをゆがくだけで昼食にありつける。豚肉は、もちろん薄切りでもミンチでもok。1ヶ月前に冷凍した豚肉で作っても、普通に美味しかった。

栄養バランスも悪くない上に豚肉が入っている分腹もちも良く、葱やカイワレ大根を散らしても相性が良いなどアレンジもしやすい。成人男性から高齢者まで、老若男女美味しく食べられるレシピだと感じている。

そうめんのレシピだが、季節を問わずあまりによく作ってしまったので、逆に家族からこの料理をリクエストされることも増えてきた。
作りすぎてあまったつけ汁は、切った豆腐に醤油の代わりにかけてもいいし、ほうれん草のお浸しのように茹でた野菜を浸して食べてても結構美味しい。