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「まるごと使える電話英会話ミニフレーズ」

ビジネス・日常会話とも学べる、電話の基本応対フレーズが詰まった本。

「まるごと使える電話英会話ミニフレーズ」の説明

本全体が3部構成になっており、電話応対の基本フレーズ、ビジネスフレーズ、ホテルや予約などの日常会話フレーズの3つを学ぶことができる。それぞれの章は、一文ずつ基本フレーズを学ぶエリアと、会話を聞いてより実践的な使い方を学ぶエリアとに分かれている。

学習の前提となる英語レベルは、TOEIC400~750くらい。TOEICスコアを上げるというよりも、英語を仕事や日常で使う方向けのより実践的な本という位置付け。

付属のCDには、基本フレーズ・会話フレーズを含めたすべての英文が、1~2分ずつ94トラックに分かれて収録されているので、ピンポイントで欲しい部分だけを学ぶことができる。

この書籍から得たフレーズと学び

・I’d like to speak to someone in the personnel Department.
 (人事部の方をお願いします)
・Could you hold on a little longer?
 (もう少々お待ちいただけますか?)
・It’s been a while. 
 (お久しぶりです)
・Can I get back to you later?
 (後ほど折り返しお電話をしてもいいですか)
・Do you have any idea when he’ll be back?
 (いつごろ戻られますか?)
・I’m sorry, but I’m not sure when he’ll be back.
 (申し訳ありませんが、いつ戻るか分かりかねます)

・英語では、電話応対もビジネストークも決まった「型」が多い
 型を身につけるとスムーズに進む
・アメリカ人は電話に慣れている
・固有名称は必ずスペルを聞くのが電話応対の基本
・通じないのは、言葉のせいだけではない
 価値観そのものが理解されない、社会規範が異なる

「まるごと使える電話英会話ミニフレーズ」を使用した感想

分野別に学べるところが特に良かった。私の場合、電話で使われる特別な言い回しや、ビジネスの語彙が不足していたので、基本編とビジネス編のみを集中的に使った。フレーズ自体は平易で聞きとりやすいので、どんどん聞いて覚えてさくっと身につけることができた。

フレーズを一文ずつ録音してくれているところも、覚えやすくて良い。英語に慣れていない方は長文だと聞きとりにくくて苦労されるかと思うが、この本であれば問題ないかと思う。
個人的には、会話部分のトークもお気に入り。ビジネス向けのきっちりしたトーク、恋人同士の甘いシーン、しゃがれ声のクレーム応対など、バリエーション豊富に収録されているので、飽きずに楽しめると思う。やはり語学は、楽しくないと続かないので(笑)

ただちょっと惜しいなと思ったのが、収録されている英語が主にアメリカ向けであること。アメリカ人には通用するが、アジアやヨーロッパの方には通用するのかな、と思えるフレーズがいくつかあった。仕事では、アメリカ人相手に話すことより、アジア人・ヨーロッパ人と話すことの方が圧倒的に多かったので、こうした点は少し注意したいと思う。

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“ポータブルカセットテープレコーダー(TCM-400 C TCC )”SONY

語学学習秘密兵器です。これがないと、正直勉強になりません。

ポータブルカセットテープレコーダーの説明

手のひらサイズで持ち運びのできる、カセットテープ再生機です。録音もでき、2倍速モードでの録音・再生も可能です。

カセットレコーダーのボディに再生スピードを通常より最大30%早めたり、15%遅くしたりできるチューナーがついていますので、語学学習に適しています。音量調節も細やかかつスムーズで、二部屋挟んでも音が聞こえるくらい大音量で再生でき、また、耳元でかろうじて聞き取れるくらいの小さい音量での再生もできます。

電池残量表示ランプがボディについています。電池残量が少なくなると黄色のランプがともり、さらに交換間近になると点滅し始めます。
単三型電池2本で24時間再生だそうですが、1~2ヶ月は電池交換なしで使えます。

ポータブルカセットテープレコーダーを語学学習に使用するメリット

「スマホの時代にテープレコーダーか!」と失笑を買ってしまいそうな気もしますが、私これがないと本当に駄目なんです。

ウォークマンから始まり、ポータブルCDプレイヤー、MD、MP3、ICレコーダー、i-pod、iPad、iPhoneと、今まで数々の高性能電化製品に巡りあい、使ってみては取捨選択を繰り返してきましたが、カセットテープレコーダーの地位は私の予想を遥かに超えて高く、結局この10年間揺らぐことはありませんでした。

何に使うかというと、もっぱら語学学習です。テープレコーダーは音質が良くないので音楽には不向きですが、語学学習にこれほど適した機材はない、と思っています。

一番素晴らしいのが、文字通りボタン1つで再生できる点。
MP3、i-pod、PCのwindows media player、MD、CD、音声ダウンロードのできる携帯など、音を再生できる機材はいろいろありますが、ボタン一つで即再生してくれる機材はカセットテープレコーダーだけなんです。
他の機材は、電源を入れて起動したり、トラック番号を選んだりする必要があり、再生までに5秒10秒とかかってしまいます。しかも最新のものほど小型化されていてボタンが小さいので、押しづらくて。

家事をしていても、入浴中でも、外出先でも、寝る直前の暗闇の中でも、どんな状況でも持ち運べて常にボタンを押せて即再生してくれるのは、カセットテープレコーダーだけでした。

どんな場所でもボタン一つで即再生できるとなると、テレビCMの流れる1分間、皿を洗う5分間が全て勉強時間になります。隙間時間がことごとく使えるんですね。

語学を身につけるには、500~1,000時間外国語をひたすら聞く時間が必要だそうです。
1,000時間ひたすら聞き続けると、英語を聞き英語で考え英語で話すという日本語を解さない思考回路ができ、「何となく意味がわかって即反応できる」という外国語の瞬発力がようやく身につきます。
リスニング時間の確保は、語学を身につける上での至上命題といっても過言ではありません。

私が大学時代にTOEIC820を取得できたのは、自宅にカセットテープレコーダーがあったお陰です。在学中、家中に持ち歩いてはリスニングに励んでいたのですが、お陰で私の頭の中には大学卒業前に英語脳が出来上がりました。

英語圏滞在経験ゼロ・学習費1万円以下でTOEIC820取ったよ、と言うといろいろな方に驚かれますが、カセットテープレコーダーさえあれば誰だってTOEIC700くらいは超えるはず、と密かに思っています。あれだけ聞けば、嫌でも伸びますもの(笑)

ちなみにフランス語脳も欲しいので、今はテープレコーダーの中身をフランス語テープにして、また朝から晩まで聞いています。同じ調子で中国語・韓国語・ドイツ語まで欲張ったら、日本にいながら何ヶ国語も話せるようになるんじゃないでしょうか。ひそかな期待です。でも少なくとも40歳を超えるまでは、この夢は諦めないでおこうと思っています。

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