ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん」シリーズの中で、私が一番好きな本。
キヨサキ氏の「父」と「父さん」に対する愛情と教育への熱意が、本を通して伝わってくる。
「金持ち父さんの子供はみんな天才」の説明
州トップの優れた教育者である実の「父」と、巨大なビジネスを動かすことができお金について教えてくれた「父さん」という、異なるタイプの二人の父親から学んだ作者が、情報化時代において、子供にどんな教育が必要かを述べた本。
「金持ち父さんの子供はみんな天才」を読んで学んだこと
・生きるには、3つの「勝利の方程式」が必要
勉強、仕事、お金
・金持ちになるためには「宿題」が大事
・自分に合った学び方を見つける
読む→やる、もしくは、やる→読む など
コルベインデックスで自分の学び方・成果の出し方を知る
指数関数的学習
自然では分裂して増殖する、分けることで知識が増える、急カーブを描いて知性が増加する
学問的IQが高い人は、往々にして、実社会ではあまり上手くやっていけない
教育は、前向きに取り組む姿勢が大事
一生学び続ける人間であることが大事
・「Frame of Mind(心の構成)」ハワード・ガードナー
言語的才能、数学的才能、空間的才能、身体的才能、内省的才能(EQ)、対人的才能、環境的才能
(私は言語・空間・対人に恵まれていた)
正規の教育を受けたエンジニアは言語的才能と数学的才能の両方に恵まれている
・3つの貯金箱
十分の一税、貯蓄、投資
・新しい時代・新しい世界に必要な教育を受けているか
ルールは変わった
「学校に行って良い成績を取り、仕事を見つけ、その仕事のために自分を訓練し直せ」
・ムーアの法則
情報化時代において、情報の量は18ヶ月ごとに倍増する
変化に後れを取らないためには、18ヶ月ごとに、すべてを学びなおす必要がある
情報化時代には、今知っていることがあっという間に時代遅れになる
いかに早く学び、自らを変え、新しい時代に適応できるかが大事
・情報化時代には
年をとればとるほど、人間としての価値が下がる
仕事を自由に変える「フリーエージェント」が増える
スポーツ選手・映画スター・ミュージシャンがお金をたくさん儲ける
持てるものと持たざる者とのギャップを劇的に広げる経済効果をもたらす
・時代は変わり、今の教育システムは子どものニーズを十分に満たさなくなった
学問的教育(読み書き計算の能力)と職業的教育(生計を立てたいと思う職業に就くための教育)が、従来の教育の柱
今必要なのは、従来の教育の量を増やすことではなく新しい教育の量を増やすこと
ファイナンシャル教育(職業を通じて稼いだお金を経済的な安定に変える)
真の教育は、学校を出た後に始まる
・金持ち父さんと賢い父さん(Rich Dad and Smart Dad)
どちらも素晴らしい教師だった
educationはeducare(引き出す)から派生した言葉
良い教師は、多くを話さず、質問する
人生で行うさまざまな選択には、それに見合った結果がついてくる。結果が気に入らなければ、別の選択肢を生む結果を探すべき
正しい答え/間違った答えがあるわけではない
真の知性とは、何が適切かを知っていること
学問の天才
たくさんの本を読み、素晴らしい文章を書き、人前で見事なスピーチをし、人に教えるのがとても上手かった
・行動は言葉よりも大きな声で話す
良い親になりたかったら、let talk walk
・銀行家は、学校の成績表ではなく、個人の財務諸表を見せろ、と言う
ファイナンシャル・インテリジェンスを知りたがっている
・ファイナンシャル・インテリジェンス(ファイナンシャルIQ)
稼ぐお金の額ではなく、どのくらいのお金を持ち続け、お金がどのくらいきちんと働いているか
年を取るにつれ、自由・幸福・健康・人生の選択肢を手に入れることが出来ていれば、ファイナンシャル・インテリジェンスが増えていると考えていい
自由度の高さで測る
仕事をするかしないか自分で決める自由、誰と仕事をするか選ぶ自由、好きなものを買える自由、大事だと思う目的のために寄付できる自由、時間の自由
・知性とは
より細かい識別ができる能力
従来の学問的テストは、測れる知性の分野が偏っている
・成功とは、「自分自身でいられる自由をもつこと」