TOEICのスコアが100上がった「NHKラジオ英会話 What’s New? 2」(大杉正明 監修)

私のTOEICスコアを1年間で100点upさせた、ラジオ英会話の第2弾。特にリスニングが苦手な方に特におすすめ。

「NHKラジオ英会話 What’s New? 2」の説明

前作「what’s new 1」の続編にあたるが、話題が連続してる訳ではないので、「what’s new 1」を聴いたことがなくても全く問題はない。
中学2~3年で習うくらいの平易な英語で書かれた文章が、1冊に50本載せられており、1トピックが1~2分という短さは見事健在。この短さと集められた話題の楽しさが、このシリーズの一番の魅力だと思う。

今回も面白い話題が取り揃えられており、中でも気に入っているのは”Ramen”(ラーメン)と”the art of noodle slurping”(蕎麦すすりの術)の2つ。

この英文を聴くまで知らなかったのだが、欧米の方は麺類を食べる際、ズルズルと麺をすする習慣がないそう。「食事中は音を立てないこと」という西洋式マナーをきちんと教育されてきたのに、日本に来て蕎麦屋・ラーメン屋入ると、日本人は周りも気にせず音をたてて麺類をすすっているので、外国から来られた方は相当驚くらしい(笑)
しかも、慣れないアメリカ人が急に蕎麦すすりを真似しようとすると、喉に物を詰まらせそうになるのだとか。

“I even practiced at home a few times when no one around!”
(周りに誰もいない時に家で練習までしたのよ!)

と主張するケイさんやら、

“I can slurp like a native.”
(もう僕は日本の方みたいに麺をすすれますよ)

と胸を張るクリスさんを見てると、非常に微笑ましくなってしまう(笑)
I feel it is an excellent experience for you Americans, and for us Japanese!

英語学習のアドバイス

もし英語教材を使われるなら、CDとテキストの両方を入手されることをおすすめしたい。

語学教材全般に言えることだが、空き時間にCDを聞き、時々テキストを読み返すようにすると、英語に馴染むのも早く、聞き間違えたまま覚えることもなくなる。
英語教材で利用しようか迷われているものがあれば、テキストよりもCDを優先的に使ってあげてほしい。その方が、英語が早く簡単に身につくはずので。