月別アーカイブ: 2018年2月

水なしで噛んで飲める 皇漢堂製薬のビタミンE.C.B2 チュアブルタイプ

販売終了したと思っていた皇漢堂製薬のビタミンE.C.B2(チュアブルタイプ)が、パッケージをリニューアルして販売されているのを見つけた。

美味しく毎日食べても飽きがこないため、我が家で「ビタミンCの錠剤」と言えばこの皇漢堂製薬一択。我が家に再び戻ってきてくれて、とても嬉しい。

皇漢堂製薬のビタミンEC「クニヒロ」の外観

皇漢堂製薬のビタミンCタブレットは、ビタミンE・ビタミンC・ビタミンB2を含んでおり、「クニヒロ」という人の名前のような名称がついている。

↑ 皇漢堂ビタミンEC「クニヒロ」のタブレットを撮影した写真。

↑ 皇漢堂ビタミンEC「クニヒロ」のタブレット錠剤

しみ・そばかすなどに効果があり、成人の1日分の目安摂取量6粒を食べると、ビタミンEを300mg、ビタミンCを1000mg摂ることができる。

皇漢堂ビタミンEC「クニヒロ」の箱と瓶を正面から撮影した写真。

↑ 皇漢堂ビタミンEC「クニヒロ」の外観。

皇漢堂ビタミンEC「クニヒロ」のパッケージ裏面を撮影した写真。

↑ 皇漢堂ビタミンEC「クニヒロ」のパッケージ裏面

7歳以上ならお子さまも食べてok。価格は100錠入りで1000円くらい。「コクミン」などのドラッグストアで販売されている。

皇漢堂製薬のビタミンCが手に入る店

ウェルシアのビタミンコーナーに置かれており、1箱1000円弱で購入できる。

ツルハ・ダイコクドラッグ・マツモトキヨシなどのドラッグストアや、コンビニ・スーパーには残念ながら取り扱いがなかった。

amazonでも入手可能だが、送料の分だけお高くなってしまうので、店舗購入の方がおすすめ。

皇漢堂製薬のビタミンE.C.B2を摂るメリット

美味しい

この皇漢堂製薬のビタミン錠を、ラベルのないガラス瓶に入れて会社のデスクに置いていたところ、同僚が食し、ラムネ菓子と間違えたことがあった。錠剤を間近で見せ、2~3粒食べても、同僚は「レモン味のラムネ」だと思い込んでおり、「それ、ビタミンCのサプリですよ」と私が指摘するまで気づかなかった。気づいてからも、ガラス瓶から勝手に錠剤を取り出しては、美味しく食べていた(笑)

皇漢堂製薬のビタミンC錠剤は、そのくらい美味しい。

「ハイレモン」という明治が発売したラムネ↓があり、子どもの頃よく食べたものだが、その「ハイレモン」に味や食感がよく似ている。レモン風味は強すぎず、甘みは感じないので、甘いものが苦手な方でも食べられる。

我が家が他のビタミンCサプリメントに乗り換えられない最大の理由は、皇漢堂ビタミンのこの美味しさだと思う。
皇漢堂ビタミンCがドラッグストアから姿を消した時、他社のビタミン錠剤に乗り換えようとしてタケダのビタミンCやハイシーなど2〜3種類を試したが、他社製品は味が酸っぱすぎて家族が食べきれず、リピート購入に繋がらなかった。

食べやすく、続けやすい

チュアブルタイプで、ラムネ菓子のように歯でガリガリと噛んで食べることができる。ので、水なしで、タブレット単体で食べることができる。

タブレットの味が美味しく主張しすぎない味なので、毎日数粒ずつ食べて続けても、飽きが来ない。美味しくて飽きないので結局毎日食べてしまい、食べ尽くしてしまうとビタミンCサプリがないと物足りず、数日後にはドラッグストアで買って帰ってしまう(笑) こんな感じで我が家は、皇漢堂さんの掌の上で踊らされている。

なお、1日の摂取量の目安は6粒らしいが、ビタミンCとビタミンB2は水溶性で体内に溜めることができないので、取り過ぎても体外に排出されるだけ。なので、好きなだけ食べて差し支えない。味もいいので、ダイエットのお伴としても使えるんじゃないかと思う。

皇漢堂製薬のビタミンCと味が似ている製品

いろいろと試した中では、塩野義さんの「シナール」という製品が、皇漢堂製薬ビタミンCの味に最も近いように感じた。

水なしでそのままガリガリ食べられるのは同じだが、シナールの方が小粒。小さいため食べ応えは皇漢堂に劣るが、酸っぱさはシナールの方がやや強いので、「シナールが好き!」というビタミンC好きも数多くいらっしゃりそう。
錠剤のボトルが大きくたくさん入っている分、シナールの方がお値段も高めで、長持ちする。

皇漢堂製薬のビタミンCが永遠に見つからなかったら、塩野義さんのシナールにお世話になっていただろうと思う。

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参考:パッケージリニューアル前の皇漢堂製薬「クニヒロ」

製品パッケージがリニューアルされる前は、こんな感じ↓だった。
同一製品と思えないほどパッケージ外観が変わってしまっているので、見つけ出すのに1~2年かかったことは、ここで主張しておきたい(笑)

皇漢堂ビタミンEC「クニヒロ」の古いパッケージ(瓶・箱)を正面から撮影した写真。

↑ 皇漢堂ビタミンECクニヒロの旧パッケージ

タブレット錠剤そのものは、今も昔も同じ形をしている。大きさも味も同じで、少なくとも私は区別がつかない。

皇漢堂ビタミンECクニヒロ_古いパッケージ_3

↑ 皇漢堂ビタミンECクニヒロ(旧版)の錠剤

成分表示も、パッケージを見る限り新パッケージ版と旧パッケージ版で大きな差はないようだ。ビタミンC 1000mg、ビタミンE 300mg摂れる点も同じ。

皇漢堂ビタミンECクニヒロ_古いパッケージ_2

皇漢堂ビタミンECクニヒロ_古いパッケージ_2

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Websphere Application Server8.5.5.xとJAVA1.71(JAVA1.8)のバージョンアップにおいて考慮すべき点(メモ)

遅ればせながら、2017年にWebsphere Application Server(略して、WAS)の7.0.0.xxから8.5.5.9へのバージョンアップと、Websphere Application ServerのJAVA1.6からJAVA1.7.1へのバージョンアップの要件定義・計画を行ったので、バージョンアップ実施までに考慮した事柄をメモ。
言葉足らず・説明足らず・考慮不足があると思うので、利用される方はご注意を。

目的

Websphere Application Server(WAS)内部で使われているJAVAのうち、JAVA1.6が2018年04月30日にサポート切れになる。JAVA1.7もしくはJAVA1.8へのバージョンアップが必要なため。

参考:
WAS V7/V8 サポート終了 およびWAS V8.5同梱のJava 6/7のサポート終了について
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=jpn1J1013265

バージョンアップを行うOS・ミドルウェア・ソフトウェアの範囲

WAS → VerUp(WAS8.5.5.x & JAVA 1.71へ)
 + サーバOS → Stay(現OSバージョンのまま)
 + ORACLE → Stay(現JAVAバージョンのまま)
 + 自社開発アプリケーション → Stay(現JAVAバージョンのまま)

WASのJAVAのみバージョンアップを行い、他のミドルウェア・他のアプリのJAVAは更新しない。サーバOSのバージョンアップやサーバの構成変更も実施しない。

WAS リリーススケジュールの確認

WASバージョン リリース日 自社開発アプリの評価 IBMが推奨するか 備考
WAS8.5.5.9 2016/03/18 評価済(JWSLT) 推奨する ★着地バージョンの最有力候補
WAS8.5.5.10 2016/08/15 未評価 推奨する
WAS8.5.5.11 2016/12/23 評価済(JWST) 推奨する
WAS8.5.5.12 2017/07/21 評価済(JST) 推奨する
WAS8.5.5.13 2018/02/05 未評価 推奨する

IBMが推奨するWASバージョンの一覧(英語)
Recommended updates for WebSphere Application Server
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27004980#ver85_0

結論:WAS&JAVAの着地バージョン

JAVA:1.71
WAS:8.5.5.9
自社開発アプリ:2017/12か2018/01の最新モジュール

バージョンアップ検討案

第1案:WAS8.5.5.11かWAS 8.5.5.12へバージョンアップし、JAVA 1.8をインストールしてJAVAの切替を行う

最も理想的な案。だが、WASのJAVA 1.8はWindows Server 2008(windows server 2008 R2を含む)をサポートしておらず、Windows 2008を利用している企業が半数を占める現状では、採択できなかった。

また、WAS 8.5.5.11でGUI画面からインストールすると、デフォルトのJAVAがJAVA1.8になる、という情報↓がある。

Installing Java SDK 8.0 on WAS 8.5.5.x
https://www.ibm.com/developerworks/community/blogs/aimsupport/entry/Installing_Java_SDK_8.0_on_WAS_8.5.5.x?lang=en

インストール時に表示される画面がWAS8.5.5.3インストール時の画面から変わったのであれば、WAS 8.5.5.11 以上を入手した後、社内サーバで動作検証を行った上で、社内のWASインストールマニュアルを変更しなければならない。しかしながら、検証とマニュアル更新を突貫工事で行い、バージョンアップ実作業に間に合わせるのは、少し無理があった。
→後日WAS8.5.5.12を社内検証サーバにインストールしたところ、JAVA7orJAVA8へのバージョンアップを推奨する画面が1枚追加されていただけで、インストール手順は今までとほぼ同じ。インストールされるJAVAも、JAVA6だった。

第2案:WAS 8.5.5.9へバージョンアップし、JAVA 1.71をインストールしてJAVAの切替を行う

WAS 8.5.5.9は、JAVA 1.6・JAVA 1.71・JAVA 1.8の3種類のJAVAが利用可能で、柔軟性が高い。Windows Server 2008・2008 R2・2012・2012 R2 のいずれのOSでも利用OK。
最も現状に即していたため、客先はこの第2案を採択。
(WAS 8.5.5.9は、WASインストール時のデフォルトがJAVA 1.6、オプションでJAVA1.71を利用できる。更に、このバージョンからJAVA1.8もサポートされる)

第3案:WAS 8.5.0.xへバージョンアップし、JAVA 1.70をインストールして、JAVAの切り替えを行う。

JAVA 1.6・JAVA 1.7の2種類しかサポート範囲に含まれないが、バージョンアップするサーバ台数が少なくて済むというメリットがある。
だが、WAS 8.5.0.xにはクリティカルな脆弱性があるそうで、開発チーム・ミドルウェア出荷チームから激しい反発にあい、JAVA1.70は出荷すらして貰えなかった。この案は採択できず。
(JAVA 1.71はWAS 8.5.5.2以降しかサポートされないため、WAS 8.5.0.xはJAVA 1.70しか選択できない)

第4案(補欠):WAS 7.0.0.xxのまま、JAVA 1.70をインストールして、JAVAの切り替えを行う。

計画と準備に手間と時間がかかるWASバージョンアップを行わずに済むので、トータル作業時間が最も少ない案。
但し、WAS7.0とJAVA1.7の組み合わせはIBMのサポート範囲外のため、実装できるかどうかや、正常に動作するかどうかは分かっていない。
社内検証だけでも試してみたかったが、採択できず。

超重要!な注意事項

IBMは、Windows Server 2008 OS × Websphere Application Server JAVA1.8 の組み合わせをサポートしない

JAVA1.8を使うのであれば、Windows Server 2012もしくはWindows Server 2016へのOSバージョンアップが必須。

windows server 2008の延長サポートは2020年1月14日まで提供されるが、WASのJAVA 1.7のサポートは2019年9月30日で切れるので、OSより先にWASが(マルウェアを覚悟しないと)使えなくなってしまう。

JAVA1.7.1の初期バージョンには、致命的な不具合がある

WAS8.5.5の各Fix Packの紹介ページに1行だけ注意書きが付されているが、JAVA1.7.1の初期バージョンには、WASが起動できないという致命的な不具合がある。


Known side effects

WebSphere Application Server 8.5.5 may not start when using Java 7 after upgrading to fix pack 2 or later. See Technote for more details.

<日本語訳>
(本FixPackの)既知の副作用

JAVA7を用いてFix Pack2以上にアップグレードすると、WAS 8.5.5が起動しないことがあります。詳細はテクニカルノートを参照のこと。


この不具合は、JAVAをJAVA7.1.4以上にバージョンアップすると解消する。JAVA7.1.4は、WAS8.5.5.12以上のFixPackと同時に出荷されている。
WASと、そのWASに対応するJAVAは同時に出荷されるが、JAVAだけを切り離して適用しても差し支えない。そのため、WAS8.5.5.2以上のWASに適用するJAVA7は、WASのバージョンに関わらず、JAVA7.1.4以上となる。

本不具合の詳細については、下記のURLより確認できる。

JAVA7を用いてFix Pack2以上にアップグレードすると、WAS 8.5.5が起動しないことがあります(英語)

WebSphere Application Server 8.5.5 may not start when using Java 7 after upgrading to fix pack 2 or later, with APAR PM97140
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21692797


Problem(Abstract)
After upgrading WebSphere to 8.5.5 fix pack 2 or above, if a server is using Java 7 and the optional Java 7 service release is not also updated (as recommended), WebSphere will fail to start.

Symptom
WebSphere fails to start after upgrade and native_stderr.log has the following error message:

JVMJ9VM007E Command-line option unrecognised: -Xcheck:dump
Error: Could not create the Java Virtual Machine.
Error: A fatal exception has occurred. Program will exit.

Cause
APAR PM97140 introduced -Xcheck:dump to the application server arguments which requires a minimum of Java 7 SR4.

Resolving the problem
Upgrade the optional Java 7 to the recommended version to match the WAS upgrade: https://www-304.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27005002

<日本語訳(抜粋)>

障害(概要)
WAS8.5.5 fixPack 2もしくはそれ以上を用いてアップグレードした後、サーバがjava 7 を用いており、かつ、オプションのjava7 サービスリリース(?)を更新していなければ、Websphereが起動に失敗します。

(中略)

原因
(文章前半は訳せない) ..最低でもjava7のSR 4が必要です。

問題の解決
JAVA 7を推奨バージョンまでアップグレードし、WASのアップグレードに合わせて下さい。


windows OSでWAS8.5.5.9とJAVA1.7.1.0.0の組み合わせを社内検証した際、プロファイルが新規作成できず、DmgrとNodeAgentのサービスが両方とも起動に失敗するという、悲惨な目に遭った。
JAVA7.1.4が手元になかったため、手元にある最上位バージョンだったJAVA1.7.1.3.60を上書きインストールすると、どちらのサービスも正常に起動できるようになった。
上記の不具合と直接の関係はないのかもしれないが、初期出荷のJAVA7.1は十分警戒した方がいい。

一度に2種類のJAVA7はインストールできない

JAVA 7.1.0.0がインストールされているWAS 8.5.5.9にJAVA 7.1.3.60をインストールすると、JAVA 7.1.0.0が上書きされてしまった。JAVA6とJAVA7は2つ同時にインストールしておくことができ、managesdk.batで使用するJAVAを切り替えることができるが、JAVA7同士は同時にインストールしておくことができないようだ。

先にインストールしたJAVA 7.1.0.0フォルダをリネームしてから2種類目のJAVA 7.1.3.60をインストールし、2種類のJAVA 7を無理矢理共存させる方法は、採れなくもない。
ただその場合、Installation Managerが先にインストールしたJAVA 7.1.0.0を認識できなくなるのではないかと懸念している。

WAS バージョン検討の詳細

WASバージョン JAVAバージョン 使用可否 考慮事項
8.5.5.11~ JAVA1.71 or JAVA1.8 NG WASがデフォルトで使うJAVAとしてJAVA 1.6もしくはJAVA1.8のどちらかをインストールでき、JAVA1.71をオプションとして選択できる。JAVA1.6が2018/04/30にサポート終了(EOS)することを踏まえると、①JAVA1.8でインストールする、②JAVA1.6でインストールして4月末までにJAVA1.71へバージョンアップする、の二択。但し、JAVA1.8はWindows Server 2008をサポートしない。また、GUIモードでインストールするとデフォルトがJAVA1.8になる。(コマンドラインを用いたインストールであれば、JAVA1.6かJAVA1.8を選択できる)
8.5.5.10 JAVA1.71 or JAVA1.8 NG 自社開発アプリが未検証
8.5.5.9 JAVA1.71 or JAVA1.8 OK
8.5.5.3~8.5.5.8 JAVA1.71 OK
8.5.5.2 JAVA1.71 NG Solaris/ HPでJAVA1.7を利用できないのでNG
8.5.0.x JAVA1.70 NG 自社開発アプリがJAVA1.70をサポートしないのでNG
7.0.0.x JAVA1.6 NG 2018年4月末以降IBMがサポートしないのでNG

WAS8.5.5.11以降
デフォルトがJAVA1.8。
コマンドラインモードでインストールするのであればJAVA1.6を利用でき、JAVA1.7をオプションで選択できる。
本来はJAVA1.8でインストールし、一時的にJAVA1.8→JAVA1.7のバージョンダウンすべきだが、バージョンダウンは未検証なので、現時点では使用不可。

WAS8.5.5.9
デフォルトがJAVA1.6かJAVA1.8。JAVA1.7をオプションで選択でき、WASバージョンアップなしにJAVA1.8を利用できる。
本来はJAVA1.8でインストールし、一時的にJAVA1.8→JAVA1.7のバージョンダウンすべきだが、バージョンダウンは未検証なので、現時点では使用不可。

WAS8.5.5.2以上(実質8.5.5.3↑)
JAVA1.71インストールが可能になる

WAS8.5.0.x
JAVA1.70しかインストールできない

Installing optional Java 7.x on WebSphere Application Server 8.5
https://www.ibm.com/developerworks/community/blogs/aimsupport/entry/installing_optional_java_7_x_on_websphere_application_server_8_5_0_0?lang=en

————————————————–
・Java 7.0 was shipped as an optional feature that can be installed with WAS v8.5.0.0
・Java 7.1 is shipped with WAS v8.5.5.2 (in a full installation) which can be installed as an optional feature on WAS v8.5.5.2 or higher (not available for WAS running on Solaris/ HP)
————————————————-
訳文

・java7.0はオプションの機能として出荷され、WASのバージョン8.5.0.0でインストールできます。
・java 7.1はWASのバージョン8.5.5.2とともに出荷され、WAS8.5.5.2かそれ以降のバージョンで、オプションの機能としてインストールできます。(但し、ソラリスやHPで稼働しているWASには、ご利用頂けません)

(和訳文はブログ管理人が作成)
———————————————-

JAVA1.8はWAS8.5.5.9以上が必要
————————————————–
WAS traditional V8.5でJava 8をサポートするには、少なくとも8.5.5.9またはそれ以降のフィックス・パックが必要であり、
Java 7.1であれば8.5.5.2またはそれ以降のフィックス・パックが必要であり、
Java 7.0であればV8.5.0.0からサポートされています。
————————————————–

WAS8.5.5.11以降は、デフォルトがJAVA6かJAVA1.8でインストールされる
Installing IBM WebSphere SDK Java Technology Edition Version 7.0 or 7.1 using the GUI
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/en/SS7K4U_8.5.5/com.ibm.websphere.installation.nd.doc/ae/tins_installation_jdk7_gui.html

自社開発アプリ側はWAS8.5.5.11で評価、お客様にも案内

8.5.5以降 デフォルトJAVA1.6
8.5.5.2以降 オプションでJAVA1.71インストールok WAS8.5.5.2は一部OSがサポート外
8.5.5.11以降 デフォルトJAVA1.8
 ->WAS8.5.5.3~8.5.5.10がベスト

自社開発側のJAVA1.8対応が済んでる?? -> 済んでたらwindows2012のみJAVA8、windows2008はJAVA7でインストール&稼動
自社開発側のJAVA1.8対応が済んでない -> windows2012・windows2008ともjava7でインストール&稼動

現在、windows2012の自社アプリはJAVA1.7.011で稼働中。WASはJAVA1.6で稼動

WAS8.5.5.2 JAVA7.1とRED HAT LINUX5との組合せがNG
H社はRED HAT LINUX6でセーフ
N社はDBサーバがRED HAT LINUX5だが、APサーバはwindowsOSなのでセーフ

JAVA SDK7.1のインストール

インストール手順書
 インストール + JAVA切替 が必要
 JAVA1.6とJAVA1.7とJAVA1.71はそれぞれ別フォルダにインストールされるため、同時に存在でき、切り替え・切り戻しが可能
 インストール&切替手順は別記事で記載

SDKモジュール
WAS8.5.5.9に付属なし
SDKモジュールをMW出荷担当部署からに送って貰う

Oracleバージョンアップ

Oracle 11.2.0.3以下 -> 11.2.0.4
 具体的な手順書は別記事で記載
 既存環境に上書き適用ができず、実質的に新規インストール+α
 実績少ない
 適用モジュール不明 ★要対応
   >>Oracleパッチ適用の手順は、
   >>(1)現行のOracleインストールフォルダをリネーム
   >>(2)新たにOracle11.2.0.4をインストール
   >>(3)設定ファイルを移行
   >>(4)各インスタンスにアップグレード処理を実行
 HDD空きは、全環境のフルDMP + 10~20GB
 11.2.0.4で新規作成した方が早いかも…?

Oracle 10g->11g、10g->12c、11g->12c
 通常のインストール手順書で代用

全工程WBS作成

Oracle + WAS(7->8.5.5 or 8->8.5.5) + TLS1.2対応 で作成

参考リンク

Installing IBM WebSphere SDK Java Technology Edition Version 7.0 or 7.1 using the GUI
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/en/SS7K4U_8.5.5/com.ibm.websphere.installation.nd.doc/ae/tins_installation_jdk7_gui.html

————————————————–
Starting in version 8.5.5.11, you must install either Java SE 6 or Java SE 8 as the version of Java SE contained in the /java and /java64 directories in WebSphere Application Server and used by default during server and node configuration. Java 8 is the recommended Java SDK because it provides the latest features and security updates. You can continue to use Java SE 6, but no service can be provided after the end of support in April 2018, which could expose your environment to security risks.
————————————————–

Installing IBM WebSphere SDK Java Technology Edition Version 7.0 or 7.1 using response files
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/en/SS7K4U_8.5.5/com.ibm.websphere.installation.nd.doc/ae/tins_installation_jdk7_silent.html

Switching to Java 7.0 SDK in WebSphere Application Server
https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/en/SSWLGF_8.5.0/com.ibm.sr.doc/twsr_java17.html


8.5.5.9: WebSphere Application Server V8.5.5 Fix Pack 9
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24041819

「11ぴきのねこ どろんこ」 (馬場のぼる 著) あらすじと読書感想文

とらねこ大将率いる11匹の猫達と、どろんこ遊びが大好きな恐竜の子のお話です。

「11ぴきのねこ どろんこ」のあらすじ

※ストーリー前半部分のあらすじのみを記載

11匹のねこは、山の中にある山小屋で暮らしています。ある晴れた日、11匹の猫たちがロープや竹の棒など思い思いの道具を手に、獲物を探しに出かけました。今日は、森の奥にある山鳩の巣がお目当てです。

猫たちが森の近くの沼に差し掛かかったとき、「ジャブ、ジャブ」「バッシャーン」と大きな音が聞こえてきました。猫たちが見てみると、首が長く、淡いオレンジ色の身体をした、今まで見たことのないような生き物が、泥の沼でバシャバシャ遊んでいました。どうやら、恐竜の子どものようです。
猫たちが来ると恐竜の子は沼から上がり、身体についた泥をブルンブルンとはね飛ばして、どこかへ行ってしまいました。

その次の日11匹の猫たちは、昨日と同じ恐竜の子が崖の下にいるのを見つけます。猫たちが「ジャブ」と呼びかけても「ウホーン…」と悲しげな声で鳴いているところを見ると、どうやら崖から上がってこれないようです。

ジャブを助けてやろうと11匹の猫たちは一致団結、太いロープを持ってきて、ロープの端に恐竜の子が通れるくらいの輪っかを作り、崖下まで垂らしました。
ジャブが輪っかに身体を通し、11匹の猫全員でロープを引っ張ると、恐竜の子は無事に崖の上まで上がって来、森の奥へと帰ることができました。

それから随分たったある日、11匹の猫たちが住む山小屋に恐竜のジャブが訪ねてきました。暫く見ないうちに身体の大きくなったジャブは、猫たちみんなを背中に乗せてあげると申し出ます。

ジャブの身体の首から尻尾まで11匹の猫たちが一列に並んで乗り、ゆっくりと歩きだしたところまでは良かったのですが、泥遊び大好きなジャブは、そのままの姿で泥沼に浸かってしまいます。ジャブも猫たちも、みんなどろんこになってしまい…

「11ぴきのねこ」シリーズについて

とらねこ大将率いる11匹の猫たちが、さまざまな冒険やチャレンジをするお話。11匹の猫たちは勇敢でわんぱくですが失敗も多く、総じて可愛らしいストーリーが多いです。
現時点で7冊出版されており、発行された本は下記の通り。(下にいくほど新しい本です)

「11ぴきのねこ」
「11ぴきのねことあほうどり」
「11ぴきのねことぶた」
「11ぴきのねこ ふくろのなか」
「11ぴきのねことへんなねこ」
「11ぴきのねこ マラソン大会」
「11ぴきのねこ どろんこ」

「11ぴきのねこ どろんこ」の読書感想文

※ストーリーのネタばれを含みます。問題ない方のみ続きをお読みください。

「11ぴきのねこ どろんこ」は、11匹の猫とどろんこ大好き恐竜ジャブの友情物語です。
ストーリーは全体的にほんわかとしていて、ジャブと11匹の猫が、トラブルや泥遊び等々を通じて、助け合ったり喧嘩したりしながら友情を深めていくストーリーになっています。

11匹のねこや11匹の猫とあほうどりにあるような、抱腹絶倒の完璧なオチはありません。オチを求めてこちらの絵本を買ってしまうと肩すかしを食らってしまうので、その点はご注意下さい。

初めて読んだ時、この「11ぴきのねこ どろんこ」の本の言いたいことがうまく理解できず、ストーリーに大きな山も谷もない、不思議で少し物足りない絵本に思えました。ですが、恐竜ジャブと猫たちの友情のお話なんだと気づいてからは、これはこれでいいお話だと思えるようになりました。

特に、物語の始まりのころ小さな子どもだったジャブは、物語の最後には立派な大人の恐竜になり、子どもまで連れて戻ってきます。でも、ジャブの姿やジャブを取り巻く状況がどんなに変わっても、猫たちとジャブとの間にあるのは飾らない友情だけで、困った時は助け合い、嫌だと思った時はやり返し、みんなでよく遊んで、11匹の猫もジャブも何も変わりません。最後にはみんなにして仲良く泥まみれになって話が終わります(笑)
これはこれで、友との在り方としてはなかなか悪くないな、と最後には感じるようになりました。

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