念願の色彩検定に、ようやく取り組むことができた。
3級はとても易しいので、忙しい方でも取りかかりやすく、気軽に達成感を味わえる。私は3級が楽しかったので、2級に進む自信と意欲を頂くことができた。
色彩検定3級の勉強法
学習期間:2週間
使用テキスト:公式テキスト、色彩検定2級問題集
費用:受験料7000円、テキスト代
市販されている公式テキストを読み込むだけで、十分に合格圏内に入ることができる。
事前に問題を解き慣れたい方は、公式テキストに加え、図書館などで3級の問題集を借りて2~3日解いてみる、といった軽い準備で十分だと思う。
私は色彩検定2級取得を視野に入れていたので、色彩検定2級の問題集を購入して易しい問題を解いてみることで、色彩検定の問題に慣れるようにした。
また、1~3級の過去問すべてを含む問題集「色彩検定過去問題集」も市販されているが、色彩検定3級・2級の取得であれば不要だと思うので、紹介は省略。
色彩検定3級 試験本番
試験時間が短く、問題数が多い
70分の試験時間で、大問が15~16問あり、大問1問あたり5~10問程度の小問が出題された。つまり、1問にかけられる時間が1分未満と非常に短いため、即断・即決・即記入で、次々に問題をこなしていくことが求められる。
逆に言うと、1問~2問分からない設問があっても、十分に挽回できる余地がある。多少解けなくとも気にしないで、次々解き進めるのがおすすめ。
見直しは5-10分ほどしか時間が取れないと思うので、見直したい問題にはチェックを付けておき、チェックを付けた箇所だけ検討するなど、効率良く見直しする方法を事前に考えておくとよい。
試験会場の雰囲気
女性が多め、若い方が多め、だった。約8割程が女性だったと思う。男性の方は、試験問題云々よりこうした雰囲気に呑まれないようご留意を。
色彩検定3級の合格通知と合格証書
まず合格通知のハガキで合否が知らされ、無事合格すると、後ほど合格証書が届いた。
色彩検定3級を取得した感想
楽しかった!
仕事の合間の試験勉強でも、勉強が負担にならず楽しかった。
公式テキストが良くまとまっていて読みやすいからという理由もあるが、「あざやかな色彩を毎日眺めて暮らせる」というそれだけで、私には十分楽しかった。色彩がお好きな方であれば、同じような感想を持たれる方も多いのではないかと思う。
色彩検定に対する適性が分かる
3級はあまりに易しいので、3級は取得せず色彩検定2級からトライされる方も多いのですが、個人的には3級の取得をおすすめしたい。
3級の学習を経験すると、色彩検定に対する自分の適性が分かる。3級の学習を楽しめる方、続けられる方は、2級に進み勉強量が増えても、挫折せず色彩に触れ続けることができるのではないかと感じた。
逆に3級取得を楽しめないのであれば、「色彩を理論的に考える」という適性に乏しいため、仮に1級を取ったとしても、その後「仕事」として色彩を続けるのに苦痛を伴うのではないか、と思う。