気管支喘息とハウスダストアレルギーの治療に適したマスク

ハウスダストアレルギーと気管支喘息の発作を効果的に防いでくれるマスクがようやく見つかり、文字通り毎日持ち歩いては愛用している。が、なぜか、そのマスクはドラッグストアの店頭で見かけたことがない

ウイルス対策マスクのパッケージ外観を、正面から撮影した写真。パッケージは緑色で、「ウイルス対策マスク」「SFC・F95-A」「普通サイズ」とロゴが印刷されてる。

↑ Favorite Mask!

ドラッグストアの店頭に並んでいるマスクは、マスクと肌の隙間から、空気が漏れるタイプのマスクが多いと感じる。ハウスダストアレルギーの体質があり既にアレルギーの症状の出ている方や、気管支の弱い方が、そうしたマスクでハウスダストや花粉の侵入を防ごうとすると、マスクと肌との隙間から異物が口や鼻に入り込んできて、喘息発作が起きてしまう

とはいえ、スーパーや本屋など病院ではない店内に入る時まで、肌に完全密着するSARS対策用N95マスクを着けるのは、さすがに目立って恥ずかしい。

「ハウスダストとダニと花粉は確実に防ぎたいが、普通の形をした市販のマスクで、性能の良いものはないか」

と10種類近くマスクを試し回った結果、こちらのマスクに落ち着いた。

■繰り返し使用できるウイルス対策マスク

行きついたのは、花粉対策マスクではなく、ウイルス対策マスクだった(笑)
調べたところ、花粉とウイルスでは粒子の大きさが大きく異なるそうで、花粉よりもウイルスの方がずっと小さい。空気中のウイルスを高い確率で遮断できるなら、ウイルスより粒子の大きい埃や花粉も、遮断できることになる。

ちなみに、連続使用時間は12時間で、10回繰り返し利用でき(=10回使用してもマスクの遮断率が落ちない)る。普通サイズも小さめサイズもある。

抗ウイルスマスクのおもて面を撮影した写真。

↑抗ウイルスマスク拡大図(表) おもて面は不織布。

抗ウイルスマスクの裏面(拡大図)

↑ 抗ウイルスマスクの裏面(拡大図) うら面は木綿。

・ハウスダストやダニの遮断効果が高い

このウイルス対策マスクを着けたまま10~20分身体を動かすと、花粉用マスクとの違いがはっきりと分かる。

「何か、息苦しい」

微小のウイルスを99.8%遮断するほど高性能のフィルターが、ウイルス対策マスクの布の部分に備わっている。そのため、やってくるウイルスやハウスダストの大半をシャットアウトする代わりに、空気の透過率も低めなのだと思う。

使い始めた当初は、息苦しい=喘息発作が起きた と早とちりし、慌てて安全な場所に逃げたりしていたが、単に一時的に空気が少なくなったことによる息苦しさなので、心拍数やピークフローメータの値を計ると、値が正常の範囲内でキープしていることが分かる。アレルギー症状が起き喘息発作が引き起こされると、心拍数が毎分90超えになるが、マスクを着用している時は、息苦しさを感じても、心拍数が毎分60回前半~70回後半を保っていた。
(ちなみに外出時は、心拍数で安全・危険を便宜的に判断することが多い。外出先で都度ピークフローメーターを計るのが手間なので…。)

このマスクのお陰で、スーパーや百貨店など、生活に必須なのに訪れることの出来なかった、あらゆる場所に入りやすくなった。店内では歩くので、ウイルス対策マスクを着けていると多少息苦しさを感じるが、少し息苦しいくらいで行きたい場所に行けるなら、何の文句もない。
喘息やアレルギーのためブログ管理人が入れなかった場所については、こちらへ

自宅掃除の際も、N95マスクかウイルス対策マスクを着けている。より密着度の高いN95マスクの方が喘息発作を起こす確率は低いが、N95マスクが手元にない時や真夏のむし暑い時は、ウイルス対策マスクで代用している。(真夏にN95マスクをつけると、口元だけがサウナのようになる…)

・終日マスクを着けていられる

不織布2枚と帯電化学繊維1枚と木綿生地という4層構造になっているので、花粉用マスクより分厚く、作りがしっかりしているように感じる。着け心地は花粉用マスクとさほど変わらず、圧迫感はなく、1時間以上着けていても、ゴム紐で耳が痛くなったり、跡がついたりするようなこともない。

ウイルス対策マスクの4層構造フィルタが図つきで説明されている。

↑ パッケージ裏面に掲載されていた図。フィルタの4層構造が分かりやすく説明されている。

肌への密着度を上げて埃シャットアウト効果を高めるべく、マスクの紐を結んで短くして使うことも多いが、それでも耳が痛くなった記憶がない。(耳が痛くなるより先に、息が苦しくなるからかもしれないが…)

マスクの連続使用時間は12時間が限度だそうだが、ハウスダストアレルギーの場合、喘息発作の起きる場所は「室内」か「埃or煙の多い場所」に限られるので、発作の起きそうな場所でだけ使っている。12時間ぶっ通しで使ったことは、残念ながらまだないが、8時間なら支障なく使えた。

抗ウイルスマスク全体が入るようにマスクの上から撮影した写真。えんじ色のカーペットが背景にある。

↑ 抗ウイルスマスク全体像。

・繰り返し使える

汚れや臭いが付かない限りマスクを繰り返し使ってok、という点には驚いた。
実際に着けてみて試しても、本当に繰り返し使え、繰り返し使っても臭いがついたり、へたれたりしなかった。埃を防ぐ機能も落ちていないようで、何度か使った後のマスクを着用して出歩いても、咳込んだり、喘息発作の回数が増えたりすることはなかった。

抗ウイルスマスクのパッケージについている、Repeat10のロゴを拡大した写真。赤と黒の文字で「Repeat 10」とはっきり書かれている。

↑ マスクのパッケージについている「10回繰り返し使用可」のロゴ。

ウイルスを殺すため、3枚のマスクを用意して1日(12時間)使用するごとに48時間陰干しする必要はあるが、帰宅後自室の窓を開けて付けていたマスクを吊るしておけば済む話なので、手間はかからない。

春夏に至ってはウイルスは正直どうでもよく、ハウスダストとダニだけ食い止めて貰えればそれでいいので、外出時だけ着用して1週間に1度だけ干すという横着な使い方をしているが、特に問題なかった。(衛生面ではアウトかもしれないが…)

ちなみに、水や洗剤などで洗う必要はない。というか、洗ってはいけない。

抗ウイルスマスクの製品パッケージ裏面を撮影した写真。

↑ パッケージ裏面。

ウイルス対策マスク1枚で、連続12時間×10回分使えると仮定すると、マスク3枚で計360時間使える計算になるので、実は使い捨てのマスクより圧倒的にお安く、経済的である

ハウスダストアレルギーに効果ありなら、花粉症の方にも効果が高いと思うので、何故このマスクが小売店で売られていないのか、よく分からない。

■マスクの性能(遮断度)をアップさせる

耳にかける紐を固結びして短くすると、マスクと肌との隙間が狭くなり、より密着度が増す。密着度が増すと、マスクを通さずにやってくるハウスダスト・ダニ・花粉・ウイルスの量を減らすことができる。

単純すぎる方法だが、異物を防ぐ効果は不思議と高かった。マスクのフィルター性能より、マスクの密閉度の高さの方が、ハウスダストやダニを防ぐのに関係が深いのかもしれない。ウイルス対策マスクに限らず、市販の花粉防止用マスクや飛沫防止用のサージカルマスクでも、同じ方法を用いることができる。

白いウイルス対策マスクの紐を固結びし、正面から撮影した写真。紐の真ん中に結び目が出来ているのが見える。背景はベージュの石。

↑ マスクの紐を縛った後はこんな感じ。



■抗ウイルスマスクを使用する上での注意事項

・夏は汗やファンデーションで汚れやすい

真夏にも愛用していたが、汗や汗で落ちた化粧がマスクについてしまい、10回使う前にマスクが汚れてしまうことが時々あった。白いマスクなので、汚れが付くと目立つ。また、ファンデーションや日焼け止めも、汗とともに落ちてマスクを汚してしまうことがあった。

夏に利用される際は、汗を軽く拭いてから使用する、冷房の効いた室内と室外では別のマスクを使用するなど、一工夫すると良いと思う。

↑ 商品パッケージは緑色から赤色に変更されたようです。