ドクターマーチン カラーインクの収納・保存方法

ドクターマーチンのカラーインクの本数が増えてきたので、保管方法を再検討した。

  • ドクターマーチンの美しい色合いを常に手軽に楽しめる
  • どの色がどこに入っているかすぐ分かる
  • 持ち運びが楽
  • 10年以上長期保存ができる

の4点を必ず満たしたいと考えた結果、ボタン留めがついた厚手の透明ビニールに、瓶を重ねず保存する方法に落ち着いた。

色とりどりのドクターマーチンのカラーインク20数本を、透明の厚手ビニール袋に収納し、正面から撮影した写真。背景は灰色のカーペット。写真上部に青系のドクターマーチンが収められ、写真下部に赤・ピンク・オレンジのドクターマーチンカラーインクが整然と収納されている。

使用した透明ビニールの袋は、元々は市販の水彩絵具が入っていたものや、カーテンが保管されていたものをはさみで切って加工した。
ビニールは、厚手で、大きさが手ごろで、片手で開閉できるボタンがついていたことが、採用の理由。

カーテンが入っていた方のビニール袋は、袋の下部をはさみで切り取り、底をビニールテープで留めて使用している。カラーインクはガラス瓶入りで重いため、早々に底が抜けるかなと危惧したが、特に問題なかった。

ドクターマーチンは光に弱く、太陽光や蛍光灯の光に長時間晒すと色が退色してしまう。そのため、普段はこの状態で、直射日光や蛍光灯の光が入らない引き出しに保管している。

ドクターマーチンカラーインクのうち、赤系オレンジ系のインクを、透明なビニースケースに入れて保管してある写真。6本のインクは全て直立しており、「ORANGE」「CRIMSON」などと書かれたラベルが貼られている。背景は焦茶色の木机。

↑ カラーインク暖色系セット。

クターマーチンカラーインクの赤系オレンジ系のインクを立てて並べ、透明なビニースケースに入れて保管している様子を撮影した写真。インクのボトルは全て裏面を向いており、透明なガラスボトルを通じて、赤やオレンジなどの色がよく見える。背景は焦茶色の木机。

↑ 暖色系セット(裏面)

カラーインクに限らず、画材は原則として色別に収納。カラーインクよりはるかに本数の多い色鉛筆が、この収納方法で効果を上げていることもあって、ドクターマーチンカラーインクでも色別収納を採用した。
 → 色鉛筆の保管方法の詳細については、こちらの記事へどうぞ

透明ビニール袋に収納したドクターマーチンのカラーインクを撮影した写真。ビニール袋のおもて面と、裏面が写っている。袋のおもて面には、「ROSE MADDER」「CYCLAMEN」などのラベルが貼られ、赤や紫やピンクのインクが収められた瓶が入っている。袋の裏面には、黄色い幅広のテープが貼られている。

ドクターマーチンは瓶がガラス製なので、落下や衝撃にも弱い。瓶同士・画材同士が衝突して割れてしまわないよう、落下や衝撃の少ない場所に保管した方がいい。
また、ドクターマーチンには、プラスチック製の容器に入ったドクターマーチンカリグラフィーというラインナップもある。落下や衝撃のリスクが高い場所で使われるなら、ドクターマーチンカリグラフィーもおすすめできる。
 →ドクターマーチンカリグラフィーの詳細については、こちらへ

時折カラーインクをこの透明ビニール袋ごと取り出して来て、光に透かして眺めるのが、至福の時間(笑) ドクターマーチンカラーインクは、何年眺めて続けても、色鮮やかで透明度も高く、瓶もインクも見飽きることがない。

購入から20年近く経過した古株なインクもあるが、新入りと変わらぬ美しさを保ってくれており、有難い限り。自分の描く絵も、ドクターマーチンインクの変わらぬ美しさと存在感を、見習いたいものだと思う。