ドクターマーチンのカラーインクの本数が増えてきたので、保管方法を再検討した。
- ドクターマーチンの美しい色合いを常に手軽に楽しめる
- どの色がどこに入っているかすぐ分かる
- 持ち運びが楽
- 10年以上長期保存ができる
の4点を必ず満たしたいと考えた結果、ボタン留めがついた厚手の透明ビニールに、瓶を重ねず保存する方法に落ち着いた。
使用した透明ビニールの袋は、元々は市販の水彩絵具が入っていたものや、カーテンが保管されていたものをはさみで切って加工した。
ビニールは、厚手で、大きさが手ごろで、片手で開閉できるボタンがついていたことが、採用の理由。
カーテンが入っていた方のビニール袋は、袋の下部をはさみで切り取り、底をビニールテープで留めて使用している。カラーインクはガラス瓶入りで重いため、早々に底が抜けるかなと危惧したが、特に問題なかった。
ドクターマーチンは光に弱く、太陽光や蛍光灯の光に長時間晒すと色が退色してしまう。そのため、普段はこの状態で、直射日光や蛍光灯の光が入らない引き出しに保管している。
カラーインクに限らず、画材は原則として色別に収納。カラーインクよりはるかに本数の多い色鉛筆が、この収納方法で効果を上げていることもあって、ドクターマーチンカラーインクでも色別収納を採用した。
→ 色鉛筆の保管方法の詳細については、こちらの記事へどうぞ
ドクターマーチンは瓶がガラス製なので、落下や衝撃にも弱い。瓶同士・画材同士が衝突して割れてしまわないよう、落下や衝撃の少ない場所に保管した方がいい。
また、ドクターマーチンには、プラスチック製の容器に入ったドクターマーチンカリグラフィーというラインナップもある。落下や衝撃のリスクが高い場所で使われるなら、ドクターマーチンカリグラフィーもおすすめできる。
→ドクターマーチンカリグラフィーの詳細については、こちらへ
時折カラーインクをこの透明ビニール袋ごと取り出して来て、光に透かして眺めるのが、至福の時間(笑) ドクターマーチンカラーインクは、何年眺めて続けても、色鮮やかで透明度も高く、瓶もインクも見飽きることがない。
購入から20年近く経過した古株なインクもあるが、新入りと変わらぬ美しさを保ってくれており、有難い限り。自分の描く絵も、ドクターマーチンインクの変わらぬ美しさと存在感を、見習いたいものだと思う。