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整理収納の時短:浴室はS字フックで収納する

風呂場の小物はS字フックで吊るし掛けを多用し、赤カビ・黒カビの発生を防いでいる。

S字フックとは

「S」の字の形をした、小型の収納用品。大小さまざまなサイズがあり、素材も金属製やプラスチック製など様々。
全長5~7cmくらいの小さいものだと、2個セット100円くらいで販売されている。百円均一ショップやホームセンター、LOFT、東急ハンズなどで購入できる。(種類の多様さを求めるならホームセンター、安さを求めるなら百均での購入がおすすめ)

白いS字フックと金属製のS字フックを木製の台に置いた画像。白いS字フックには緑色のペットボトル磨きが1つ付いている

S字フックを使用できた場所

浴室やシンクなど水回りを中心に使っているが、玄関などで小物を吊り下げるのにも便利。

場所 吊るした物 オススメ度
浴室 タオルかけ
シャンプー棚
窓枠
洗顔用の泡立てネット 掃除用ブラシ 掃除用スポンジ
脱衣所 タオルかけ 洗顔用バンダナ 歯磨きコップ
台所 シンク

小物置き場
食器洗い用スポンジ 袋に入れた食パン 輪ゴムたくさん
書斎 机の側面
玄関 鞄 紙袋 日よけ帽子 箒
廊下 手すり 鞄 紙袋

洗顔バンダナとS字フックは、鉄板の組合せ。通勤前の急いでいる時もさっとひっかけられるうえ、バンダナが濡れても乾きやすく、収納場所も狭くて済む。バンダナは朝に洗面台で、夜に浴室で使用するので、浴室からも洗面台からも手を伸ばせば届く場所に配置している。

洗顔用のこげ茶色のバンダナを、白いS字フックに掛けて収納している写真。水に濡れることの多いバンダナ。バンダナは乾いている。

↑ 洗顔用バンダナをS字フックに掛けて収納。水に濡れることの多いバンダナもこうしておけば乾きやすい。

浴室前かつ洗面台のそばに、歯磨き用コップも配置。吊るすと自然に水がきれるので、コップの底がぬめぬめしたり、カビが生えたりすることがない。

歯磨き用の白いコップを白いS字フックに吊って保管。

↑ 歯磨き用コップ。

台所で使用している白いS字フック2つが白い床に置かれている。S字フックにはそれぞれ、大量の輪ゴムとアクリルたわしが掛けられている。

↑ 台所で使用しているS字フック。アクリルたわし(右)とたくさんの輪ゴム(左)を吊るしている。

S字フックを使うと僅かな隙間に小物を収納できるようになるので、台所のような物の多い場所でも、狭いスペースにたくさん収納できるようになり、収納力がアップする。
床より高い位置に収納できるので、急いでいる時も手にとりやすい。食器洗い用のスポンジやアクリルたわしのように水気を含みやすい素材も、手近なS字フックに吊るすだけで、水気を切ることができる。
 → 「アクリルたわしって何?」という方は、こちらへ

S字フックを使用した感想

浴室の掃除でよく悩まされるのが、ぬめりカビ(黒カビ・赤カビ)。お風呂場で使う小物にもお掃除道具にも、例外なくぬめりとカビはやってくる。

これらは多湿あたたかな温度栄養分(人の皮脂や石鹸カスなど)という条件が揃うと発生してしまうので、少しでも発生を抑えるべく、風呂場用品は「吊るして収納」を心掛けている。

物を吊るすと、水気は下に落ち、棚に置くより風通しが良くなるので、カビが生えにくくなる。その分、家事も時短になる。

S字フックを使用する前からマグネットフックを利用していたが、マグネットフックはひっかける部分が金属でできているため、浴室など湿度の高いところで使うことができなかった。そのため、S字フックで代用することを思いついたのがきっかけ。
 → マグネットフックについては、こちらへ

シャンプーボトルを洗うツールをS字フックに吊るした画像。背景は水滴のたくさん付いたアイボリー色のタイル
↑ シャンプーボトルを洗うツールをS字フックに吊るしたところ

小物が増えたり物の置き場所を変えたくなった際、S字フックだと場所を変えたり増やしたりすることが簡単に出来る。お風呂場のラックを移動させたり買い増したりするより、圧倒的に早くて楽で安価なので、「小物はS字フック」をおすすめしたい。

S字フックを使用する上での注意点

ホームセンターの店内に蛍光ピンクや蛍光黄色や蛍光水色など派手な色のS字フックが多数吊られている
↑ 店先。カラフルなS字フックがたくさん売られていた。

ステンレス・鉄は避ける

お風呂場は家で一番湿度が高いので、うっかり金属製品を持ち込むと、カビより先にびてしまう。(私も一度やらかしてしまい、浴室の白いタイルが鉄錆てつさびで赤茶色になってしまった…)

ステンレスは錆びにくい性質を持つらしいが、念の為、お風呂場で使うものはプラスチック製品白い膜で覆われたものをお選び頂く方がいいと思う。

掛けるものの大きさに応じて、フックを選ぶ

通勤鞄や百貨店の紙袋などの大きいものは、全長15cmくらいのS字フックの方が取り外しやすく、安定感もあって使いやすかった。
逆に洗顔ネットや歯磨きコップやベルトなどの小物は、全長10cm未満のS字フックの方が、場所を取らず便利だった。

電源コンセントから伸びている電源ケーブルを、軽く束ねてS字フックで吊るしている写真。

↑ 電源ケーブルを吊るすなら、小さいS字フックの方が便利。

小物の色は揃える

物を吊るして保管する場合、手の届くところ(=目線に近いところ)に吊るしやすいので、部屋の雰囲気に合わない色の小物をたくさん置くと、ごちゃごちゃしてしまい落ち着かない。

特に浴室はリビングより狭いので、風呂場用品の色は浴室の壁の色と合わせるなど、室内をすっきり見せる工夫が必要ではないかと思う。

S字フックも白・黒・黄・赤と何色か使ったが、どの部屋でも浮かない白色が最も使いやすかった。

浴室など湿気の多い場所以外で使う際は、S字フックにマスキングテープを巻いてしまえば、色を揃えることができる。だが、たくさんのS字フックをマスキングテープでシワなく上手に巻くのは少し手間がかかるので、S字フック入手時に色を揃えておく方が楽。
 → 「マスキングテープって何?」という方は、こちら

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色鉛筆の保管・収納方法 (自宅保管する場合と持ち運ぶ場合)

色鉛筆が増え100本を軽く越えたので、収納方法を検討した。

色鉛筆を自宅保管する場合の収納方法

キャンバスに向かいながら「どの色を置こうか」とあれこれ思案し試行錯誤することが多いので、すべての色が一度に見渡せ、微妙な色あいを思案しやすいよう、青系・緑系・赤系の色別に保管する方法に落ち着いた。

灰色のカーペットの床に、赤と青の和紙で作られたペン立てが置かれている写真。ペン立てには、普通の色鉛筆・油性色鉛筆・水彩色鉛筆が混ざった状態で立て置きで収納されている。
↑ 自宅の色鉛筆置き場。

この保管方法では、芯の硬さ・軟らかさメーカーごとの色の差は無視している。色鉛筆ユーザなら誰もが通る道であるMITSUBISHI色鉛筆から、恐ろしく芯の柔らかい色鉛筆やクーピーペンシルまで、見事にごちゃ混ぜ。芯の硬さやメーカーや色鉛筆の種類は、それなりの頻度で色鉛筆を使うならある程度まで感覚で覚えてしまえるので、この方法で意外と問題なかった。

水彩色鉛筆と普通の色鉛筆も、区別せず。当初は「混ぜて保管するとさすがに混乱するんじゃないか」と考え別々に保管していたが、欲しい色が見つからず結局両方の保管場所を探しに行くことがあまりに多かったので、こちらの方法のほうが性に合っていた。

保管方法を工夫しても覚えきれなかったのは、「2色を混色した時に生まれる色」だった。色鉛筆のまま線を掛けあわせたり、芯を削って混ぜて塗ったりと、混色の仕方にもいろいろあるが、バリエーションが多すぎるのでどうしても覚えきれなかった。混色表を作ってみた時期もあったが、やはり数が多すぎて、途中で投げ出した。こればかりは、経験と直感に頼るしかなさそうだ。

灰色カーペットの床に、赤と青の和紙で作られたペン立てに普通の色鉛筆・油性色鉛筆・水彩色鉛筆が混ざった状態で立てて収納されている
↑ お気に入りの色鉛筆ほどよく使われて短くなるので、見失わないよう低いペン立てが付いていると便利。

写真のペン立ては祖母が牛乳パックで手作りしたものなので、近所のバザー以外では売られていない。持つべきものは手先の器用なおばあちゃん、と陰ながら感謝。

形の似たものを少し探してみたが、全く同じ形のペン立ては、インターネット上には売られていなかった..。市販品で、上記と大きさ&高さが似ているものは、2~3あった↓

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色鉛筆収納の用途でペン立て(ペンシルスタンド)を探されるなら、収納本数を考慮されるといい。本格的な色鉛筆画は100本近く色鉛筆を使うので、ペン立て1つでは収まらない場合も多い。ご自身が何本くらい色鉛筆を使うか、何本くらい収納したいかによって、適したペン立ても変わってくる。

参考:アイブロウライナーは画材扱い

化粧する時眉を描くのに使うアイブロウライナーや目元を描くのに用いるアイライナー(ペンシルタイプ)は、芯の柔らかい色鉛筆と質感が似ており、個人的にはお気に入りの「画材」。使わなくなったアイブロウライナーは、緑系色鉛筆と一緒に保管している↓

アイブロウライナーを色鉛筆の入った鉛筆立てに立て置きで保管している写真。
↑ 透明なキャップのついているものが、アイブロウライナー

力を入れずに濃く太くやわらかな線が描けるので、主にクロッキーをたくさん描きたい時に使用している。最近ではSeriaなどの百円均一ショップでアイブロウライナーを安く手に入れることができるようになり、有難い限り。

油性色鉛筆について

油性色鉛筆は、油絵で使用するオイルで芯を溶かすことのできる色鉛筆。質の良い油性色鉛筆で色を塗った箇所を、油絵で使用するテレピンオイルで軽く湿らせたティッシュで撫でると、あざやかな色のグラデーションが生まれる。

気になる方は、お気に入りの色の油性色鉛筆1-2本と、油絵のオイルを準備して是非一度試してみて欲しい。私は初めて試した時、「これほど手軽に美しいグラデーションが作れる方法があるのか」と感動した(笑)

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色鉛筆を持ち運ぶ場合の収納方法

色鉛筆を持ち運ぶ際は、革製のペンシルホルダーを愛用している。

ダーウェントの革製で茶色いペンシルホルダーに鉛筆や色鉛筆やカッターナイフや練り消しゴムが収納されている写真。

芯を尖らせた鉛筆・色鉛筆約30本をひと目で見渡せ、芯を折ることなく自転車で持ち運べるので重宝している。布製・プラスチック製のペンケースに入れて持ち運ぶと、絵画教室までの移動中に2~3本芯が折れて困っていたので、鉛筆&色鉛筆好きとしてはこのペンシルホルダーが手放せそうにない。
制作によく使う練り消しゴムやカッターも、合わせて収納している。

ダーウェントのペンシルホルダーに色鉛筆をたくさん収納されている写真。

ただ、鉛筆を10本未満しか使わない鉛筆画と違い、色鉛筆画は1枚の絵で数十本使うので、30本入りペンシルホルダーでは色鉛筆が入り切らないことも多くなってきた。ペンシルホルダーを1つ買い増したがまだ入り切らないので、3つめの購入を検討中。
 → 革製ペンシルホルダーの詳細については、こちら

主婦歴が長い方にこの革製ペンシルホルダーをお見せしたところ、2~3週間後に、布と厚紙とミシンでご自分で手作りされた、布製ペンシルホルダーをお披露目頂いたことがある(笑)
中央の色鉛筆を留めるバンドの部分さえゴム製にすれば色鉛筆は固定されるはずなので、裁縫上手な方であれば、さくっと作れてしまうらしい。身の回りに裁縫上手がいらっしゃる幸運な方は、材料費を出すことを条件に、製作をお願いしてみてもいいかもしれない。

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マグネットフックで収納力を高める

調理道具等をマグネットフックで吊るして収納すると、水気が自然に切れる上、急いでいる時でも手に取りやすい。

磁石つきの白いマグネットフックが4つ並んでおり、それぞれに金属製のおたまと金属製の計量カップと赤い柄の計量スプーンが掛けられている。背景は台所のコンロ付近の白いつややかな壁
↑ コンロに配置したマグネットフック。コンロの左上部に計4つ配置

マグネットフックの説明

マグネットフックは、フックの裏面に磁石が付いているフック。
磁石があるので鉄製・金属製の壁に簡単に取り付けることができ、お好みの場所で物を吊るして収納することができる。

白プラスチックと金属でできた円形の磁石つきフック(マグネットフック)が3つ大理石風の白っぽい台の上に置かれている。2つは正面を向いており、残り1つは裏返してあり磁石が見えている

マグネットフックの大きさや、何kgの重さのものまで吊るすことができるか(耐荷重)は、製品ごとに異なる。例えば、レックのマグネットフック↑は、重さ1kgまで吊るすことができる。
フックに吊るせる重さが重いほど、お値段もお高い。

マグネットフックを使えた場所

場所 吊るした物
台所 冷蔵庫 コンロ 棚 おたま フライ返し 計量カップ 計量スプーン 輪ゴム 袋入り食パン
玄関 自転車置場の扉 折り畳み傘(数本) 靴べら 日よけ帽子(サンバイザー) 手袋 自転車の鍵
書斎 パソコン机の柱(4本) 電化製品の電源コードとLANケーブル
(ケーブルが床に付かないよう巻いたコードを吊るす)
職場 デスクと脇机 通勤鞄・折り畳み傘

小物の多い台所と物を置くスペースの狭い勤務先が、特に便利だった。職場には、ロッカーや机など金属製の小物が溢れているので、マグネットフックが利用しやすい。台所は戸棚が多いので、金属製の柱や壁を有した戸棚が大抵1つはある。

黒い男性用折り畳み傘を、白っぽいマグネットフックに吊るし、白い扉に貼り付けて保管している写真。

↑ 折り畳み傘はマグネットフックに吊るして玄関先に保管。急いでいる時手に取りやすい。

マグネットフックを購入した場所

東急ハンズの店先にならんだ、さまざまな種類のマグネットフックを撮影した写真。プラスチックのパッケージに覆われた白くて丸いマグネットフックが吊り下げられており、そばに値札がついている。

↑ 店先にさまざまな種類のマグネットフックが並んでいた。

マグネットフックは、ホームセンター・百円均一ショップ・LOFT・東急ハンズ等で売られている。

色やデザインを問わないのであれば、百円均一ショップが最も安上がり。我が家でも黄色いプラスチック製の百均製品を使っているが、百均のものでも意外と壊れない(失礼)

色やデザインが良く耐荷重1kgまでの強いフックは、LOFTや東急ハンズなどで売られている。4つで400~500円。
ロフト好きの筆者は、マグネットフックを主にロフトで買い揃えた。

マグネットフックを使用した感想

生活雑貨を柔軟に配置できる

空間が許す限りいくつでも取り付けることができ、配置も非常に自由
そのため、必要なところに必要な数だけ配置でき、生活雑貨の整理が簡単になった。
手に取りやすいところに配置するのも簡単なので、家事の時短にもつながる。

掃除が楽になる

S字フックやマグネットフックで吊して収納できるスペースを増やすと、物を床や机に放置することが少なくなる。
床に物がないので、ルンバやダイソンなどの掃除機をかけるのが楽になった。
当然のことながら、拭き掃除にも同じことが言える。

耐荷重は1~2kgで十分

3kgを超える重いものを吊るせるマグネットフックも販売されているが、1つで500~1000円超と少々お高い。ご自宅で利用されるのであれば、1~2kgくらいまでが吊るせれば十分。
マグネットフックを使い始めて早10年になるが、「3kg用を買っておけば良かった..」と後悔したことが、今まで一度もない(笑)

マグネットフックはどれも小さいので、1つのフックに吊るせる量は多くない。
耐荷重3kgを超えるマグネットフックを1つ買うより、耐荷重1~2kgまでのフックを2つ買い、場所を分けて吊るした方が、家事の効率がいいと思う。

マグネットフックの使用上の注意点

浴室に取り付けられない

浴室や脱衣所など慢性的に水気の多い場所は、金属製の棚や柱が少なく、マグネットフックを吊り下げることのできる場所が殆どない。

代わりに、浴室や脱衣所はS字フックを利用している。S字フックも自由に配置場所を変えることができ、収納に場所を取らないので助かっている。(ただ、マグネットフックと比べると、S字フックは耐荷重の面で性能は落ちるように思う。1kgを超えるものが吊り下げにくい)
 → 「S字フックって何?」という方は、こちらへ

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透明ガラス瓶に食材をストック

食品の入っていた透明なガラス瓶を洗って取っておくと、時間の無いときに重宝する。
蓋を開けずとも中身が分かり、維持費は殆どかからず、タッパーと違ってキッチンや食卓にどれだけ放置しても見栄えが良い、というところがいい(笑)

金色の金属の蓋がついた透明なガラスの空瓶が3つ机の上に並んでいる画像。元々はジャムやトマトソースが入っていた瓶

透明ガラス瓶の使い方

使い方は至ってシンプルで、

  1. 食材の入っていた透明ガラス瓶を洗剤で洗って乾かしておく
  2. 好きな食材を、お気に入りの透明ガラス瓶に入れて保管する

だけ。ガラス瓶での保管に適した食材は、

  • 乾物(かつおぶし・わかめ・昆布・マカロニ・マロニーなど)
  • 自家製の作りおき食材(自家製ドレッシングや自家製ふりかけなど)
  • 持ち運びしたい市販食材(勤務先でインスタントコーヒーやドライフルーツを保管)

など。

黒いプラスチックの蓋のガラス瓶2つと、ベージュのプラスチックの蓋のガラス瓶1つを机に並べた画像。黒い蓋のガラス瓶にはかつおぶしとマロニーが入っている。ベージュの蓋のガラス瓶には乾燥したマカロニが入っている

瓶の大きさや形状は問わない。お気に入りの瓶なら何でもok。小さいお子さんがいるなど、ガラス瓶を使用しづらい方は、プラスチック容器でも特に問題ない。

ガラス瓶はseriaなどの百円均一ショップやamazon↓でスタイリッシュなものが販売されているが、わざわざ買わずとも、自宅の瓶を洗った方が圧倒的に早くて楽(笑)

透明ガラス瓶を多用した感想

臭いや汚れやキズが少なく、清潔

食材を保存する際プラスチック製のタッパーを使われる方は多いが、プラスチック製品との一番の違いは、何度使っても容器がへたらず、におい・くすみ・汚れ・キズがつきにくいこと。

使い古しのタッパーにおかずを入れて食卓に出すと、手間暇かけてちゃんと作ったおかず&ちゃんと洗った清潔な容器にも関わらず、おかずが貧相に見え、清潔感がどうも感じられない。

食べる際にタッパーからお皿に移し替えたりと、食事の準備に余計なひと手間も発生するのも、家事の時短を目指す者としては耐えがたかった。

「それなら、透明なガラスの容器に食材をそのまま詰める方が、家事の時短に繋がるんじゃないか」と余ったガラス瓶にあれこれ詰めてみたのが、ガラス瓶を多用するきっかけになった。

イノダ珈琲の透明なガラス瓶2つを机に並べた画像。右のガラス瓶はインスタントコーヒーが詰められており「INODA CAFE オリジナルブレンド」と書かれた赤いラベルが貼られている。左のガラス瓶は乾燥マカロニがたっぷり詰められており、蓋に「マカロニ」と書かれた手書きのラベルが貼られている
↑ 右は購入した製品。左は同じ容器洗って別の食材を詰めた後

同じ形の容器がたくさん揃う

定期的に購入する食材であれば、ガラス瓶も蓋も同じ形のものが複数揃うので、見栄えがよく、収納も楽。特に蓋の色や高さが揃うと、食材の保管や掃除が楽な上に、スタイリッシュに見える(笑)

壊れても、補充が簡単

ガラス瓶であれば、同じ食材を購入すれば自動的に同じガラス瓶がまた自宅にやってくるので、瓶の補充を意識する必要がない。また、タッパーより瓶の方が丈夫なので、使い古すと変形して蓋が閉まらなくなるようなこともない。

お気に入りの容器を長く使える

ガラス容器はプラスチック容器よりへたりにくい(耐久性がある)ので、結果的にお気に入りを長く使える。
気分が上がるだけでなく、保存容器も調理器具の一つなので、使い慣れたものを使う方が、家事の時短に繋がる。

時間が無い時は捨てられる

食材が入っていたガラス瓶は、元々購入した食材のついでにやってきたものなので、「とにかく時間が無い!」という時は、惜しまず何も考えず捨てることにしている。

お金をかけて選んだ食器やタッパーなどは少々捨てにくいが、食材についてきた空瓶なら躊躇なく処分できるので、こうした面でも忙しい日の時短に繋がっている。

透明ガラス瓶と一緒に使うと便利なもの

小さいガラス瓶を使われる際は、柄の短いスプーンがあると、瓶の中にスプーンを入れて蓋が出来るので便利&かわいい。
スプーンを入れたままガラス瓶の蓋を閉めて収納するには、柄の長さがいかに短いかがポイントなので、全長10cm以下のスプーンがおすすめ。

手前は、柄の短い木製スプーン2本とピンク色のプラスチックのアイスクリームスプーンが淡い黄色の布を敷いた机に並べられている。奥は、透明なガラス瓶にインスタントコーヒーの粉末と木製のティースプーンが入っており、瓶の蓋は開いている。

木製のミニスプーンは、RollMaduという雑貨店で1本300~400円くらいで購入。天然木のものを選んだので、小さいのに意外とお高かった。木製のミニサイズスプーンは雑貨店でも取り扱いが少ないが、ティースプーンやベビースプーンという名前で探すと見つかりやすい。

ピンク色のプラスチック製ミニスプーンは、サーティワンアイスをカップで購入した際についてきたもの。よく目立つ色といい、ちいさめのサイズ感といい、ガラス瓶にぴったりすぎたので、何回も何回も洗ってはまた使ってしまっている(笑)

最近百円均一ショップ「Seria」でも、ミニスプーン↓が売られているのを見つけた。軽くて可愛らしく、なかなか良さそうなお品だった。

Seriaで販売されていた10cm以下のミニスプーンを正面から撮影した写真。ミニスプーンのパッケージには「Petit Spoon」と製品名がついている。画面左に柄の長いスプーンやフォークも映り込んでいる。

↑ 向かって右が、全長9cmのミニスプーン

台所に洗濯ばさみを常備する

事務仕事でクリップを利用するように、台所仕事で洗濯ばさみを利用すると、意外と便利。

洗濯ばさみ@台所の使い方

  1. 円均一ショップなどで購入した何の変哲も無い洗濯ばさみを、台所のシンクや冷蔵庫のそばなど家事をしながら手を伸ばせばすぐ取れるところに、20つくらい置いておく。
  2. 封を開けた食材を、洗濯ばさみで口を閉じる
    なるべく袋の空気を抜いた状態で挟めるとベター

サランラップやアルミホイルが置かれている金属製のラックの前面に、黄色・白色・茶色の新品の洗濯ばさみ(キッチンクリップ)がたくさん吊られている画像

↑ 我が家の洗濯ばさみ。定位置は冷蔵庫のラップ置き場の前

洗濯ばさみを使うメリット

食材が空気に触れにくい

手間なく食材を長く保存する方法について、洗濯ばさみで袋の口を挟むのが最も簡単、という結論になりました。

きのこなど袋入りの食材で余ったものは、袋の口を結んだり別の容器に詰め替えたりせずに、洗濯ばさみで袋の口を挟んで冷蔵庫にしまいます。

袋の口を手で結んだり、輪ゴムで縛ったり、別の容器に移し替えたり、他の方法もあれこれ試してみたのですが、1~2秒でできないと忙しいときに出来なくなってしまうので、結局洗濯ばさみに落ち着きました。
野菜だけでなく、うどんやパスタなど袋入りの食材であれば、この方法を利用できます。

右側は「とろけるミックスチーズ」見えているオレンジ色のビニール袋の口を黄色い洗濯ばさみで留めてある画像。左側は、さつま揚げが1枚だけ入っている茶色のビニール袋をを茶色い洗濯ばさみで留めてある画像。

↑ 袋の口を小さめに切り、くるくるっと巻いた状態で洗濯ばさみで留める。

封を開けた状態で仕舞うと、小バエが入り込んだり、食材が乾燥してしまったりしますが、この方法であれば手間なく仕舞える。

収納が楽

パンなど軽くて大きいものは、袋に入れたまま洗濯ばさみで挟んでしまえば、S字フックに吊るして収納が出来るようになります。
吊るせると収納場所にさほど困らなくなるので、食材を買いすぎた際にも、置き場所に困ることが少なくなりました。

布巾も洗濯ばさみで挟んで吊るしてしまえば、乾くのが早くなり衛生的な上に、楽です。

洗濯ばさみを使用する上での注意点

清潔第一で

当然と言えば当然ですが、口に入れる食品を挟むものですので、新品の洗濯ばさみを食材専用に使う方が良いです。
私は台所で使った洗濯ばさみを、洗濯用に払い下げています。

青色・水色の洗濯ばさみは避ける

色彩の世界では有名な話なのですが、青色・水色・青紫などの寒色系の色を食べ物の周りに置くと、食べ物が美味しく見えないと言われています。(マクドナルドなど外食チェーン店の看板が、軒並み赤・橙・黄を中心とした暖色系であることを思い出して頂ければ、理解しやすいのではないかと思います)
なので、洗濯ばさみも青色・水色のものは避けてあげて下さい。

台所は小物でぐちゃぐちゃしてしていることが多いので、派手ではない色で台所の壁紙や食卓と似た色を選ぶと、コーディネートが楽になります。